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2023/8/19 第23節 🆚FC琉球(H)

メンバー

【メンバー交代】
16分
井澤 → 前川
62分
池髙 → 岡田
75分
永野 → 長谷川
野瀬 → 中山
平山 → メロ

前節からメンバーの入れ替えは3名。
IN   前川、岡野、メロ 
OUT  本村、山脇、永野

本村に替えて3バックの真ん中にミケルを起用。
夏の移籍市場でブラジルからやってきたメロが早速起用された。ただ、コンデイション面でも連携でもまだまだな部分があるので、今後のパフォーマンスに期待したい。
心配なのは負傷交代となった井澤。ケガの具合が悪くないことを祈るばかりだ。

スタッツ

基本スタッツ

シュート数5本、枠内シュート数2本ではなかなか勝つことができない。
もっとチャンスを作ってシュートを打ち切ることを意識していきたい。
獲得したCKとFKを活かして、もっとチャンスに繋げていきたい。

ゴール期待値

今節も低い数値で推移している。シュートを前半終了間際まで打つことができていないのは大きな課題だと思う。
また、せっかく巡ってきたチャンスはしっかりと決め切りたい。

パスソナー・パスネットワーク

永野がいるとボールに良く関与してまわしてくれる。これを上手く活かしたいところだが、野瀬や夛田への距離があるパスが多い。もっと乾や池髙との絡みも増やしたい。
平山の位置が相変わらず低く、しかも効果的には見えないのがもったいない。

試合の流れ

試合開始から琉球にボールを握られるが、シュートシーンは作らせず一進一退の攻防が続く。
16分、北九州にアクシデントが発生。井澤が負傷し、急遽前川が入ることになった。
そんな中でも徐々にボールを握る時間を増やす北九州だが、肝心な部分で呼吸が合わないなど、なかなかチャンスを作ることができない。
対する琉球は野田選手にボールを集め、高さと強さで勝負を仕掛けてくるが、北九州DF陣が身体を張って得点を許さない。
そのままスコアは動かず、前半が終了する。
後半に入ると、流れは一気に琉球ペースに。立て続けに4本シュートを打たれるがなんとか凌ぐ。
しかし、飲水タイム明けの70分。右サイドから中央に入ってきた鋭いクロスを、村松の上から覆いかぶさるように入ってきた野田選手に頭で決められ、先制を許してしまう。
負けられない北九州もすぐさま反撃。右のペナ角でポールを受けた野瀬が自身を追い越していった前川へボールを送ると、ダイレクトで中央へ折り返す。待っていた岡田がヘディングシュートを放つが、GKカルバハル選手のファインセーブで阻まれてしまった。
ここから北九州は一気に3枚替えを敢行し、ゲームの流れを変えに行く。
79分にはコーナーキックからミケルがヘディングシュートを放つが、またもやクロスバーに阻まれゴールは生まれない。
その後もゴールをこじ開けるべく攻撃を仕掛けるが、なかなか効果的な動きを見せられず試合終了。
多くの観客が入ったギラフェスを勝利で飾ることができなかった。

良かった点

チャンス自体は作ることができている

シュートまで辿り着かないものの、チャンス自体の回数は増えた。
相手が4バックなので、上がったSBの裏を突くところまでは上手くいったが、肝心のゴール前で仕留めることは残念ながらできなかった。
ボールロスト数はゴール前が最多となっており、確実にゴールに迫ることはできている。
あとは決めるだけなのだが、それが簡単にできるなら苦労はないのである。

良くなかった点

シュートを打つことができない

「良かった点」の裏返しになってしまうが、とにかくシュートを打つまでに至らない。
今節も残念ながらFW陣が奮わず、ゴールを奪うことができなかった。
岡田のヘディングシュートがとても惜しかったが、ああいう場面で決まらないのが今のチーム状態や順位をあらわしているのかもしれない。
しかし、今節くらい狙いがハッキリとしているほうが選手も迷わずプレーできていたと思う。
ゴール前にどれだけ人数をかけられるかも重要だと思うので、もっと質も量も高めて決定機を作っていってほしい。

順位表

とうとう相模原に抜かれて単独最下位になってしまった。

次節の対戦相手

前半戦は2失点で完敗。過去の対戦成績でも圧倒されている。ただ、今年は天皇杯で常にリードされる展開を追いついた末にPKで勝利しているので、あの成功体験を持って踏ん張りたい。
相手は3連敗し監督交代をして乗り込んでくるので、復調させてしまわないようになんとか叩きたい。
鹿児島はなんと言ってもサイド攻撃なので、クロスの出処で防ぐのか上げさせた先で防ぐのかをハッキリとさせて守りたい。また、今節の失点シーンのようなミスマッチが起こらないように注意したいところだ。
逆に北九州は、強みであるセットプレーを活かして得点を狙っていきたい。

サイドを使った攻撃を徹底してくるが、どちらかというと右で起点を作ることが多い。
右では早めにポケットへ侵入する選手を狙ってのパスが多いので、ポケットを狙う選手をケアするか、その後の折り返しのパスに注意したい。
左は仕掛けてからのクロスが多そうなので、飛び込んでくる選手に注意したい。

両サイドが上がる分、裏を使われやすくなっているように見える。特にフィニッシュ役に回ることが多い左は、比較的手薄になっている。
北九州は右サイドからの攻撃が多いので、上手く引き込むことができれば一発を狙えそう。
フィニッシュまでの流れを全員が共有して、迷わずゴールを目指してほしい。

感想

ギラフェスで痛恨の敗戦。しかも、単独最下位に転落というおまけつき。現地サポーターはかなりダメージを負ったのではないだろうか。
もちろん監督や選手たちもショックを受けているとは思うが、下を向いている時間はないので次に向かって切り替えてほしい。
今シーズンはJFLへの降格がある以上、昨シーズンまでよりも確実にサポーターたちからの目は厳しい。それには結果で応えるしかないので、しっかりやってもらわないと困る。
こうなると「何でもいいから勝て!」になってくると思うので、改めて頑張ってほしいと思う。


#ギラヴァンツ北九州
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#Jリーグ
#J3

引用元 
ギラヴァンツ北九州公式Twitter
ギラヴァンツ北九州公式You Tube
Jリーグ公式HP
SPORTERIA
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