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【2022年3月】雑誌とかを読んだよ!な話

 駆け足で3月編。はじめましてな雑誌が多い月でした。このシリーズはマガジンにまとめてみたよ!


BOMB【4月号】

P.1-18   ①与田祐希
    (撮影:根本好伸 文:松井俊夫)
P.19-28 ①金川紗耶
    (撮影:岡本武志 文:松井俊夫)

【概要】
 与田祐希は新曲『Actually...』や加入したての5期生について。プライベートの過ごし方などが聞くことができる。金川紗耶は成人に合わせて、二十歳になって挑戦したい仕事や、華の2001年組『価値あるもの』への思いが綴られている。

【雑感】
 あれやこれやのゴタゴタが起きてしまっていた後に発売されたものなので、与田ちゃんがアルノちゃんと何気ない会話を交わしていた事実が新鮮に感じられました。強要するわけではないのですが、与田ちゃんは誰に対してもフラットな姿勢で接している印象なので、5期生に対しても自然体でいてほしいところです。

 あとは休日はスローライフを満喫しているようで安心しました。「たまに体を動かして……」がジムのことを指しているのか床板の張替えのことを指しているのかは分かりません。

 堀内健による魔のツッコミ講座でトラウマを植え付けられたかと思いきや、バラエティでツッコミに挑戦したいと明かした金川紗耶さん、鬼メンタル。ラジオの企画が難しすぎて全然できなかったと語っていますが、そんなやんすけに「追い込まれて頑張るやんちゃんは素敵だ!」とムチを打ち、再び難しい企画をぶつける らじらー!もまた、鬼です。


EX大衆【4月号】

P.72-73 ②佐藤璃果×矢久保美緒(連載)
P.74-80 ①掛橋沙耶香
    (撮影:佐藤祐一 文:大貫真之介)
P81-83 ③樋口日奈×和田まあや
    (撮影:自撮り 文:大貫真之介)
P84-85 ②柴田柚菜
    (撮影:関純一 文:大貫真之介)

【概要】
 連載「乃木坂の星」では、乃木坂46時間TVの振り返りやアンダーライブの意気込みが綴られている。掛橋沙耶香は乃木坂スター誕生やギターの話。和田まあや×樋口日奈の対談では、星野みなみの卒業や、それに伴う残された1期生への思い。こちらも46時間TVの裏話などが聞ける。柴田柚菜は初選抜を果たした時の周りのリアクションや、新曲や“歌”に対するパフォーマンスの話。最後には今後の選抜についての思いも。

【雑感】
 46時間TVの久保ちゃんの電視台は、そこにいたる意思から実際の演奏はもちろん、終わったあとのメンバーたちの温もりも含めてグループの色を表していたと感じていたので、「乃木坂の星」でそこに触れられていたのがよかったです。矢久保がサンエトを憧れ?のユニットに挙げてたのも嬉しいですね。

 掛橋パートはグラビアがめちゃよい!ドレッシーな姿も似合うんでしょうが、この生活感のある掛橋はツボに刺さりまくりです。インタビュー最後には「いま乃木坂46で活動できていることが幸せだなと思っています。」の一言。メンバーから一番聞きたい台詞かもしれません。

 まあやとちまの対談で印象的だったのが、10年間の活動を通しての変化を聞かれた際に、まあやが「変わらないことの方が多いかな」と答えていたこと。それは主に人となりや、メンバー間の関係性を指しているのでしょうが、多感な時期を激動の日々とともに過ごしていながら、この答えを出せることが乃木坂46を象徴しているな、と感じました。

 最後には ちまが年齢という絶対の変化に言及していましたが、24歳といえば白石まいやんちゃんが2nd写真集『パスポート』を発売したり、橋本の奈々未さんが卒業した年齢。そう考えるととても不思議な気持ちになります。毎年メンバーの誕生日には溢れ落ちるほどの祝福の言葉が目に入るのに、いつまでも初期の年齢イメージが抜け切らないのは、アイドルあるあるなのでしょうか。

 柚菜ちゃんのパートで気になったのは、本筋からは逸れてしまうのですが、文中に「隣にいるせーらは~」という一文があったこと。ここを「聖来」ではなく「せーら」と表記していたことに「おぉ!」となりました。雑誌としての正解は「聖来」かもしれませんが、メンバーの言葉としての正解はきっと「せーら」でしょうから。

 以前ツイートもしたのですが『乃木坂派』の巻末インタビューで、中元日芽香さんの笑い方が「エヘヘ」と文字起こしされていたのを見て感心したんですよ。こういった細かいニュアンスまで伝えてくれることで、文字以上のものを受け取れる気がします。ちなみにどちらも大貫さんのお仕事。


