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細かい比較が気になった話

色々な方が書かれた文章を読みながら最近ふと気になるようになってきました。「一般の人よりも〜は〜」という表現です。この違和感を少し深堀すると

一般の人って誰だろう?

という所にたどり着きました。最近では為末さんのこの記事に登場しています。

誤解の無いように先に記事の感想を書いておくと、この記事は私のようなアスリートでは無い人間にとって、オリパラで結果を出したアスリートがその後にどのような試練や苦難が待ち構えているのかということを気づかせてくれる良記事です。

上記の記事では以下のような部分がありました。

アスリートは極度の重圧にさらされているために一般の方よりも精神的なダメージを受けやすい状況にいます。

もちろん今回の私の違和感は記事における本質的な部分ではありません。しかし気になってしまったのは、きっと「一般」と括ったアスリート以外にも精神的なダメージを受けやすい状況にある人はいるのではないのかという所です。

個人的には、以下のように「一般の方よりも」を省いて良かったのではないかと思います。

アスリートは極度の重圧にさらされているために精神的なダメージを受けやすい状況にいます。

比較は伝えたいことを印象付ける効果があると思いますが、比較対象が大きすぎるのは余り良い表現では無いのではと思います。使い方に気を付けていきたいです。

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