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【社労士試験】独学4か月で合格した!勉強スケジュール:前編

こんにちは、ななです。

令和3年の4月、社労士について知りました。
GW明けから社労士の勉強をスタートし、約3ヶ月半の勉強期間で独学で試験に合格することができました。

合格後、いろんな方から勉強方法について聞かれました。
今回は、勉強スケジュールと各時期に何を行っていたのか、について書きたいと思います。少しでも誰かのお役に立てたなら嬉しいです。


勉強スケジュール

4月中旬〜5月初旬

社労士試験の概要把握・試験勉強の戦略立て

まず始めに、「社労士とはどういう資格か」を理解することから始めました。
というのも、全くど素人の私は社労士という資格が労務関係・年金を扱うということすら分かっていなかったのです。

書店で立ち読みをしながら、試験の概要や試験範囲について調べるとともに、独学で一発合格された方のブログをたくさん読み、どの時期にどういった勉強をしていくかの戦略を立てました

社労士の合格目安勉強時間は800~1000時間と言われているそうです。
このときすでに4月下旬。
1日7時間勉強ができればなんとか間に合う計算でしたが、当時妊娠中だったため、無理をせずに今年度は試験慣れのために受験し、翌年度の8月合格を目標にしようと考えました。
GWは遊び倒し、GW明けから勉強に取り掛かりました。

教材選び


教材を選ぶときはなるべく少額で、独学にこだわりました。
理由としては、お金の節約をしたかったのと、最後まで勉強を進められるか不安だったため、初期投資を少なくしたかったからです。

テキストを選ぶ際はブログやAmazonのランキングを参考にし、実際に書店で中身を確認しました。
私が使っていた参考書はこちら。

ipadの下準備

社労士は膨大な試験範囲があることを知り、テキストの持ち運びの負担を軽減させたいと教科書だけはkindleで購入することにしました。

kindleの欠点と言えば1つ、書き込みができないこと。
電子機器に疎い私には、自炊でPDFにするのは難易度が高く・・・。
kindleでスクリーンショットを撮って、ノートアプリGoodNotes 5に入れるという方法で、電子書籍でも書き込みをできるようにしました。

詳細はまた後日書きたいと思いますが、YMKさんのブログとYouTubeは大変参考にさせていただきました。


kindleで教科書を読むだけでも良いとは思いますが、補足事項を書き込んだり、後述する自分のまとめノートを作るうえでもGoodNotes 5を使用して本当に良かったです。

5月初旬~5月中旬 教科書読み期


まずは教科書を一通り読みました。労働基準法から社会保険まで目次通りに毎日読み進めました。

この時気を付けたこととしては、

①大事だと思うところには線を引きながら読む


少しでも「読む」行為に主体性を持たせるため、大事だと思われるところにはマーカーを引きました。
教科書読みは単調な行為なので、流し読みをしがちです。
一緒に手を動かしながら読んでいくほうが、記憶の定着が早いと思います。

このとき、1回目に読むとき、2回目に読むとき、と毎回線の色を変えて引いていきました。後から見たときに、色んな色で塗られているところが大事だということが一目でわかるからです。

私は教科書はノートアプリにPDF化していましたので、apple pencilで線を引いたり書き込んだりしていました。
紙の教科書ではなく電子書籍を検討されている方も、書き込みができるような状態を作っておくことをおすすめします

②章を読み終えるごとにミニテストに取り組む


私が選んだ「みんなが欲しかった!社労士の教科書(TAC出版)」には、各章が終わるたびにミニテストがついていました。

一通り読んだ内容を覚えているか確認するためにも、必ずミニテストをしてから次の章に進みました。その際、少しでも分からなかった問題はテキストに戻って、記憶を整理してから次に進むようにしました

もちろん、1回読んで1回振り返っただけでは理解が不十分だったり、また忘れてしまったりすることもありますが、一度フィードバックすることで忘却曲線を緩やかにできたと思います。

この時期は、体調を見ながら焦らず取り組んでいました。
1日2時間しか勉強しなかったり5~6時間したり、0時間の日もありました。
結果、1回転目の教科書読みが終わったのは5/18でした。
試験まで、残り3か月。

5月~6月 問題集解き・ノートまとめ期

教科書を一通り読んだ後は、基礎問題集に取り組みました。社労士はマークシート試験ですが、正確な知識が問われ、最終的には問題集の正答率99%くらいの学力がないと合格は難しいと思います。複数の問題集に手をつけるのではなく、1つの問題集の回転数をあげるほうが得点に結びつくと思います。

この時に気を付けたこととしては、

①問題集を解くときには〇、△、×のチェックをつけながら解いていく



〇・・・正解を理由も含めて説明できる。
△・・・正解したけれど、理由は説明できないなど今後もう一回解いておきたい問題
×・・・間違えた問題

と3種類に分けてチェックをつけながら解いていきました。
こうすることで、2回転目、3回転目と回数を重ねるときに問題数を減らしていくことができ、時間短縮につながりました。

②解説をしっかりと読み、理解が足りなければ教科書読みに戻る


特に初めて問題集に取り組んだときは、ほぼ全ての問題に△か×がつくくらい理解ができませんでした。このときは、焦らずに理解を深めることを重視し、時間がかかっても分からなければ、教科書を読みなおしました

また、教科書読みのところでも触れたように、問題集の解説を読む際にも大事なところに線を引きながら読むと、後で読み返すときの時間短縮にもなるのでおすすめです。

③自分のまとめノートを作りながら問題集を進めていく

短期間で勉強を進めるうえで、「まとめノート」を作ることについては意見が分かれるところだとは思いますが、私は問題集を解きながら、同時にまとめもしました。どうしても覚えなければいけない数字は問題集を解くことで分かってきたので、その都度自分なりの語呂合わせを作っていきました

全領域で「まとめノート」を作ることには賛成できませんが・・・
社労士は、雇用保険、健康保険、厚生年金などで共通する横断的知識が必要だったり、それぞれ当てはまるものと当てはまらないものを正確に理解する必要があります。
混乱しやすい領域には、「まとめ」をするほうが早くに覚えられると思います。

まとめノートに関しても、GoodNotes 5で作りました。
自分で手書きしたり、教科書からキャプチャしたり、インターネットで拾ってきた解説やまとめをそのまま載せたり、問題集の解説を写真で撮って貼り付けたり、自由自在でした。
すべて手書きするよりも大幅に時間短縮になるので、おすすめな方法です。


長文になりましたので、次回後編という形で書いていきたいと思います。

ここまで、ご一読いただきありがとうございました。
今日も良い1日となりますように。

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