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運転免許をホントは取りたく無い件について。

「運転免許を取った方がいいよ」という圧は、たびたび我が家で起こる。もちろん、便利なのは分かっている。ある程度田舎に住んでいると車しか足がない場所に行く必要も出てくる。家族の送迎も可能になるので助けになれる。

それでも、取りたく無い理由はある。
その理由は第一に「事故が怖い」ということ。
車を運転するということは、事故に遭う可能性、そして、事故を起こす可能性が発生してくる、ということである。

以前友達の助手席で寝こけていたら、友達も船を漕いでしまい、接触事故を起こすという現場に遭遇してしまうということがあった。私も起きていたり、もっと休憩するよう促せていたらと思い返す度に思う。

その時は接触で済み、誰も怪我はしなかったのだが、保険金の件で多少揉めたらしい。今は保険会社が間に入ってくれているとのことで、直接当人同士のやり取りをする必要は無かったらしいが、それでもストレスフルだったろうと思う。

ある程度の肩書きを持つ人たちが自分で運転するのを避け、運転手をつけているのは自らが事故を起こすこと、またそれによる風評被害等を避けるためなのは広く知られた話である。

事故を起こす可能性を運転手の人に肩代わりしてもらう、というのは、何だかズルい気もしなくは無いが、身を守る方法の一つではあると思う。

ただ、私はそれを家庭内でしようとしていることになる。家族に運転を押し付けていることになる。そういったことを考えると「免許あった方がいいのかなあ」などと考えてしまう。

「車があれば、どこへでも行けるのよ」と、「逃げるは恥だが役に立つ」の主人公の叔母のゆりちゃんが言っていた気がする。どこへでも、行ってみてもいいけれど、少し怖い。

我が家では母と伯母が、父方の祖母の足になることがよくある。そこに私も入ったらみんな助かるだろうけど、私にとっては負担だな、と思う。

でも先で述べたように、私はその負担を家族に押し付けていることになる。それはちょっと申し訳ない。

ただ、以前妹が免許を取った時、免許を取った後もなかなか運転が上手くいってないようで不安になった。事故を起こしたりはしていないけれど。

自動車教習所では(大阪では教習所と呼ばれるけど、エリアによって呼び方違うよね)そんなヨチヨチな状態で免許を与えて排出しているのか、と不安になった。というかお国がそれを認めているんだけど。

取るだけ取ってもいいけど、免許を取るのにも、更新するのにもお金かかるしなー、とも思っている。免許を取ってしまえば、迷うことは無くなるな、と極論を考えたりする。

とはいえ、これからも私は迷うのだろう。気長に迷おう。

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