WordPress高速化は実際にどんな作業をしているのか?
WordPressテーマの整理整頓
結構多くの方に共通しますが使用していないテーマを入れっぱなしの方が多いです。
特にWordPress(ワードプレス)標準テーマがいくつも入っている場合が多いのですが、これはどれか一つだけ(推奨は最新、今だとTwentyTwenty)と、利用中のテーマ及び子テーマの3つだけで十分です。
WordPressプラグインの整理整頓
機能が重複するプラグインを入れていたり、サーバー負荷になりやすいプラグインを使っていたり、はたまたWordPress標準機能なのにわざわざプラグインを入れて使っていたり・・・
色々とサーバーにとっても、お客様ご自身にとっても無駄となる使い方が目立ちます。高速化の事前準備で絶対にないがしろにはできません。
またサイト規模やプラグイン数にもよりますが、お客様に停止して良いか都度確認してからの作業となります。そのためこのやり取りで結構時間がかかります。
お客様から返信がなければ、一部作業は継続できませんので大変です(汗)。なおキャッシュプラグイン等の設定は基本的に1日~2日あれば完了します。
WordPressテーマ・プラグイン読み込みの制御
WordPressはプラグインやテーマ次第ではその機能が必要ないのに構成ファイル(CSS、Javascript)を読み込んでしまう事があります。これはWordPress自体の問題というより、テーマ制作者やプラグイン開発者の意識の違いです。
高速化への影響を知っている制作者や開発者は自身のプロダクトで不要なファイル出力を制御する仕組みを実装してますが、大半のテーマやプラグインにはそれが備わっていません。
これにはPlugin Organizerという無料プラグインが結構使われる事が多いですが、私のサービスではより細かな制御が可能な有料プラグイン(年額1万円弱、サイト数無制限とした場合)をお客様に無償で提供しています。
実際に有料プラグインを使った方が良いパフォーマンスが出て、かつ不具合が少ないです。
アドセンス・外部広告・埋込への対処
これもお気づきの方が少ないですが、WordPress高速化と言ってもWordPressだけ対処しても意味がないです。
実際のところアドセンスやアフィリエイト広告、記事内に埋め込まれたFacebook、Instagram、Twitterといったウィジェットは表示速度を遅くします。これらが含まれているサイトはPageSpeed Insightsでも良い結果となりません。
当サービスではもちろんこの問題にも標準で対処しています。
アップロード画像の最適化・軽量化
一般的なブログや写真を主としたサイトではない限り、高解像度の画像もそこまで必要ありません。最近のスマホは高解像度なのでかなり容量の大きい画像になってしまい読込に余計な時間とデータ通信量が発生しています。
高速化前のブログとか、1ページのサイズが6MB~8MBだったりしますが、きちんと処理するとこれが1.5MBという風になります(実際の例)。
お勧めのプラグインはShortpixelです。無料だと毎月100画像処理できますが、私の紹介リンク経由で登録すれば毎月200画像まで無料で処理できます。
https://shortpixel.com/free-sign-up-referrer/referrer/336487
キャッシュプラグイン等の設定
さてやっとこの段階まで来ました。高速化サービスでは状況を見計らいながら途中又は最後の段階でキャッシュプラグインの設定を行います。
これには有料プラグインを利用しますが、キャッシュ以外の高速化に必要不可欠な機能が含まれているのでかなり強くこのプラグインをお勧めしています。
高速化はSEO対策になる?Googleはどう見てる?
WordPress高速化したら絶対に1位になるという訳ではなく、大事なのはコンテンツです。これは以前から変わりません。またSEO順位を決める要素も200はあるとされてますので、高速化もその一つです。
ただGoogleはモバイルファーストインデックス(MFI)を重要視していますので、モバイル環境でサイトを閲覧した場合に表示が遅いサイトというのは不利になりますので改善が必要です。
以上、様々な手法や方法を取り入れた高速化で行っている作業の簡単なご紹介でした。
WordPress高速化の価格とご相談窓口
下記は執筆時点(2020/04/30)の価格(全て税別)です。1サイト毎の価格です。
表示速度高速化:3万円
+PSIスコア改善80点まで:6万円
+PSIスコア改善90点まで:10万円
下記のお問い合わせフォームからいつでもご相談ください。
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