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集大成の始まりの合図

毎年この時期になると『M-1グランプリ』のことで頭がいっぱいになります。自分は漫才のネタだけじゃなく、芸人さんの衣装や出囃子、登場の仕方なども好きで、たまにM-1グランプリの登場するシーンだけ観たりして楽しんでいます。

そこで今回は『M-1グランプリの登場シーンがカッコいいランキングBEST3』を勝手に考えていきたいと思います。

※個人的なランキングです

2001年〜2019年の中から選びました。

第3位
2005年

M-1グランプリ唯一の回転式のせり上がりで、今までの走ってくる登場の仕方に比べてハイテクになり大きな変化だったのでランクインしました。回転中は下に付いてるカメラで芸人さんを一番近い距離で一番ホットな瞬間を見れるという点で、とても好きな登場シーンです。
特に千鳥さんは、初々しさがあり出囃子が鳴ったけど出ていくタイミングが分からず『え、いつ?行く?』みたいな千鳥さんらしいといえばらしいかなと思えるシーンがお気に入りです。

第2位
2016年
この年は例年と比べて照明が赤で統一されてました。燃え盛る炎から勇者たちが登場するかのような演出になっていて、カッコ良さはもう1位と言えるくらいなんですが、赤々とし過ぎていて芸人さんの顔が見えにくくなってしまっているというのがあり、せり上がってきた時の表情が好きな自分としては残念な要素ではありましたので2位にランクインしました。前年の2015年の"式典感"が溢れるゴージャスな照明に比べて、2016年は"戦い"、決闘感に溢れており、とても心躍る登場シーンでした。
ハライチさんが登場するシーンは、『満を持して』というオーラがあり、いつもテレビで見る超売れっ子さんのような雰囲気は良い意味で感じず、ただただ芸人さん、"漫才師"として一途のカッコ良さをひしひしと感じました。

第1位
2008年
2008年は断トツの1位です。自分がオードリーさんが好きだからというのではなく、贔屓目なしに2008年を1位に選びました。何故2008年が断トツなのか。
まず『M』の周りの照明がシンプルな一色で統一されていて、うるさくない明るさです。そしてカメラアングル、身体全体が映る画角になっていて、さらに横に開く扉の仕様になっていて、より芸人さんの立ち姿がしっかり見ることが出来ます。またその立ってる姿を照らすかのように眩い逆光が、これから漫才を披露する芸人さんの背中を押してくれてるかのような優しい光をしているように思えます。

1枚目:ダイアン
『華のNSC22期』キングコング、南海キャンディーズらが集まる黄金世代です。彼らは太陽の下で輝く"向日葵"たちと称されていました。それに対してダイアンさんは人目につかない場所でひっそりと咲く"月見草"と呼ばれ続けていました。ダイアンさんはM-1グランプリに参加した10回のうち9回準決勝に進んでいるエリート漫才師です。そんな漫才師でも8回目のM-1グランプリでの登場シーンは初々しく、他とはまた違ったカッコ良さがあります。

2枚目:NONSTYLE
歴代の中でもトップクラスの逆光の強さなので、全身真っ白のスーツを着てる石田さんが消えてしまうという面白い"事故"が起きたのも最高です。←これだけ書きたかったので文章少なめです。

3枚目:オードリー
敗者復活戦を制し、大井競馬場から大急ぎで駆けつけて緊張する暇もない中、どこか穏やかな表情を見せる若林さん。そして春日さんの胸を張っている堂々さ、ピンクベストの陽気さ、その後ゆっくり歩いてくるその姿は"強者"のオーーラが凄まじかったことを鮮明に覚えています。
そんなM-1グランプリ2008の平均視聴率23.7%という数字は今もまだ破られていない記録です。

みなさんは何年の登場シーンが好きですか?
生意気にランク付けなどをしてみましたが、これだけは変わらず思ってることがありまして、一本のセンターマイクの前に立って"笑い"という方法でどんな人も、どんな状況も、どんな世界も笑顔に変えてしまう全ての漫才師の方々を強く尊敬してます。
今年も笑って笑って笑いまくって年を越せたらなと思っています。

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