B.L.T. graduation 2022 高校卒業

P.4-21,110 ①岩本蓮花
     (撮影:藤本和典 文:大久保和則)

【概要】
 この春、高校を卒業した岩本蓮加が、理想の学生生活や在学中に出会った親友について語る。グループの中での自分の変化や、この先の活動に向けての思いも綴られている。

【雑感】
 今年のgradation、乃木坂46からは1人かー…、と少し落胆していたのが正直なところですが、そんな考えは蓮加ちゃんの素晴らしいグラビアを見て吹き飛んでいきました。10ページ右下と17ページが特に好きです。

 インタビューパートでは、蓮加ちゃんが高校で出会った親友の人間性や尊敬できるところをページの半分くらいを使い語りに語っているのですが、単独表紙を飾った雑誌で、ファンの目には触れない親友について「この子いい子なんです!」って熱を持って話せる蓮加ちゃんもいい子なんです。

 過去には同期の3期生を「同じクラスの同級生みたい」と表現していた蓮加ちゃんですが、もう一つのクラスでも素敵な関係を築いていたようで嬉しいです。お花を持ってきてくれたのはこの親友なんですかね。改めて高校卒業、おめでとう!

これから、自分の思い通りになることももしかしたらあるかもしれないし、ならないことももちろんあると思います。でも、そこで変にあがくんじゃなくて、いつでもその時の自分がやるべきことをやっていれば、あとは時間が未来の運命を教えてくれるはず。ずっと前から、そんな風に考えているんです。

B.L.T. graduation 2022 高校卒業

 人生2周目?


TV LIFE 首都圏版 3|19▸4|1

P.100-101 ①岩本蓮花
      (撮影:干川修 文:橋本吾郎)

【概要】
 主演映画『世の中にたえて桜のなかりせば』公開に合わせて、出演が決まったときの心境や、撮影の裏側。物語のテーマでもある「終活」についての話を聞くことができる。

【雑感】
 インタビュー内で「(撮影中)置いていかれるような寂しさはありませんでした。」と語られているように、舞台挨拶やウェブインタビューを読んで、三宅伸行監督や主演をともにした宝田明さんを含め温かい現場だったんだな、という思いがこみ上げてきました。

 鑑賞のきっかけは蓮加ちゃんでしたが、純粋に観て良かったと思えた作品です。映画を観たあとはFirmarksというアプリで記録を付けているのですが、この作品には星3.6をつけました(3以上はおもしろく、3.6以上はもう一度見たいくらい好きな映画という個人的基準)。ちなみに『ムカデ人間2』が星1.8なのでダブルスコアです。


GIRLS STREAM【No.5】

P.2-19 ③早川聖来(撮影:前康輔 文:森野広明)

【概要】
 本号のテーマである「休日」の過ごし方を軸に、あまり語られてこなかった趣味や嗜好が綴られている。また、2021年を振り返り、叶えてきた目標やこれから叶えたい目標。さらに加入する5期生に対する心境も。

【雑感】
 まず表紙がいい。前半は聖来ちゃんのプライベートの過ごし方が軸となっていたので、これはまったり系インタビューやな!と思っていたのですが、後半はお仕事や自己肯定の話なども聞けて読み応え抜群でした。

──ペットを飼うとしたら、犬がいいですか?

ワンちゃんがいいです!必要とされたいんです(笑) 猫ちゃんは自由きままだから、追いかける感じになっちゃうので、私はそれよりももっと必要とされたいなって。

GIRLS STREAM No.5

 これも何気ない質問ですが、聖来ちゃんの性格を表していておもしろかったです。他にもレギュラー『INNOVATION WORLD』前に抜かりなく下準備をするというエピソードもあり、聖来ちゃんの仕事への気構えに感服する話も。

 5期生加入に対する聖来ちゃんのスタンスの取り方はめちゃくちゃに響きました。

覚えることも多いし、絶対に大変だと思うので、そういった部分を気にかけてあげられる人になりたいなと思います。そもそもみんな何も知らない状態で入ってくるので、ふわっと言われても、よくわからないことがたくさんあるんです。日本人特有の「空気で察せよ」みたいな感じで、具体的に「それはこういうことだよ」と伝えない雰囲気があったりするので、そこは具体的にしっかり教えてあげたいなって。必要な苦労はした方がいいと思うんですけど、無駄な苦労はあんまりしてほしくないんです。

