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2023/9/2 第25節 🆚FC今治(A)

メンバー

【メンバー交代】
46分
中山 → 池髙
(平山 ROH → CF、池髙 → ROH)
87分
前川 → 岡野
平山 → 高
90+2分
岡田 → 夛田
90+4分
野瀬 → メロ

メンバーの入れ替えは2名
IN  吉丸、池髙
OUT 田中、長谷川

出場停止中の田中に代わって、ケガから復帰の吉丸がゴールマウスを守ることになった。
フォーメーションは同じだが、前半は中山が1トップ、シャドーの位置に岡田と平山、右WBに野瀬を起用し、いつもと違う並びとなった。
後半から平山はいつものCFに戻ったが、シャドーの位置のほうが良さが出ていたように思う。

基本スタッツ

オープンな展開が多く、両チームともになかなかのシュート数になっている。北九州はいくつかあった決定機をしっかりとモノにしたかった。特にFKを多く取れていたので、ここを活かしたかった。
また、今治の枠内シュート数がとても多いので、これはもっと減少させる必要がある。

ゴール期待値

シュートチャンスはそれなりにあったので、期待値もまずまず良い数値となった。この試合は全体的にシュートチャンスを作ることができていたのがとても良かったと思う。あとは決めるだけ。

パスソナー・パスネットワーク

永野にボールを集めて展開する形が徹底されているように見える。
CHの一角に前川を入れるのであれば、よりゴールに近い位置でチャンスメイクやミドルシ ュートを打てるとさらに良くなりそう。
パス本数については特定の個人に偏りがないので、全員がボールに関与する左右にバランスの良い攻撃ができていたということではないだろうか。

試合の流れ

北九州はFW3人の並びを変えた効果が発揮されたのか、序盤からボールが良く動きシュートを放っていく。
対する今治もヴィニシウス選手や千葉選手にボールを集め北九州ゴールを脅かす。
前半19分には野瀬のゴール前へのクロスを平山が胸で落とし岡田がボレーシュートを放つが、セランテス選手のビッグセーブに阻まれてしまう。
両チームとも積極的にゴールを狙っていくが、なかなか得点することができずあっという間に前半が終了する。
後半に入ると徐々に今治ペースとなるが、吉丸を中心にDF陣が身体を張ってゴールを許さない。
78分に池髙がゴールネットを揺らすがオフサイドとなったり、88分にも惜しいシュートを放つなど攻撃陣も奮闘するが、ゴールを割ることができない。
すると直後の90+1分。ゴール前に上がったボールを吉丸がパンチングでクリアするが不十分となる。このボールをラルフ選手に決められ痛恨の失点。
反撃するには時間が残されておらず、タイムアップ。
試合終了目前で、勝ち点を逃してしまった。

良かった点

中山、平山、岡田の1トップ2シャドー

今節は選手のポジションを入れ替えて臨んだ。
中山をワントップに据え、その後ろに岡田と平山を並べた。
キープ力があって多少強引にでもシュートを打てる中山、シュートまでの自分の形を持っている岡田、前を向くと良さが出る平山と、それぞれの個性に合った場所で起用されたと思う。
平山の胸トラップでの落としから岡田のボレーシュートなど、流動的にポジションを入れ替えながら連携していたのも良かった。
さらに連携を磨いて、どんどん良さを出していってほしい。

前半からしっかりと攻撃ができた

前半だげでシュート7本(内、枠内シュート4本)とチャンスを作ることはできた。
今シーズンは選手の口から「後半からしか攻撃することができない」という言葉が出るほどエンジンのかかりが悪かったが、やっと改善されてきたように見える。
最適な組み合わせとユニット毎の攻撃パターンが見えてきたのではないだろうか。
もっと全体として攻撃の形が打ち出せるほうが良いのだが、まずは局地戦から勝てるようにしていくのも悪くないと思う。勝ち点3を積んでいくためにも、得点できるチームになっていきたい。

良くなかった点

最終盤での緩み

試合の最終盤で守備に綻びが出てしまった。
本人もコメントしている通り、GKの吉丸がちゃんとパンチング出来ていれば失点しなかったのはその通りだと思う。
しかし、それよりも得点を決めたラルフ選手をあの場面でフリーにしてしまったほうが問題だと思う。
これまでもクロスを上げられるとボールウォッチャーになってしまい、ピンチを招くシーンが多い。
今シーズンだけでなく以前から続く悪癖だと思うので、早く克服してほしいところ。

順位表さ

痛恨の敗戦で勝ち点を伸ばせず。相模原が勝利したため差が6に開いてしまった。

次節の対戦

ホームで八戸と対戦。前半戦はドローだった。
八戸は2連勝中と勢いがあるので、簡単な試合とはならないだろう。勢いに呑まれないようにしたい。

八戸の得点源はセットプレーとクロスからなので、不用意なファウルは避けたいところ。また、サイドからの攻撃に対してCBを中心にどこまで中央を固めることができるかもポイントになりそう。
逆に北九州は、最大の得点源であるセットプレーでどれだけチャンスを作り決めることができるかがカギになる。

同サイドのポケットへパスを送って侵入するか、サイドからクロスを入れるかの二択となっている。八戸のWBの選手をいかにケアするかが大事となりそう。
また、ポケットへ放り込まれた後の折り返しのパスに気をつけて、決定機を作らせないようにしたい。

上がったWBの裏を良く使さ。特に右が多いのは、WBの國分選手が攻撃に良く関与するからだと思われる。
北九州としては攻守の切り替えを早くして、しっかりとここを狙って崩していきたい。

感想dff

一言で表すなら残念な試合だった。
チャンスを活かすことができず、逆に相手チームに劇的なゴールを許して敗北。一つの勝ち点も落とせない中で、厳しい結果となってしまった。
守備重視の布陣で臨んでいるにもかかわらず、ピンチを作られすぎているのも気になる。
当たり前だがどれだけ守っても勝ち点3を取ることはできないので、攻撃陣には奮起を促したい。
もっとアグレッシブに味方らする意識を強く持って戦ってほしいと思った。



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引用元 
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