大動脈解離 #3 ただただ 運が良かったから
手術から4日経過、ACUからACU2を経て一般病棟へ移動となった。
点滴スタンドに掴まりながらの歩行も許可され、フロア内を散歩することも可能に。食堂デイルームの本棚にある こち亀愛蔵版 を読みに行くのが密かな楽しみだ。
体の管も日を追うごとに1本、また1本と抜けていく。少しずつだが回復を実感できる、よしよし。
術後6日目、短い時間だが ようやく家族との面会が許され、救急搬送後に意識を失ってからの出来事を知ることができた。
119番 救急搬送 横浜市内の病院に着いて意識を失う
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大動脈解離が判明
ここでは手に負えないと、川崎幸病院へ転院を手配してくれた
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幸病院から救急車が迎えにきて私を拾ってとんぼ返り
家族はタクシーで移動
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危篤状態から 心臓の人工弁置換 人工血管置換 手術 約7時間。
医師より「心臓を止めての手術になるので、一命を取り留めても脳死状態や目が見えない、声が出ない等の障害やその他後遺症が出るかもしれない」と術前説明があったらしい。妻としては怖すぎるけど手術に同意しないわけにもいかない…。
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生存し、今に至る
※現時点では後遺症は無さそうだが…?
自分が眠っている間にそんなことがあったとは
家族や医療関係者様には感謝が尽きない。
運がよかった、あの時 思い切って119番してよかった。