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スリップ裏返しの木曜日〜ツイてない日の対処法✏️

なかなかにツイてない木曜日だった。
仕事にて。朝から理不尽な怒りを浴びてしょぼん。こちらに非はなかったがひたすら平謝り。大声で名前を呼ばれて驚き。怪しげな3人組に遭遇して狐につままれるような気分になり。気を取り直そうと、昼休み後たまたま出会った人から「私もうすぐ死ぬんです」と突然のカミングアウト。…なんじゃこりゃ。今日は私なんか変なものに取り憑かれてる???
とりあえず、落ち着こうとミニボトルに入れたカフェインレスの紅茶を飲む。「あっちぇいいいい.°(ಗдಗ。)°.」 T-falで沸かしたてのお湯を入れているのを忘れていた。やけどした。

なんてツイテない日なんや…。悲嘆に暮れながらも、とりあえず今日その中でも良かったことを思い出そうと密かに奮起。
そういや。今日出会った人の中に、同い年の人がいてたな。小学校の先生をしてるけど、今月末で退職して4月からドイツの日本人学校で先生をするのだとか。同い年とは思えないくらい、しっかりしたビジョンを持っていて、「すごく不安なんですけど、今から楽しみです」と生き生きと語る様子は不思議と私まで前向きな気持ちにさせられた。
昨日noteで腸詰に触れたところだったので、フランクフルトの本場ドイツが言及されたことに、内心小躍りしたくなった。「いぇいいぇい。腸詰の本場だぜいっ。この人は来月から思う存分腸詰食べれるんやな。なんて贅沢な人生なんだ!」と想像が飛躍した。本場の腸詰を味わえるその人を少し羨ましくさえ思った。

ちょっと気分も持ち直して、あっという間に定時まで残すところ10分。あっという間に終わってしまうよ〜♫やっとツイてない今日から解放される♫とスキップしたくなり、いそいそと片付けを始めた瞬間。
段差も何もないところで、突然滑って前のめりに派手に転んでしまった。悲しいかな、埃の多い床で転んでしまった。顔が当たらないように腕でカバーしたため、腕と足が埃で真っ白に。転んだ勢いで、履いていた靴が片方脱げる始末…。
「痛いいい😭はーずかしいいいい。」あと10分で終わるはずやったのに。大の大人が何もないところで転ぶなんて。なんてツイてない日なんや!(本日2度目)
幸いにも誰にも見られることはなかったが、転んだ衝撃でしばらく起き上がれなかった。我に帰り、よろよろと立ち上がり、背中を丸めてトボトボと帰った。

ほんとなんて日や……。私が何をしたと言うんだー。モヤモヤを抱えて、退社。
今日は心ゆくまで自分を甘やかそうと、会社を出てすぐiPodで曲をシャッフル。最初にかかったのは、THE YELLOW MONKEYの『LOVE LOVE SHOW』
モヤモヤした日は、とにかく気を紛らわすために音楽を聴く。自分の心のざわつきを早く取っ払いたかった。
『LOVE LOVE SHOW』はイエモンの中でも私の好きな曲の上位に入る。イエモン を聴くきっかけも勿論スピッツつながりだ。(詳細は後日記載しようと思う)
ボーカル吉井さんの歌い方は、草野さんとは対極にあるように思う。酸いも甘いも噛み締めた感じで、時にはシャウトしたり、魂の叫び!という歌い方。『LOVE LOVE SHOW』は良い意味で、なんというか羽目を外して、プライドを捨てて?なりふり構わず歌っている感じが、今の自分にフィットした。
うんうん。今日のこの「ほんとやってらんねえ」って時に、イエモンって絶妙にフィットするよな。どうしようもなくて、頭ではわかってるんだけど気持ちが追いつかなくて。納得できなくて。そんな時に「とことん凹もうぜ!叫ぼうぜ!暴れれようぜえ!」と普段の自分とは真逆な感じ。身体に悪いけど頗るジャンキーな食べ物を食べたくなる感覚と同じだ。
1人でいるのを良いことに、わりと大きめの声で歩きながら歌っていた。こんな日もあるよねー。

シャッフルで自分の今の気持ちにフィットする曲がかかるとテンションが上がる。帰り道にゾロ目ナンバープレートの車を立て続けに見て嬉しくなったり。いつもよりも、早く家に帰れたり。ほんの些細なことでも、それによって自分の気持ちが上向くと、日常は悪いことばかりではないと思える。
「散らない花はないけれども 花は咲き続けるだろう それじゃさよならお元気で LOVE LOVE SHOW」
ナイスな選曲ありがとうiPod シャッフル。
あと1日、今日のリハビリと思って頑張ろ〜。








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