子どもとAIに関わる人のための一冊
Google for Education認定トレーナー/コーチの笠原です。
日進月歩で情報をキャッチアップしていくことも難しい生成AI。
教育現場でも生成AIのことを無視することは出来ず、色々な試行錯誤が色々な現場で行われているところです。
生成AIの変化が激しいため、なかなか書籍で情報を追いかけていくことは難しいところですが、今回、比較的、安心して情報を得られる一冊が発売になりました。
こちらの本は、生成AIの仕組みや教育現場への導入のための手続きや実際の最新事例の紹介などが行われています。
内容としてもノウハウやツールの使い方の指南書ではないため、生成AIの機能に変化が多少生まれたとしても、本書から学べることは十分に学びの土台として活用していくことができるだろうと感じます。
個人的にはそれぞれの学校現場で「ガイドラインをつくる」という本書の提案には強く賛成します。
自分自身は生徒と共に論理国語の授業で、生徒自身のガイドライン作成を行いました。生徒自身が生成AIに関する情報を整理して、自分たちの生活を振り返りながら、自分たちのルールを決めるという授業にはかなり意味を感じました。
だからこそ、学校として公式なガイドラインを教員同士で協同しながら作成することが学校の生成AI活用の第一歩になるだろうとこには実感があります。
本書は学校現場で生成AIのこれまでに出てきた議論や実践をコンパクトながらも比較的手堅く、手広く確認できる一冊になっています。
生成AIに興味がある方は目を通すことをオススメします。
今回も読んでいただきありがとうございました。シェア、コメント、いいね!をしてくれたら嬉しいです。
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