僕の左手と君の右手

『僕の左手と君の右手』

無我夢中で駆け出した僕の左手には

冷えきった君の右手



夜を抜けて

日溜まりの中へと



冬を抜けて

春の香りの中へと



少しずつ

解けていく


少しずつ

近付いている


これからは

ふたり一緒に・・

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