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年末年始に聞いたオススメPodcast

Google for Education認定トレーナー/コーチの笠原です。

そろそろ年末年始の気分も終了ですね。年末年始の振り返りの一つとして、この時期に聞いたオススメのポッドキャストを紹介します。

教育関係に限らず、雑多な感じの紹介です。

行く年来る年を考える

去年、自分が一番長い時間、聞いたポッドキャストがChronicleの「ニュースコネクト」です。その年末年始の特別放送版がやはり2023年と2024年の総ざらいとして一番楽しい放送です。

戦争、生成AI、各国の選挙など、今年の大きなテーマについてMCの野村さんと共創経営基盤の塩野さんが分かりやすく解説しながら語ってくれています。

実はこっそりChronicleサポーター。そして、Chronicleのコンテンツが好きなので授業でPodcastづくりをやるなど。

Podcastは絶対に今後、国語のよい授業の素材になると思っています。良質なコンテンツが増えてくれば来るほどにその可能性が増えるので、Chronicleには頑張って欲しい!!

探究学習の考え方につながるかも

全くジャンルもテイストも変わって、次にオススメなのが「サイエントーク」というPodcastです。

科学系Podcastとして有名な「サイエントーク」ですが、新年の最初の回は「梱包の科学」というテーマでした。

今回のこの放送回がめっちゃ着眼点や話の展開の仕方が「探究の授業みたいだ!」と感動したわけです。

今回の番組の構成が「物流の2024年問題」→「解決の可能性として梱包に着目」→「梱包材の歴史などを解説」……という流れになっており、社会課題について独自の視点から深掘りしていくという過程が、まさに高校の探究で実現したくなるようなテーマでした。

こういう探究の授業ができたらいいなぁと思ったので、高校で探究の授業に取り組んでいる方にはオススメです。

これからの社会とキャリアを考える

「ニュースコネクト」のMCの一人である野上さんが配信している「定時までに帰れるラジオ」の最新回が、キャリア論で有名な田中研之輔先生のゲスト回でした。

たった15分の中でこれだけのボリュームを盛り込めるのか!という勢いで、キャリア形成において重要なことが解説されています。次回にも続いてくようなので注目です!

学校の中にいると、特に異動のない私立高校で働いていると自分のキャリアについて考えることが鈍くなります。だからこそ、こういう話を聞くと自分の様々なことを振り返らねばと感じます。

また、子どもたちに対する進路指導という観点から考えても、こういうキャリアについての視点を先生たちが持つことの意味を強く感じます。先生方にお勧めです!

メディアリテラシーの実践として

「のざたん」こと野崎先生のVoicyは毎日聞いています。勤務校に見学に行くくらいのおっかけをしていますが、1月4日のこの放送回は「メディアリテラシー」に関する重要な提案がされています。

今回の年始の大きな事件で非常にSNS上の情報のあり方が問題になりました。そのような状況に対して、大人ですら混乱している中で、子どもたちがどういう情報との接し方をしているのかを、今、改めて考えて、新学期からどうやって関わっていくかを考える時に、この放送はとても示唆に富みます。

放送の中で紹介されているインフォハントさんのサイトはこちら。

自分も何とか協力を依頼したいなぁと思ってチャンスをうかがっているところです。

教員×Podcastの可能性

教員の働き方を考えると、Podcastでのインプットという方法は非常に相性がよいと思っています。

また、Podcastの現在の状況が、割と落ち着いた良質なコンテンツが多く、生徒にも紹介しやすいと感じます。

企業ではない個人が番組を作っているケースも多く、そういう番組の構成や着眼は、学び方として非常に示唆があるように思います。

どの番組を聴いても、学ぶことが非常に多く、その上、インプットの負荷が小さいこともあるので、非常にPodcastは教員のライフスタイルにオススメです!

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