INIのオタクになって中国語を始めた話。
3月末に受けたHSK3級(中国語検定)に合格した!
3級は日本人なら比較的取得しやすく、会社でも資格として申告できないレベル。でも、INIというモチベーションがあったから合格することが出来ました☺
なんで中国語を始めたか?
1番の理由は私がINIのオタクだから。
INIは日本人10人と中国人1人のメンバーで構成されたグループで、日本のアイドルグループに中国人メンバーがいるのはとても珍しいと思う。私も中国人アイドルを応援するのは初めてだ。
INIはラジオやFCブログでおすすめコンテンツをよく紹介してくれる。10人の日本人メンバーがいる中で、私が一番共感できたり、音楽や映画や食べ物等の趣味が合うな~と感じるのはフェンファンだ。INIを推し始めて、フェンファンの考え方や好きなものを垣間見れるようになってから、彼が日本人よりも上手な日本語で丁寧なブログを書き、邦画を鑑賞し、国内旅行に出かけて建築やアートを楽しんでいる様子にとても興味が沸いた。フェンファンの言葉を通して語られる世界はいつも新しく、興味深く、その感性にいつも驚いたり、感心したり、共感したり、尊敬したりする。
「ヨントンで話せるようになりたい!」とか明確な目標があるわけでもないけど、INIを推し始めて、フェンファンの存在に興味を持ってから、なんとなく中国語やってみようかな?という気持ちが芽生え始めた。
私は去年の1月から中国語教室を探し、2月頃からレッスンを始めた。月3回くらい1回約20~30分の短いグループレッスンを教室やオンラインで受講している。基本は、テキストに書いてある会話文を先生の後に、「リピートアフターミー」という授業なので、本気で最短で上手になりたい人向けというよりは自分のペースでのんびり続けている。
びっくりするほどまだ何も喋れないし、聞き取れないが、3月に1年間勉強した節目としてHSK3級を受けることにした。そもそも私は漢字が嫌で学生時代は日本史を選ばなかったし、漢文も苦手だった。試験勉強中も漢字の羅列を見ては呪文のようで眠くなり、リスニングも子守唄のようで眠くなり、過去問を解きながら気付くと記憶を失って寝てたことも何度もあった、、そんな私でも無事に合格することができた。
その原動力は本当にINIをきっかけに、新しい世界を知ることが面白いと思えたからでしかないと思う。
中国語って漢字しかないのにどうやって気持ちのニュアンスを伝えるんだろう?と不思議だったことを知ったり、中華料理に使われる漢字の意味を知ったり、、新しい言語は同時に新しい世界も見せてくれる。
街中で聞こえる観光客の中国語は、今まで雑音だったけれど、最近は、近くに中国人観光客がいる時、たまにイヤホンのノイズキャンセリングを外して、リスニングだと思って耳を澄ませている。
中国語の映画を観て、字幕を追うことでしか理解できなかったものが、本当に少しだけ耳から入ってきた単語と字幕の一致に気付けるようになった。(最近はNETFLIXで「三体」を観ていて感じた)
私は普段やりたいこともあまりなく日々淡々と仕事をして、INIの活動を楽しみながら生きてる会社員で、日々の生活で変化や成長を実感できることはほとんどない。けれど、こうやって些細なことでも、私にとっては変化だ。大きな成長や、立派な目標なんてなくても、これも推し活のひとつとして楽しみながら、これからも細々とゆるく学んでいきたいと思う。
2024/5/8
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