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生成AIを学校で使うことは

Google for Education認定トレーナー&コーチの笠原です。

生成AIの教育活用について各現場から様々な相談を受けます。結論はだいたい昨日の記事に書いた通り「やってみるしかない」なんですが。

ただ、もう少し優しく可能性を実際はお伝えしています。

AIを使えなくても専門知識があれば

生成AIの使い方として徐々に注目されているのが、生成AIに持っている知識を与えることで、その知識を活用して様々な答えを得るという使い方です。

つまりは、ある分野についての知識があれば、それを生成AIに与えれば、その後のやり取りで思わぬ成果を出せるということです。

だから、仮に生成AIを扱うことやICTを扱うことが苦手であっても、知識とアイデアがあればそれを活かせる可能性があります。実際、AIにプロンプトを与えるのは得意の人がやれば良いわけですから。

もちろん、本当は自分で動かしてみて、ほしいものを実現する方が良いでしょう。

職員室での対話が増えれば

ただ、使うのが苦手な人に使えと言い続けても、おそらく使うことにはならないでしょう。強硬な態度になればなるほど、対立が深まるでしょう。

むしろ、無理強いするのではなく、使える人が自分の信頼できる人から、その知識や考え方を教えてもらいながら、AIにどんな指示を与えるかを考えていくというスタイルがよいのだろうと思います。

AIを作り込んでいった結果を見せながら、AIについての理解が少しずつ職員室で広がっていくのが良いのかもしれませんね。

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