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【スケッターに登録した理由とこれからやってみたいこと Vol.2】

こんにちは。
スケッター運営スタッフです。

今回は「スケッターをはじめた理由とこれからやってみたいこと」第2弾です!

キャリアコンサルタントとしてたくさんの介護職の方々と接してきた関口さん。
ご自身がスケッターを通して直接介護に関わるようになったきっかけをお話していただきました!


【お名前】
関口美奈子さん

【年齢】
52歳

【現在の職業】
キャリアコンサルタント

【私のキャリア】
社会人一年目では金融関係に就職しました。
出身は東北、就職結婚、現在に至るまで関東で暮らしております。

二人の子育てを終え、現在はキャリアコンサルタントとして活動しております。
具体的には、就職転職などの対面での職業相談やキャリアコンサルティング、就職活動に役立てていただくための就職支援セミナー講師、若者向けインターンシップ研修、保育士の仕事魅力発信セミナーなどのコンテンツ制作・講師などをしております。
普段から、仕事に関するご相談や今後の方向性についてのご相談をお受けする機会が多いです。

対面でのご相談やセミナー参加者には、介護業界で働かれている方も多いという印象です。
介護業界経験者のお言葉は「体力的にキツい・給料が安い・人間関係がよくない」「すごくやりがいを感じる・今後も介護職をやりたい!」と二分します。
本当に驚きますが、はっきりと二手に分かれます。
皆さんの率直なお気持ちを聴くたびに、“なぜ介護業界って、二通りの意見(感想)に分かれるのかな…?”と疑問に思っておりました。

【スケッターにエントリーした理由】
私は、子育てが一段落した頃、人生100年時代大人の学び直しとして「リカレント」教育に関心をもち、47歳の年齢で大学入学を試みました。
結果は大成功!4年後の3月の卒業式では“トライして良かった”という達成感に浸ることができました。
さらに得られたこととして、介護業界を真剣に考える機会になったということです。
なぜかというと…、4年の卒業論文作成の際選択したテーマが「魅力ある介護業界を目指して」というもの。
4年次の4月は「介護をテーマに書くぞ~!」と意気込み、その年の11月に卒論が完成。書き終えたときの達成感は今でも覚えています。
よい経験となった、という余韻に浸っていられたのも束の間、卒論を書き上げるまでに目にした介護業界の現状・課題、ご利用高齢者・施設運営側・介護業界で働く職員の皆さんのそれぞれの立場での想い、ストレス、悩みなど、知れば知るほど何とかならないものかという意識になっていったのです。
俗に言う三方よしの形がイメージできない。
本来なら誰にとっても幸せで豊かな気持ちになるべき空間なはずなのに…。

そんな中、スケッターのFacebookに偶然出会い読み入ってしまいました!
こんなに若いお二人が、介護業界についてこんなにも真剣に向き合っているんだと。
共感共感の連続でした。
とても頼もしい若者です。
スケッターの理念(設立動機)は次のように書かれていました。

「スケッター事業のミッションは介護に関わる人を増やすことで、「正社員を紹介する」ことではありません。関心を持っている人が関われる、関心を持っていなかった人が関心を持つようになる、これが業界の人手不足を解消する一つの方法だと考えています。」

と。
私はこのメッセージを読み、「この人たちはホンモノだ!」とビビッときたのです。
そこで私にもできることからやってみよう!と奮起し、キャリアコンサルタントの経験を活かし「傾聴サービス」のお仕事に初エントリーしました。

【実際にスケッターで活動してみて】
“楽しかった~♪♪”という一言に尽きます!
とは言っても、最初はドキドキ…。
高齢者の方と接する機会の少ない私は緊張しました(笑)。
そこで、救いの神様「施設長さん」の登場。
温かく優しいアドバイス、事前のご説明により安心して1時間の仕事を無事終えることができました。
本当に感謝です。
また、おばあちゃんのお人柄にも助けられました。なんてお優しいのでしょう。
こちらがサービス提供者であるにも関わらず、人生の大先輩であるおばあちゃんの謙虚な姿勢と心の広さで私の緊張を解きほぐしてくださったように思います。
ありがとうございました。

スケッターでのお仕事を経験して感じたこと。それは、私たちはおじいちゃんおばあちゃんからまだまだ学びたいこと・学ぶべきものがたっくさんあるということ。
さらに、だれもが幸せに歳を重ねるためには、介護に対する興味関心・熱意や、高齢者に対する尊敬の念、職員の方々への感謝など、施設長さんのお人柄がものすごく反映される業界であるということ。

【これからやってみたいこと(スケッターの取り組みについて思うこと)】
私の役割において、直接スケッターさんの仕組みを導入するという場面は少ないかと思いますが、確実に言えることは、就職・転職活動をしている皆さんへ、また、働き方を模索している学生の皆さんや社会人の方々へスケッターの存在をPRしてまいります。
だって、素晴らしい取り組みじゃないですか!
「介護業に興味を持つ」「介護施設にファンを作る」、このスタンスで働きたい人と職業とのマッチングを行っている人材会社ってありませんよね。
しかも、いまどきの「自分のスキルを売る」「それを必要としている人がそのスキルを買う」というスキルシェアサービスの考え方で、働く人の自己実現にも寄与し、人材不足解消として社会的貢献度の高い取り組みをしています。
介護経験のない若者が始めたというストーリーに最大の価値を感じます。

【スケッターに期待すること】
私は仕事柄、若者の離職者に出会う機会が多いのですが、一つの企業に定着するのが困難な若者がある程度存在します。
なぜ離職につながるのかは人それぞれ。
そこで、キャリアコンサルタントとして思うのは、これだけ多様な仕事・働き方がある時代なのだから、思う存分お試しができる世の中であればいいなと。
若者は、一度退職をすると自分のスキル不足や意思の弱さなどがその理由であると思い込み、自分自身を責める傾向にあります。
でも、昔と違って今の時代は忍耐力や能力不足だけが就業継続できない理由とは限りません。
多様な仕事、多様な働き方ができる時代なのだから、一つに限定せず“やっていて面白い”とか“自分に合う!”と実感できる職業に出会う能力のほうがむしろ必要だということを知ってもらいたいです。
介護に興味を持ち、その施設のファンとなり、さらに、助っ人として経験することによって得た自分自身の価値に気付き、あらためて自分のやりたいこと・社会的な役割を考える機会として、スケッターがそのプラットフォームになることを期待します。
これからも、私にできることで応援してまいります。
スケッターのスタッフの皆さん!がんばろー!


関口さん、ありがとうございました☆

関口さんがスケッターをはじめたきっかけになったという、代表鈴木の想いも是非ご覧ください!

1時間から参加できる、未経験でも趣味や特技、『好き』を仕事に。-----
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