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今後TVはどうなる!?大躍進を遂げたデジタルメディアの今について(第8回情報リテラシー論)

質問をいいでしょうか

あなたは現在TVとYouTubeどちらの方が利用時間が長いでしょうか?

年代にもよりますが特に若い世代はYouTubeの利用時間が圧倒的に長いと思います。しかしそれっていつから?

今回はなぜ今現在TVは衰退しているのか?そしてYouTubeの現在について書いていきます。


立場はいつ逆転したのか?

そもそもいつどのタイミングでYouTube(ネットメディア)とTVの利用時間は逆転したのでしょうか? グラフがあります。


グラフ

こうしてみると日本でTVとデジタルメディアの立場が変わったのは2018年頃ですね。そしてグラフの形をみるとTVの人気が下がっただけでなくデジタルメディアの力が急成長していったことがわかると思います。

デジタルメディアに寄っていくTV

ではTVはこのまま衰退していくのかというとそう簡単には負けません。TV自体もデジタルメディア化しているのです。
その代表例がTVerです。

TVer

ドラマの最後でよく宣伝していますよね!見逃してしまった番組をアーカイブとしてみれるサービスでTV業界から生まれたデジタルメディアと言えるでしょう。
またTVerは現在地上波の放送と同時に配信を行うサービスもあるため、スマホ社会のニーズをよく捉えていると思います。

またNHKの番組のみのストリーミングサービスであるNHKプラスというものもあります。

NHKプラス 同時配信にも対応

このようにTV業界も形態を変えて時代に対応しているのが分かります。


ストリーミングサービスの時代

今や生活に欠かせなくなったサブスクリプションサービス、ストリーミングメディアですがどのサービスを使っている人が多いのでしょうか?

グラフ

こうしてみるとAmazonプライムビデオが一番多いという結果になっています。その理由として考えられるのはアマプラのサブスク形態です。

AmazonプライムビデオはAmazonプライムに入ることで利用できるサービスであり加入することで無料配達などのサービスも付随してくるのです。そのためプライムビデオを利用しない人も割合に入っている可能性があります。

ではその下のAbema TVはどうでしょうか?

Abema TV

Abemaはテレビ朝日の代表とサイバーエージェントの社長が合同で設立した会社であり現在1500万ものユーザーを抱えるメディアです。
画像の通り赤字が続いているのですがユーザー数は年々上昇しており、注目のサービスとなっています。現在もワールドカップの配信を大々的に宣伝しているのでますますユーザー数が増えそうですね。


YouTubeの変遷と今

今や世界的サービスとなったYouTubeですが初期はどのようなサービスだったかご存知でしょうか?

YouTube年表

まずみてとれるのが2010年にあのグーグルに買収されていることです。
え?youtubeってグーグルが作ったんじゃないの?と思っている方、多いんじゃ無いでしょうか。
初期のYouTubeは違法アップロードされたTVの映像でいっぱいだったそうですがそんな状態のYouTubeに目をつけたグーグルはとても凄いことが分かりますね。

著作権とYouTubeのあくなき戦い

上に書いた通りYouTubeは著作権侵害のコンテンツや違法アップロードをサービス開始当初から続けてきました。

YouTubeで著作権侵害をするとこのような講習を受けさせられる。

今でこそその数は減ってきていますが様々な手段でその網を掻い潜ったコンテンツが多く残っています。

違法アップロードの一例 違う画像や動画を枠外で流すことにより規制を免れている。

今YouTubeで熱いのは?

ではYouTube界で今熱いコンテンツとはなんでしょう?

そこで注目するべきコンテンツはVtuberです。
Vtuberとはvirtual とYouTuberの複合語でその名の通りデジタルキャプチャーで捉えた人間の動きをキャラクターに落とし込んで配信する新たな形態のコンテンツです。

このように実在しないキャラになりきって動画をアップロードする。

顔出しをしないので匿名性が強まり、現在進行形で勢力をましているコンテンツです。
また世界の動画配信の投げ銭ランキングを見てみても…

投げ銭の世界ランキング

これは決してVtuber内でのランキングではありません。世界の投げ銭金額のランキングでほぼ独占状態にあるのです。
日本発のコンテンツがこうして世界で広まっていくのはアニメ文化に次ぐ宣伝効果が今後期待できるかもしれません。

最後に

現在19歳の私ですがまさにYouTube世代と言っていいでしょう。
小学校三年生頃にYouTubeが学校で流行り出して家に帰ってはパソコンに齧り付いていたのを思い出します。
ですが同時にテレビが面白かった頃の記憶も持ち合わせた世代だと思うのでそう考えると現在のテレビ番組、音楽番組は面白く無くなっているなというのが正直な感想です。

家族団欒で面白いテレビを見る、そんな時間をもう一度過ごしたいなと今回の講義を聞いて思いました。


教授のブログ↓








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