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バイオリンのきろく(31ヶ月目)

ついついまとめを書くのが後回しになってしまうけど、やる気がなくなった時に見返して成長を感じたいのでまとめを残しておきます!

音階+ポジション移動

ポジションエチュードは7thに入った。ここまでくると、最初の音と移動後の音さえ押さえられれば、あとは普通に弾けることが分かった。

エクササイズ

1st→3rdの移動のためのエクササイズなんだろうなと思われるものを2つほど合格した。3rdの位置はほとんど身体に馴染んだと思うけど、まだ一発で思い通りの音程を出せてないから引き続き練習。
その後、装飾音(短前打音)付きの1st→3rdのエクササイズが出てきた。久しぶりの短前打音で懐かしい気持ちになった。短前打音はピアノ時代の貯金でほぼできるけど、小指だけは弱いから指板を小指で叩いて音が鳴るくらい自由に扱えるように練習する。
ちなみに、最近合格すると先生が楽譜に花まるを書いてくれる。30代にもなってなんか恥ずかしいけど、花まるもらうことなんて滅多にないから内心嬉しい。

ベートーヴェンの「君を愛す」は譜面通りの音は出せるようになったものの、曲全体が平べったく聴こえる状態になってしまって先生に相談した。
そしたら「弓を返すところでフレーズが終わって聞こえて、それが原因で音の広がりがなくなっている。今だと音の意識が弓につられて上下になってるから、フレーズを意識して音が前後にいくようにしてみて。」と言われた。文字にすると伝わりづらいかもしれないけど、その時の私にはしっくりきた。

バイオリンに限らず、フレーズを意識するために楽譜を歌ってみるというのはよくある方法だと思うけど、この時やっとその意味が分かった。
先生に言われた通りに弾いてみたらすぐに曲がそれらしく聞こえて、やっぱり先生に直接アドバイスもらえて良かったと思った。

そんなこんなでやっと「君を愛す」を合格して、今は「ホールニューワールド」を練習中。知ってる曲だから譜読みは楽勝だと思いきや、ディズニー版と付点が微妙に違っていて、拍子が取りにくい。あとは楽譜通りの指番号で弾くと弾きづらい箇所があるけど、自分で別の指番号が思いつかなくて翌週先生に聞く、ということもあった。自分で考えられるようにならないと今後大変そうだから、次からは考えてみよう。

まとめ

自分だけで練習していて、なんかおかしいと思ってもまだ解決策が思い浮かばない。今回は先生にアドバイスをいただいて、格段に弾きやすくなったし、思い描く演奏に近づけた。
色んな解決法を勉強していくのが、音楽を習うということなのかもと思った。困った時の引き出しを増やして、あとは時間の許す限り練習さえすれば上手くなれると思う。

15年習ったピアノは、引き出しの数はそれなりに増えたけど、圧倒的に練習時間が短くて、結局上手くはなれなかった。もっと練習すれば上手くなるのは分かっているけど、好きではなかったんだよな。ずっと「練習させられてる」と思ってたくらいだから。
バイオリンは今のところ好きで練習してるから、これからも好きでいたい。


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