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私の指導方法 Part2


今回も私の指導方法について話させていただきたいと思います‼️

今回は私が生徒と関わる時に何を意識しているか。
これをテーマにして話していきたいと思います。

最初に少し私の話になるのですが、私は厳しく怒られる指導も褒められる指導も両方経験してきました。

ミニバスの頃は、先生が怖かったです。笑
毎回の練習で外周と35秒で3往復を走るのを10セット、ディフェンスメニューが1時間となかなか過酷な練習メニューと先生の指導もなかなか厳しい先生でした。
でも今のディフェンスの基礎を叩き込んでくれたのは間違いなくミニバスの監督の前田先生です!
時々褒めてくれる先生の笑顔をみるのが本当にうれしかったのを覚えています!

小学校高学年から中学校の頃はKANコーチの褒めることも、怒ることも感情をださず、、(本当は何を考えてるのかわからない表情。笑)
時々魔法のような言葉を放り込んでくれて、サラッと目標になるヒントを与えてくれる。そんな指導でした。今までずっと書いているように、そんなKANコーチに認めてもらいたくて褒めてもらいたくて必死に練習に練習を重ねた時期でした。
それと部活動。
部活動は顧問の先生がバスケットボール経験者ではなかったので、メニュー作りなどは全部私がノートに書いて決めていました。

高校は日本一を目指す、想像を絶する桁違いの厳しい指導、苦しくて辛くて毎日毎日もがいていた3年間。でも終えてわかることはその中でバスケットボールだけでなく、人間性や考え方を育ててくれた、厳しい中でもやり遂げた仲間だからわかりあえるまた違う意味の楽しさのあるバスケでした。
(安藤監督の凄さはまた改めて書きます!)

そして大学生になって私が教える立場になった今、出会えた指導者の先生方から受けさせてもらった経験全てが私の指導に生かされています。
でも最初コーチを始めた時に私の理想とする指導イメージは、感情で怒ることはしないし、バスケを楽しむ指導は心がけていますが、ふざけた空間は絶対許さない、キリッとした緊張感のある空間を作りたい思っていましたが、その雰囲気作りはなかなか難しいものでした。

どうしたら、緊張感のある雰囲気を作ることができるのだろうと前回でもお話しさせていただいたように、自分ができないことばかりに目を向けている日々でした。

厳しいバスケをするつもりではなかったけど、自分の中で納得がいかなかったり、うまくいってない時に生徒のペースに合わせられず突っ走って指導をしてしまったり、生徒がキチンと理解できていない状況でレッスンを進めてしまっていたりすることが多くなることもありました。
こんな風に最初は余裕もなく、生徒の表情を見ずに自分の世界でレッスンしてしまうことが多かったのです。

ある時、ふと生徒の表情をみて『目の前の課題に必死で、目標を達成するための楽しむ顔をしてないな。』と気づきました。これでは生徒にとってただの厳しい状況と同じなのではないかと感じました。

私はもう一度、自分がどんな指導をしていきたいのかゆっくり考えることにしました。

そこで私が1番思ったことは、
レッスン以外の時間でも、生徒の努力ややる気のモチベーションをあげることでした。生徒の頭の中に私の存在が(言葉も行動も)残るかということが大事だなと思いました。

私が中学校の頃は、選抜に選ばれたり、部活動で優勝したり、アメリカで表彰された時1番に伝えたいと思ったのはKANコーチでした。
それだけ、私の中にKANコーチがいて、その安心感と信頼感が私の毎日の原動力でした。

子ども達が、学校、家族の他の居場所として安心できて信頼できる人がいるというのは私の経験上とても心強くて、何より頑張れる力になると思います。
私はそんな『KIKOクラス』を作りたいとおもいました。

それからは、子供をかける言葉一つ一つもさらに考えて発言するようにしてきました。
少しずつですが、その思いが形になってきてるかな??と感じることのできるクラスになってきています。

今まで受けさせてもらったたくさんの指導から学んだことをもっと自分の指導に生かしていきたいです😊

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