GIRLS STREAM No.5

 曖昧なルールや、活動していく中で “当たり前” になっていることが伝言ゲームのように少しずつズレていき、気づいた時にはボタンのかけ違いが生じている、なんてことは往々にしてあることだと思うので、そこに意識を持っていける先輩がいるのは心強いです。自分が教えることで後輩の「無駄な苦労」を省けるという直截的な物言いも好き。


TV GUIDE Alpha EPISODE AAA

P.80-85 ①生田絵梨花
    (撮影:土山大輔 文:大久保和則)
P86-91 ①鈴木絢音×岩本蓮花
    (撮影:ティム・ギャロ 文:大久保和則)

【概要】
 “Affection=愛情” をテーマに、新曲や5期生、二人がお互いに抱いている愛情などを語っている。

【雑感】
 普段は買わない雑誌だと、B4サイズでけぇ!ティム・ギャロ!ドアップでも絢音ちゃんも蓮加ちゃんも美人さん!ティム・ギャロ!と新鮮な感覚を味わえていいですね。

 今回のトピックである愛情について、絢音ちゃんの回答が印象的でした。

──加入してからは、グループに対する愛情の形に変化も?
 
鈴木「私は、中身や形は変わらずに、そのまま大きくなった、強くなったという感じです」

TV GUIDE Alpha Vol.53

 活動9年目にして、先輩からは「同志」とも呼ばれる2期生たちですが、今でも絢音ちゃんは方々で先輩へのリスペクトを口にしています。だからこそ、加入当時の愛情が地続きになっているこの回答は納得です。

 これからの変化について聞かれた際の蓮加ちゃんの答えは先輩の風格をまとっていました。

温かくはありたいけど、決して緩くはなりたくないですからね。乃木坂は伸び伸びと活動できるグループですが、大人数のグループでもあるので、まとまりも大事。だから、入ってすぐに乃木坂の色に馴染むのは誰でも難しいことだけど、私たちがしっかり迎え入れて、安心して活動できる状況を作りたいです。

TV GUIDE Alpha Vol.53

 3期生が加入から6年を迎える、というセンテンスはよく目にしますが、先輩になってからも早4年目ですもんね。どうしても1・2期生と3・4期生という括りで見てしまいがいですが、こういった言葉からも彼女たちが立派な先輩になっているんだと実感させられます。


アップトゥボーイ【5月号】

P.2-21   ④秋元真夏(撮影:魵澤和之)
P.22-31 ③樋口日奈(撮影:熊谷貫)
P.32-41 ③和田まあや(撮影:前康輔)

【概要】
 秋元真夏は10周年を迎えたグループの今と、これまでの活動を通して自分の立場の変化などが語られている。樋口日奈は精神面での変化や写真集発売の話題、自身の卒業に対する思いなど。和田まあやは昨年の1期生ライブや3月末に開催を控えたアンダーライブへの意気込みを聞くことができる。

【雑感】
 真夏さんはキャプテン就任時の自分の見せ方について改めて言葉を認めています。個人的に彼女は自分を見せるところと、一歩引いて周りを立てるところの見極め、バランス感覚が優れていると思うのですが、その裏でファンのことまで思いを馳せているのが真夏さんらしいな、と感じました。その上で、グループのことを考えて、時に黒子に徹するスタンスを取ることに「迷いはなかった」と言えるのはカッコイイです。

 ちま、今は卒業するつもりサラサラないってよ!やったぜ!というわけで、再三語られているように『教場Ⅱ』の経験が彼女にとって本当に大きな出来事だったと再確認できました。記事内で2回「(周りのメンバーを)サポートする」という言葉が出てくるのですが、そこに込められた意思が違って聞こえてくるのが彼女の変化を表しているように思えました。以前のがむしゃらなちまと、最近のがむしゃらなちま、どちらも見る人を笑顔にするのは変わりありませんが、その背景が違って見えるのと近い感覚かもしれません。

 鬼才 松村沙友理監督・和田まあや主演のインド風映画がついに円盤化されるということで、ワクワクが止まりません。帝劇女優を世界イチ雑に扱ったあの感動映画が6月に帰ってきます。アンダラに関してはライブを見た後にインタビューを読んだので、後出しジャンケンな気もするのですが、アンダラには“特別な魂”がある、その魂をもっと燃やしたいと語っていたのは見事体現できていたのではないかと感じました。最終日のまあや、アンダラの歴史に名を残すくらいのハイライトを生み出していましたからね。


TV LIFE 首都圏版 4|2▸4|15

P.103 ①樋口日奈(撮影:中村功 文:橋本吾郎)
P.104-105 ②筒井あやめ×早川聖来
      (撮影:田中和子 文:橋本吾郎)

