【大学院へ通ってみたホンネ】お金と時間をかける甲斐はある?
こんばんは、スケボー先生です。
今日も午前中仕事をし、午後から大学院へスクーリングしてきました!
大学院へなぜ、どのように通っているかは以下の記事を読んでいただければと思います。
今日はコストや時間の観点から、実際に半年間大学院に通ってみた感想について綴っていきます。
結論ー大学院へ通ってみた満足度は?
結論から言うと…
仕事しながらの大学院への通学はコスパ、タイパともに大変満足しております!!
もちろん100点満点とはいきませんし、私の目的を達成するには他の選択肢もありました(もしかしたら、その選択肢の方がコスパ的には良かったのかもしれません…)。
それでも大学院に通って満足している理由を、これから述べていきます。
大学院にかかるコストと時間はどれくらい?
現在、1年間かけて国際バカロレア(IB)の教員資格取得のために科目等履修生として大学院へ通っています。
ここで、大学院にかかるコストを整理してみます。
1年間の授業料(資格取得のための単位数分)は、40万円弱となります。
また、教授が授業で紹介した本などはAmazonでどんどんポチっていくので、これまでで本代(教科書代)としてすでに3万円以上使っています。
また交通費、そして部分休業で給料が支払われない分も換算すれば、1年間で50万円は超えるでしょう。
これで本当にコスパがいいと言えるのか?満足できるのか?
そこで他にIBの教員資格取得の方法を確認していきます。
IBの教員資格取得の方法
①IBが学べる大学院で修士課程をとる。
②IBが主催するワークショップ(コースによって異なるが、おおよそ3日間、計25時間以上)に参加する=日本円で約10万円程(※為替レートによって、多少異なる可能性があります)。
③IB認定校に勤める(学校側で上の①のワークショップを受けさせてもらう)。
まず①ですが、家庭を養っている身として、自主的に2年間の時間とお金を大学院の修士課程に捧げるのは限界がありました。そういった意味で、科目等履修生でも1年間でIBの教員資格が取れるのは、時間やコストが制限されている私にとってとても魅力的でした。
(※そもそも、国内ではIBの教員資格を取れる大学・大学院が少ない上に、科目等履修生で資格取得ができる大学院はかなり限られるので、どこの大学院に通っているかバレてしまうかもしれませんが…)
続いて②についてですが、IBの理論や方法を理解するためには、ワークショップの時間はあまりに短すぎる印象を受けました。
確かにIBの教員資格を得るという面で、コスパやタイパを考えるとこのワークショップが一番なのかもしれません。ですが、今通っている大学院の教授とも数回に渡り面談をさせてもらい、ワークショップではなく大学院へ通う選択をしました。
最後に③については、やはりIBのことを何も分からずに現場へ飛び込むのは勇気がいりますし、家族との移住のタイミングや今担当している学年のことも考えると、すぐに勤め先を変えるのは難しかったです。
大学院へ通うメリットはある?
このように他の選択肢があるにも関わらず、大学院に通って満足している点(自分にとってのメリット)をいくつか挙げます。
①同じ志を持った仲間に出会える(IB関係の人脈ができる)
IBはまだまだ日本ではマイナーなので、IBに興味がある先生たちと会えること自体に価値があります。
また教授たちもIB界では第一線で活躍される方々なので、そうした方々から次の勤務先(IB認定校)の情報を収集できる、タイムリーな情報に触れられるのも、大学院に通うメリットの1つです。
②科目等履修生として、学んだことをすぐに自分の仕事に活かせる。
もし私が修士課程で大学院に通っていたら、今ほどインプット→アウトプットをでできなかったと思います。
明確な目的を持って大学院に通っているからこそ、インプットしたものはすぐに職場や生徒に還元しなければ勿体無い!!
そして実際にアウトプットをしてみると、生徒や授業に変化が生まれてくるのが実感できる。
こういった点も、大学院に科目等履修生として通っているメリットなのではないでしょうか。
③1年間という限られた時間を有意義に使える。
IBの資格取得や理論・方法を学ぶという目的を考えたとき、3日間のワークショップでは短すぎるし、2年間の大学院生活だと長すぎる。そういった点でも、1年間という限られた時間が、家族にとっても、職場にとっても、そして何より自分にとっても一番適切な長さだったのではないか、と考えています。
あと残りの約半年、上述した①・②のメリットを最大限活かしていこうと思います!
以上が大学院に時間とお金をかけてみた【ホンネ】でした。
もちろん、一人ひとりの置かれている環境・状況によってコスパ・タイパ、そしてメリットの捉え方は変わってくると思います。
それも踏まえて、私の「仕事✖️学び」のスタイルが、1つのモデルとして提案できればと思っています。
このnoteでも、IBや教育に携わる様々な人たちと繋がれたら、と思っております。
#国際バカロレア #大学院 #コスパ #タイパ #教員 #学び
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