ひとさじエッセイ:指針
やっと自分のやりたいこと、やらなければいけないことになんとなくだけど指標が見えてきた。
台風の気圧で気が滅入らなければ良いのだけれども。
個人事業主としてしばらく仕事をしていて燃え尽き症候群になってしまった。
イラストの依頼を頂いたり、翻訳の仕事、その他色々をこなしてみたけどやりたいことをひと通りこなしたら燃え尽きてしまった。
つまるところ、わたしが事業主としてやっていたことは趣味で良かったのだと気付けた。
これは大きな経験になった。インボイス制度も迫っていて、講習を受けたところわたしの事業としての手間が大きく増えるだけで、こんなに手間になるくらいなら趣味で少しのお駄賃をもらうだけで良いみたいだ。
近々個人事業主は畳む予定だ。
短い間だったがこれはいい経験になった。
向いていなかったと言うのもある。一人で作業するのに向いていなかった。
フリーのクリエイター、翻訳作業に関しては一人で黙々と作業することが多い。
家で引きこもりながら作業ができるという反面、わたしは今実家で作業環境がいいとは言えない。
だからこそ、そろそろ転職として色々調べたりと考えを巡らせる時間が増えた。
一人の時間も好きだけど、人と関わることが仕事のモチベーションに繋がることがここ最近わかった。
趣味が広くて浅い。絵も読書も翻訳も趣味でいいと言う気づきも得た。
意外と夜21時くらいになるとこういった考え事が増えるようになった。
夜の静かなこの時間は考え事するのには向いているのかもしれない。
相変わらず低血圧で寝起きは悪いけど、自分のやりたい作業が進む時間帯や生活を変えていくと言うのも一種の手であって、色々指針がぼんやりと見えてきたことがここ最近のいい傾向だ。
しばらくは就職活動や自分のできること、お金の稼ぎ方など色々考えさせる時期もあるだろうが、いろんなものがゆっくり遅れている自分にとっては自分のペースで、見えないところにできた傷を癒しながら生活できるような日がそのうち来るかもしれないと思うと少しだけ気持ちが楽になった。
更新は不定期だけどエッセイとして書き続けているこのnoteも気長にゆっくり読んでくれるとわたしは嬉しい。
わたしは一人だけど一人ではやっていけない人間だから些細なリアクションが糧になります。
いつも読んでくれてありがとう。
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