財産を守る
歯科医師と歯科衛生士の方が来校して歯磨き指導をしてくださった。
子どもたちは、染色剤で歯を染めて、磨き残しを中心に歯磨きをしてみる。
「先生!ぼくたちのどちらが綺麗に磨けていますか?!」とお医者さんに嬉々として歯を見せに行く子どもたちも。
指導後、医師の方からいろいろお話を伺った。
・アメリカのある保険会社の試算では、すべての歯が揃った健康な口は少なくとも2,500万円の価値がある。だから、口の健康は文字通りの資産的価値がある。
・「磨いている」のと「磨けている」のとは違う。
・子どもの時から歯の大切さとケアの方法を知っておくことが大事。昔に比べて予防に関心が置かれるようになりつつある。
・ヨーロッパ、特に北欧では、親が子どもの歯の健康をとても大事にする。
・親による仕上げ磨きは、小6までやるとよい。ただし、高学年になるにつれて自分でやりたがる。週一回でも染色剤で歯を染めて磨き残しを仕上げ磨きしてやるとよい。
・そこまではちょっと…というならそれでもよい。決めるのはその人次第。
・(歯科衛生士さんの話)わたしは、もともと歯が強くて虫歯ができない。だから、この仕事についてなければ、口の健康の大切さに気づかず、歯周病になっていたと思う。
いろいろと勉強になった。自分は残念ながら虫歯体質だが、今からでもやれることはやろうと思った。
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