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【社労士試験】独学4ヶ月で一発合格!私が使っていた参考書9冊を全て公開

こんにちは、ななと申します。

社労士試験の勉強方法について聞かれることが増えたので、今回は私が使っていた参考書について、レビューを交えて紹介したいと思います。

社労士試験の勉強にかかった費用についてはこちらの記事をご覧ください。


①教科書

TAC・LEC・大原・ユーキャンなど様々なところから出版されていて最初はどれを買っていいものかとても悩みますよね。
私は書店で全て目を通し、内容も詳しそうで自分のモチベーションが一番継続出来そうなフルカラーのTACのみん欲しを選びました。

TAC出版「みんなが欲しかった! 社労士の教科書」 

労働関係から社会保険まで全て一通りを網羅できる一冊。そのため、紙の書籍だとかなり分厚いです。勉強も進んでいくとたくさんの問題集を持ち歩くことになるので、Kindleを検討してみてもいいと思います。私も唯一こちらはKindleで購入し、ipadに入れて常時閲覧できるようにしていました。

他の受験者さんのブログを読んでいて、TACのほかに候補としてをあげるとすればユーキャンもありかなと思います。

社労士試験では、テキストの端に小さく書いてある内容も頭に入れておかないといけないのですが、どうやらその端書はユーキャンのほうが詳しいようです。

とはいっても、社労士の勉強範囲は広いので、モチベーションを上げるため、継続するためにも自分が見やすいものを選ぶのが一番だと思います。

カラーが好きであればTAC、色味を抑えたほうが読みやすければユーキャンと好みのものを選ぶのがおすすめですよ。

②基礎問題集

教科書と同じシリーズが使いやすいと思い、TACのみん欲しシリーズの問題集を購入しました。

TAC出版「みんなが欲しかった! 社労士の問題集」

こちらは間違えた問題に関しては10回転ほど、ボロボロになるまで使用しました。

暗記には、”覚える” → ”思い出す” → ”覚える” を繰り返す「テスト形式」が最も効率的と言われています。

教科書を読み終わったら、ほとんど内容を覚えていなくてもすぐに問題集を解くことが記憶定着の秘訣だと考えます。
その際に、難しすぎる問題を解くと挫折してしまうので、基本的事項の確認ができるこの問題集は非常に使い勝手が良かったです。

是非100%の正答率になるまで、試験直前まで使い続けてほしいです。

③応用問題集

基礎問題集だけでは合格レベルの学力に達するには少し物足りないので、基礎問題集が8割程度解けるようになってから、応用問題としてみん欲しのツボ2冊を購入しました。

みんなが欲しかった! 社労士 合格のツボ [選択対策][択一対策]  


選択対策は5回転、択一対策は6回転くらいしました。

基礎問題集がある程度解けるようになってから取り組んでも、苦手な分野は最初は正答率が悪く苦戦しました。しかしそのおかげで合格圏内の学力がつけられたと思っています。
解説も詳しく、問題を解きながら新しく知識を増やしていくことができました。

こちらは、TAC以外の教科書を使っている他の受験生にも評価が高いので、応用編の問題集としておすすめですよ。

④全科目横断

縦割りの知識だけで問題集を解いていると段々と知識の整理ができなくなってきたので、同じTACシリーズを途中で買い足しました。

「みんなが欲しかった! 社労士 全科目横断総まとめ」


正直、こちらの本の使用頻度は少なかったです。
理由としては、問題集を解いていて分からなかったときに、この本だけでは内容が薄く、結局教科書に戻って細かい部分まで確認する必要があったからです。

使用頻度が少なかったとはいえ、重要な目的条文まとめや、健保・国年・厚年などの紛らわしい部分を整理するために助けられたのも事実です。

こちらの本でなくてもいいと思いますが、試験勉強を始める最初の段階で横断対策に一冊用意しておくと、より効率的に勉強が進められるのではないかと思います。
他におすすめの横断対策本があれば、私も知りたいので是非教えてください。

⑤過去問

過去問は、全体の傾向をつかむために年度別をおすすめします。
同じくTACのみん欲しでそろえました。

「みんなが欲しかった! 社労士の年度別過去問題集 5年分」

 
過去問は年度別でもいいと思いますが、解説の言い回しなど慣れた出版社のものを購入すると、インプットも早いのではないでしょうか。

私はメルカリで購入した1年落ちの過去問を使ったので、最新の過去問(昨年度のもの)はインターネットで解説付きでアップロードされていたものを解きました。

⑥市販模試

TAC出版「本試験をあてる TAC直前予想模試 社労士」

東京リーガルマインドLEC総合研究所「出る順社労士 当たる! 直前予想模試」

ずっとTAC出版だけで通してきましたが、唯一市販模試はLECも解きました。
両方とも2回転しました。

欲を言えば、時間があれば模試はもう1社やってもよかったかもしれません。各社突いてくる論点が異なるし、最新の白書や選択対策にも必要かと思います。
LECの模試では、たまたま出ていた助成金の内容を覚えていたので、本試験の選択では助けられました。LECの模試には感謝です。

⑦白書、法改正対策

問題集などは1年落ちのものを使ったりもしていたため、知識に抜けがあるといけないと思い、無敵の社労士3を購入しました。

TAC出版「無敵の社労士 3 完全無欠の直前対策」


最新のテキストでもアップデートされていなかった法改正や、白書対策、最近の試験の傾向などを学べて良かったです。
試験1か月前くらいから3回程読みました。
同じTACでも、シリーズが違うと切り口が違うようで、新たな発見があった分野もありました。


いかがでしたか?
私は完全独学で、市販の参考書9冊だけで合格することができました。

市販の参考書だけで勉強する最大のメリットは、初期費用が少なくて済むということだと思います。

費用をかけずに合格したい人は、是非参考にしてみてくださいね。

本日もご一読ありがとうございました。

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