【概要】
 樋口日奈は出演ドラマ『暁鐘 警視庁強行犯係 樋口顕』と、乃木坂工事中のバレンタイン企画について。筒井あやめと早川聖来のインタビューでは、5期生のお見立て会を見て感じたことや、4期生のお見立て会を振り返る内容となっている。

【雑感】
 ちまパートはドラマを見逃してしまったのが悔やまれます。乃木坂46のMVに出演していそうでしていない内藤剛志さん、調べてみたら66歳なんですね。お若い。ちまはまたお会いすることがあったら是非ミカンの差し入れを。

 4期生お見立て会て「ちゃんと笑顔ができていたのが清宮レイちゃんぐらいだった」と回顧したあやめちゃんですが、あの子は規格外なのでノーカンです。必ずしも出来上がった子がいい、というわけではないのがアイドルコンテンツのいいところ。今度は数年後にお酒でも飲みながら自分たちのお見立て会を見ながらワーキャーするイベントを開催してほしいです。


BUBKA【5月号】

P.3-18   ②田村真佑
     (撮影:YOROKOBI 文:犬飼華)
P.19-26 ①林瑠奈
     (撮影:青山裕企 文:山本大樹)

【概要】
 田村真佑は楽曲のパフォーマンスにどう感情を乗せるか。『僕は僕を好きになる』の話題から転じて自己肯定の話。選抜への赤裸々な思いも。林瑠奈は東京ドーム公演の『きっかけ』や乃木坂スター誕生を通して「歌」を軸にインタビューが展開され、新曲の『届かなくたって…』にも採用さらているラップについても語られている。

【雑感】
 真佑ちゃんのインタビューを読んでいて一番に思ったことが、田村真佑すげーっ!という小並感でした。授業で先生に指されるのが苦手、という緊張しいあるあるは凄く共感できたのですが、加入してからのメンタルと発想のシフトチェンジが異常。環境が人を変えるという話はよく聞きますが、ここまでか!と思わされました。

 その他にも、理想の自分は60%実現できていて残りの40%は可能性の余白だと言っていたり、選抜に対する外連味のない考えを口にして、前に立つメンバーを頑張る活力だと表現したり、読んでいて笑っちゃうくらい気持ちのいい回答が聞けました。

私の目標は、自分がいるだけでみんなが明るくなれる人になることなので。

BUBKA 2022年 5月号

 単なる言葉の綾かもしれませんが「笑顔にする」ではなく「明るくなれる」ってところが個人的にいいな、と思いました。このインタビューを読んでハッピーな気持ちというか、前向きな気分というか、とにかく明るくなった感覚です。“みんな”という高めなハードルも彼女なら飛び越えてくれそうです。

 林は加入当初から高水準の歌声を聞かせてくれていましたが、そこに自分なりの音を足してパフォーマンスを上げようと試みたり、苦手だと言っていたダンスも着実に成長していると裏の努力も合わせて口にしているのがとてもよいです。

 まだまだ自信はないと言っていますが、ラップを嗜む者としてボースティングしまくる姿もいつの日か。ただ早押しクイズのボタンを押す悠理ちゃんの手元とか、マジックを披露する林の腕にアイスとかがあったらちょっと嫌なので、ブリンブリンは程々にしてほしいですね。


週刊プレイボーイ【No.15】

P.28 ①岩本蓮加(撮影:鈴木大喜)
P.29 ①清宮レイ(撮影:鈴木大喜)

【概要】
 岩本蓮加は学業との両立の難しさ、清宮レイはグループの活動と学校との立ち振舞いの違いを語っている。高校を卒業したあとの目標も。

【雑感】
 レイちゃんのインタビュー欠乏症の症状が出始めてしまったので、急ピッチで処方箋を買いに走りました。内容は充実していたとは言い難いですが、応急処置は間に合ったようです。

 制服バチコリ似合う組がこの春めでたく卒業を迎えたわけですが、B.L.T. SUMMER CANDY は今年も清宮レイちゃんのグラビアを期待していますからね!


2022年3月のいっちゃんいいやつ

 インタビューはガルストの聖来ちゃん。2ヶ月連続の選出です。グラビアはマガジンジャック3週目の絢音ちゃん。あくまでインタビューのあれこれをまとめてるので記載はしていませんが、気になるグラビアがあれば漫画雑誌もちょこちょこ手に取っています。3月編おわり!ティム・ギャロ!

2022年4月25日
エメリンゴ

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