見出し画像

『9階団地のスーパースター』感想

今年の観劇始めはこの作品。
星元裕月さんに山﨑晶吾さんが出てるし、関西公演もあるしって事で、何も考えずにチケット取りました。
公式の先行もあったんですけど、星元さんのFCに入ってた事もあって、今回はそっちで申し込み。ポストカードも付いてきますしね。

全く情報の無いまんまだったので、期待半分、不安半分ってとこだったんですけど、開幕5日前にやってたインスタライブのやけに緩い、そして楽しそうな空気感で、一気に期待感上がりましたね。
公演当日、お花で埋め尽くされたロビーにも圧倒されました。そっか、この界隈ってこういう文化があるんですね… とにかくお花の香りがすごかったです。

いわゆる小劇場作品って自分は初めてだったんですけど、なんとも言えない熱量を感じました。セリフも基本生声だったり。東京公演はもっと小さい会場だったみたいですけど、もっと熱気を感じられて楽しかったんだろうな…
あとアドリブも多かったらしいので、通えたらよかったな、と若干後悔。とにかく楽しい作品でした。ゆづさんのダンスもいっぱい見られたしね。
…ってかゆづさん、インスタライブか何かで「マツオ ユウサク」って役名は言ってくれてたんですけど、源氏名が「マツコスタンダート」ってw 開演前にパンフを見て吹き出しました。本編では「マツコエコノミーからマツコスタンダード」なんてセリフもあったり。
それにしても、モロッコっていうのはちょっと価値観が古い気がする。その手の手術のメッカは、だいぶん前にアメリカかどこかに変わったって話を聞いた気がするんですが(モロッコの医者が捕まったとかなんとかで)。

あと、ピカイチの弟が何気に良いキャラだったんですよねぇ。ガラは悪いし、兄と顔を合わせれば文句か嫌味ばかりなんですけど、逆に言えば、団地に引き篭もってる兄の様子を、こまめに見に行ってるんですよねぇ…
「子供にボクシングはやらせたくない」なんてポロッとこぼすシーンも好きです。殴り合いは怖くてたまらなかったけど、生きる事に必死だった弟。
かたや兄の方と言えば… 母親との思い出にしがみついてるだけに思えちゃうんですよね。絵を描く事は好きなんだろうけど、漫画を最後まで描き上げるだけの根気や精力は無いっていう。
…まぁ弟としては、色々ともどかしかっただろうな、と思っちゃいますね。

時々(なぜか)復活するお母ちゃんのシーンも好きw ってか、そこはどう解釈すれば… 漫画のキャラが出てくるシーンもですけど…
まぁ細かい事はどうでも良いかぁ…^^;

オフィシャルストアでDVD、BDも予約受け付け中だったので、帰宅後すぐに予約しました。楽しみ。舞台写真も欲しいなぁ…

パンフとゆづさんFC特典のポスカ

関連リンク

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?