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シャッターを切ることで届くはずがない無言の愛の告白をしている

どうも、岡本 晃です。

さっそくですが、シャッターを切る瞬間ってどんな気持ちか覚えていますか?
もしくは、どんな気持ちになった時にシャッターを切っていますか?

僕の場合、

「あ、、素敵だな」

この感情の揺らぎがあった瞬間にシャッターを切っています。
そしてこの行為は想いを伝える無言の告白をしていたんだとふと思いました。

気持ちを言葉にして伝えるのはとても大切なこと。
でもいつでもできるわけでもないし、難しい時もある。
カメラでシャッターを切れば、それができる。勝手に写真に期待をしています。

テイカーとギバー

演劇でよく言われるのが、セリフを与える人ギバーから言葉を受け取る人テイカーのリアクションでその話の展開や熱量は上がっていくので、感受性を豊かにし、どのようなリアクションで応えれるかが物語を作っていく上でとても大事だそうです。

んーっ、、、身近な例でいうと、例えば友達とおしゃべりしていた時に自分の話に対して相手のリアクション次第でその話が盛り上がるかどうかは変わってくると思います。

反応がイマイチだと自分も話す気がなくなりますよね。
無言で「つまらない」という告白をされているみたい。

人、風景、コトからシャッターで気持ちを伝えている

普段のぼくは、カメラを持っていろんな場所に奥さんと友達、時には一緒に作品を作ってくださるモデルの方、時には1人で出かけますがいろんな瞬間に出会います。

それら色んなギバーから、僕は色んな感情をテイカーとして受け取り、
シャッターを切って無言の返事をするのです。

「素敵です」、と。
それは、無言の愛の告白。

おそらく相手に伝わるのはとても難しい。でもそういうものだと思っています。

だからこそ伝わった時、自分にとっても写真を見た人にとっても特別な1枚になるような予感がしています。
そんな1枚に生涯たくさん出会いたい。



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