クラフトコーラ1号

これはぼくのクラフトコーラへの探究心と成長の軌跡。

ついにできたコーラ1号。キッチンからひとり暮らしの部屋中にスパイスの芳香が立ち込める。
数々のスパイスたちと煮詰められた液体は禍々しい表情をしている。
いわゆるコーラとは全く別のシロモノ。

それがクラフトコーラ。


1日経ち、コーラから煮出したスパイスの残骸を取り除くと、黄金色の蜜が現れる

昨日の禍々しい表情とは裏腹に、爽やかに輝く液体に変わっている。


今回使った材料

コーラ1号
・水 ・砂糖 ・レモン ・バニラエッセンス
・ホールスパイス
 クローブ
 カルダモン
 スターアニス
・パウダースパイス
 シナモン
 ナツメグ
 コリアンダー 

記念すべき第1号はホールスパイスとパウダースパイスを3種類ずつ使用。
クローブとカルダモンはクラフトコーラの軸になりそうな爽やかさを持っている。

テイスティングノート

・かなり爽やかで、レモンの酸味が強く出ている。
・シトラス感が強く、ツンとくる酸味が気になる。
・パウダースパイスの舌触りが悪い。
・後半になるとスパイスが喉にへばりつく。
・甘酸っぱい青春時代を思わせる味わい。
・雰囲気は醸し出しているが、まだまだ若造といった印象。

クローブとカルダモンの香りがしっかり出ていて、レモンも合わさり、かなり爽やか。その一方で残念なことにレモンが強いため酸味が目立つ。
甘さはあるもののコーラ独特の甘ったるさが足りない。
各素材ごとの主張はあるが、それらが上手くマリアージュされていない感じ。
それによって味の複雑さや奥行きが感じられないが故の若造感。恋煩い中の思春期だなといった味。

結果

コーラ1号のイメージとしては、まだ思春期まっ只中のマセた中学生のような味わい。
味の方向性としては間違っていない。クラフトコーラっぽさが感じられる。
しかし、レモンの酸味がキツく、スパイスの爽やかな風味と相まってかなりのシトラス感や酸っぱさを感じる出来栄え。パウダースパイスを多用したため飲み終わる直前の舌触りがザラッとくる感じも気になるところ。のどごしは後半になる程パウダースパイスが喉にへばりつく。
もっとコクや奥行きを表現したい、飲んでるときの不快感なども加味して今回は30点といったところだろうか。

かなり反省点の多い結果となったが、初めてにしては悪くない。不味くはなかったのが何よりの救いだと思う。

もっとも反省したいのが写真を撮っていないこと…
全然臨場感出ない…
実は3号までは完成してしまっているため、4号からは写真に残しておこうとおもう。


クラフトコーラ2号に続く…

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