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バイオリンのきろく(20ヶ月目)

音階

今月は曲がヘ長調なので音階もヘ長調に挑戦ということで、ファソラシドまでが1stポジションで、レミファソラシドレは3rdポジションでやってみることになった。上りの3rdへの移動はそんなに難しくないけど、下りは手がネックに引っかかるようなかんじでバタついてしまう。先生からは1stのシ♭からそのままスライドして3rdのレに移動→その逆もするという練習を教わった。指を弦に乗せたままスライドするから音を確認できて分かりやすい。距離感がつかめたらスライド間はだんだん指を弦から離していって、最終的にはポジション移動がスムーズにできるようになるみたい。
ちなみに以前は音が合っているか分からなくて音階を弾きながら先生の顔色を伺ってたけど、最近は音は合っているだろうという謎な自信が出てきて、ほとんど先生の方を見ていない。なので本当の所、ちゃんと出来ているか分からないので、来月は少し先生の方を見ながら弾こうと思う。

エクササイズ

今月の課題だったエクササイズは本当は弓の練習のはずが、音が取りづらくて弓よりも左手の練習になってしまった。1ヶ月くらいずっと同じフレーズを練習したけど、どうも上手く音が取れなかった。
もう一つはE線の4をスライドしてシとドを押さえるエクササイズだった。もともとシを押さえるのも精一杯なのに、その先のドまで4で押さえるのはかなりキツイ。ピアノでオクターブがギリギリで、もっと手が大きければ楽に曲が弾けるのにと悔しかったことを思い出した。スライドする練習はソからドへは難しいので、最初にドを置いてからシに移動。ドとシをスライド、慣れたらラドシ、ソドシラ、みたいに少しずつ使う指を増やして左手の形を覚えるのがポイントのよう。練習当初よりは手の形を覚えてきたので、次こそ合格したい。
あとはスタッカートをやっている。響かせながらも次のスタッカートの準備もするので、頭の中では裏拍を刻んでいる。スムーズにできるように練習する。

「Close To You」は年明けのレッスンで合格できた。

次の「ワルツ・フォー・デビイ」はヘ長調に手こずって、音が上手く押さえられないと思っていたけど、レッスンで弾いたら奇跡的にほぼ完璧に押さえられて一発合格になりかけた。普通、練習で120%できてもレッスンでは80%くらいになるのに、この時はレッスンでいきなり150%の力が出たので驚いた。できてないと思っていたバウンスも何故か出来ていたらしい。今まで弾くときに棒立ちになりがちだったのを、膝の力を少し抜いて曲に体を乗せるイメージで弾けたのが良かったのかもしれない。最初に披露した時は無伴奏だったので、次のレッスンで伴奏有りで弾いて合格になった。
今は「カノン」を練習中。最初に譜面を見た時は音符の多さにびっくりしたけど、譜読みをしてみたら弓の動きも音も取りやすかったので一安心。最終的にはアンサンブルを楽しむ定番曲らしいので、早くマスターしてアンサンブルしてみたい。

まとめ

今月は「ワルツ・フォー・デビイ」がうまく弾けたことが嬉しかった。年末から3週間くらい細々と練習していたからかもしれない。こういう小さな成功体験を積み重ねていくと自信になって、また頑張ろうと思えるんだろう。3rdポジションも体に馴染み始めているから、これからは音を正しく押さえるだけではなくて、綺麗な音を追求していきたい。

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