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ダンスにまつわる

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ダンス(主にコンテンポラリー・ダンス)に関するレビューやご案内をまとめます
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記事一覧

ダンス映像闇鍋会(3)開催

ダンス映像闇鍋会 6/1(土) 17:00-20:00(出入り自由) 1000円1ドリンク付き 桃谷Oooze: 〒54…

上念省三
4週間前
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「ダンスの時間」上演記録

ダンスの時間 2002年から2013年まで、40回にわたって、主にロクソドンタ・ブラック(阿倍野)…

上念省三
2か月前
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ダンス映像闇鍋会(2)

ダンス映像闇鍋会 5/5(日) 17:00-20:00(出入り自由) 1000円1ドリンク付き 桃谷Oooze: 〒54…

上念省三
2か月前

ダンス映像闇鍋会(1)

 淡水というカンパニーの菊池航さんに乗せられて、「ダンス映像闇鍋会」でお話をしてきました…

上念省三
2か月前

音と動きがきらめくところ プログラム

音と動きがきらめくところ ~Space where body and sound resonate~ 2024年1月26日(金) 西宮…

上念省三
3か月前
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音と動きがきらめくところ いよいよ明日

いよいよ明日となりました。今年度のダンスと音楽の企画としては、最後の公演となります。西宮…

上念省三
4か月前
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ダンスの中の日本らしさについて(2010年6月22日の講義録)

写真はヤザキタケシSpace4.5 2010年6月に、神戸大学大学院「舞踊表現特論:の授業でお話しさせていただいた時の原稿です。 担当教員は、関典子先生。どうもありがとうございました。 テーマは、「ダンスの中の日本らしさについて」  コンテンポラリーダンスについてのお話ですが、その前に、コンテンポラリーアート、現代芸術というものに、「日本らしさ」なるもの、つまりある地域や民族に限定的な特徴というものがあるのか、ありうるのか、ということを考えてみましょう。  大まかな結論か

ダンスと生演奏による公演【音と動きがきらめくところ】取材・公演評ライター募集

 コロナ禍によって表現者も観客も交流も困難となり、孤立化が増し人のつながりが稀薄化したよ…

上念省三
1年前
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『ダンスの時間』サマーフェスティバル2008(27)お話の時間2/ビデオの時間

「ダンスの時間」レビュー Summer Festival 2008 第3週(1)  「お話の時間II」「ビデオの時…

上念省三
1年前
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『ダンスの時間』サマーフェスティバル2008(27)村上和司「じんあい(仮)」

 村上和司は今回はRED MANではなく、白いシャツに黒いズボンと、高校生のような出で立ちのソ…

上念省三
1年前
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『ダンスの時間』サマーフェスティバル2008(26)きたまり「娘道成寺」

 きたまりの「娘道成寺」は、アトリエ劇研で木ノ下歌舞伎の一プログラムだった初演を観て、力…

上念省三
1年前

『ダンスの時間』サマーフェスティバル2008(25)山田レイ「ありのままで~我が青春の1…

 山田レイもまた、2回目の出場。前回の昨年のSummer Festivalでは「芭蕉精」という謡曲に材を…

上念省三
1年前

『ダンスの時間』サマーフェスティバル2008(24)尾沢奈津子「LEAVE, 2」

 9月も半ばを過ぎたころ、神戸の栄町あたりにあるギャラリー開に行ったところ、ご主人から「ダ…

上念省三
1年前

『ダンスの時間』サマーフェスティバル2008(23)吉福敦子「クロノス/メビウス」

 吉福敦子は、「クロノス/メビウス」というタイトルからも想像できるように、時間をテーマとした作品だ。舞台中央に12枚の小さな鏡を円形に並べ、カミ手の天井から水を入れた傘袋を吊るし、針で穴を開け、金属のボウルで水滴を受ける。吉福は鏡の円の中心に立ち、そこから一歩も外に出ない。そういう意味で動かない。  序盤は上体もあまり動かない。腕や指で形を作ったりはするが、身体の軸は動かない。水滴がボウルに規則正しく当たる音が時を刻んでいるようで、円状の鏡は日時計のようなものなのか、するとそ