2023/9/30　第29節　🆚SC相模原（Ａ）

メンバー

【メンバー交代】
68分
前田　→　山脇
74分
長谷川　→　本村
前川　→　中山
（平山 CF →ST、中山 → CF）
82分
永野　→　若谷
岡田　→　高
（中山 CF → RSH、野瀬 RSH → LSH、高 → CF ）

前節からメンバーの入れ替えは1名
OUT　平原
IN　中山

スタッツ

基本スタッツ

枠内シュート数は同じで、その他の数値も大きな差はないのでほぼ互角の展開だった。
結局のところは、今回もチャンスをモノにできたかどうかが勝負を分けた。

ゴール期待値

見事な形で先制点をあげたが、その後は低調な伸び方となっており畳み掛けることができなかった。
対してさがみはは同点ゴールから勢いづいて一気に逆転まで持っていき、さらに攻め続けている。
終盤はメンタルの影響もあり、北九州としては難しい展開となってしまった。

パスソナー・パスネットワーク

CHの二人を中心にボールをまわすことができたが、肝心のアタッキングサードに入ってからは効果的に動かすことができていなかった。
得点シーンの崩しは見事だったが、相手3バックを攻略するためにはもうひと工夫必要だったのではないだろうか。

試合の流れ

『勝利だけを、俺たちがついてる！』。ホームゴール裏の横断幕にそう掲げられ、19位・相模原と最下位に沈む北九州の“裏天王山”が行われた。
前半、相模原は思いどおりの攻撃ができず。先制点が大事になる一戦だったが、スコアレスで迎えた後半、相模原は開始早々の47分に失点。ボールを持った左サイドハーフの岡田 優希が前進してくると、中央の平山 駿を経由して逆の野瀬 龍世にシュートを突き刺された。
しかし64分、國廣 周平のロングフィードが牧山 晃政につながり、折り返しを途中出場の安藤 翼がねじ込んで同点とする。これで息を吹き返すと、74分にカウンターから安藤が右足ダイレクトでドライブシュートを沈め、逆転に成功。２－１で相模原が勝負を制した。
［ 文：舞野 隼大 ］　　※Jリーグ公式より

良かった点

見事な先制点

岡田が仕掛ける素振りを見せながら時間を作り、平行サポートに来た平山へパス。慌ててシュートを打たずにキープし、右から走ってきた野瀬へ渡すとそのままシュート。素晴らしいコンビネーションで先制点をあげた。
これまでは得点がほしいあまりに、ゴール付近まで運べばとにかくシュートという場面が目立ったが、今回はじっくり攻められたと思う。
攻撃陣には、これくらいの冷静さが常にほしい。

良くなかった点

厳しい対応ができなかった

2失点ともにアタッキングサードに侵入される前段階でのチェックが甘く、出されてはいけないところへボールを出されてしまっている。
ファウル覚悟で厳しく当たりチャンスの芽を摘んでしまう判断も時には必要だが、それが出来なかったと思う。
今シーズンは中盤より前の選手の判断力や厳しさが足らず、DFラインに相手ボールが到達した頃には手遅れになっていることが多すぎる。
早急に改善するべき部分ではないだろうか。

順位表

相模原との裏天王山に敗れ、勝ち点差が7まで開いてしまった。
大きすぎる負けである。

次節の対戦相手

次節はホームで富山と対戦。
過去の対戦成績は五分だが、前半戦は敗北している。
富山は直近5戦で黒星が先行しているが、まだ昇格を争う順位にいるためモチベーションは高い。
まずは簡単に失点しないようにしたい。

富山はクロスからの得点が断トツに多いので、簡単にクロスを上げさせないようにしたい。
対して失点はセットプレーとショートパスからが多く、北九州の得点パターンと合致しているので、しっかり自分たちの形で得点を狙っていきたい。

左右からサイド攻撃を仕掛けてくるのが基本的な形となっている。
クロスはだけでなく、時折パスも差し込んでくるので、CBは忙しくなりそう。
まずはパスの出処をしっかりとケアして簡単に上げさせないようにしていきたい。

サイド攻撃が多い分、その裏を取られやすいようで、アウトレーンを良く使われている。
北九州としてはいかに中央での攻撃に厚みを持たせられるかがカギとなりそう。
リスクを恐れずしっかりと人数をかけて決めに行きたい。

感想

「うーん。勝負弱い！」これに尽きる。
絶対に負けてはいけない試合をことごとく落としてしいる。これではなかなか順位を上げることは難しい。
そんな中でも攻撃面は進歩が見られることが唯一の救いか。
19位の相模原との直接対決を落としたことは痛すぎるが、すぐに切り替えて来週の試合に備えてほしい。

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引用元　
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