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【この映画に注目!】レビュー

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忘れようとしても思い出せない。☆
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2023年11月の記事一覧

『未確認生命体 MAX/マックス』(1993)【この映画に注目!】

…キミは犬派か?だったら観ろ!!何しろ原題は、 『MAN'S BEST FRIEND』だぜ? ―――IMAXで観ろ!!(笑) ただし… 猫派と鳥派のキミは要注意だ。 丸呑みにされちまうぞ…!☆ 遺伝子操作で生み出された、高知能生物兵器・マックス。 鎖を引きちぎるパワー! 爪を出して木にも登る! 強酸の尿! さらには、擬態も! 研究所で出会ったレポーターの女性・ローリーと仲良くなり、 脱走して居候。 その裏で、次々と惨殺やレイプを重ねてゆく! そして、創造主たる博士(

『1999SEXサバイバル』(1985)【この映画に注目!】

“SEX版マッドマックス”!! コレが真の世紀末の姿だ!(笑) 例によって核戦争で秩序崩壊。 主人公はシェルターの中で一人冷蔵保存?の女性を 屍姦したりしながらダラダラ生き続ける。 突如、シェルターが爆発し、外に放り出される主人公。☆ 数人の男達を見つけるが、頭突きされてケツを犯される! いきなりの出来事で笑った(笑) 農場で、家畜&性処理扱いを受けていたヒロインを救出し、 愛の道中が始まるのだった。 度々襲い来る野盗を追い払い、食人修道院や 色情マダムの館を巡るド

『殺人サイボーグ/リタリエーター』(1987)【この映画に注目!】

ターミネーター vs エクスターミネーター!!☆俺達の待ち望んだ対決が、ここにあるッ!! 主演はもちろん、我らがロバート・ギンティ! 相変わらず存在薄いけどな(笑) 冒頭で嬉々揚々と一般市民を撃ち殺しまくった 女テロリストが、CIAに捕えられサイボーグとなる。 遠隔指令で操られて、元いたテロ組織に送り込まれ、 かつての仲間を皆殺しにして壊滅させる! この様子を電子眼モニターで観ている連中の、 「ヒャハハ!!やったぜぇ!」 とハシャぐ様子がオモロい。(笑) そしてお約束

『グルメホラー 血まみれ海岸・人喰いクラブ/地獄のシオマネキ・カニ味噌のしたたり』『地獄のシオマネキ 巨大蟹のしたたり』(1980)【この映画に注目!】

―――喰われるか!? 喰い倒れるか!?…この邦題、あの『死霊の盆踊り』と同じ人が タモリ倶楽部の企画で付けたのだとか。 なるほどの妙ですな。 「プロのカニ俳優たち」?スゴイねぇ。 養成所みたいなトコで育成されてるワケでしょ? 需要があるんだね。この世にはまだまだ知られざる カニ映画がたくさん存在してるんだなぁ。 撮影が終わったらまさか、「スタッフが美味しく頂きました」 とかじゃないだろうな…。☆ 「コンピューター制御の巨大ガニ」? 1984年版『ゴジラ』のサイボットゴジ

『ニンジャリアン』(1979)【この映画に注目!】

この世には、たった二種類の人間しか存在しない。 「『ニンジャリアン』を観た者」。そして、 「『ニンジャリアン』を観た事の無い者」、の二者だ。 …まさか君はこの先、一生“後者”のままで 人生の幕を閉じるつもりなのか…? ―――シュバッ!シュバッ! ―――キー!キー!キー! 闇に佇む、宇宙の神秘。そう、ヤツこそはニンジャリアン! 狩りの始まりを告げる瞬間(とき)、それは現在(いま)! チッポケな小屋(はこ)は、デッカイ野望(ゆめ)の宝箱。♪ 例によって、怪しいジジイの警

『サイバーロボ』(1988)【この映画に注目!】

ロボコップが、プレデターに!!(笑)← 何じゃそらと思うかもだが、そうとしか言い様が無い。☆ 開発者すら「能力が解明できてないんだ!」と言い放つ(笑)、 戦闘用マシーンがジャングルで殺りに来る。 その名は、“オメガワン”! レスキューポリスの出来損ないが黒焦げになった様なヤツだ。 …果たして勝つのは、人間か?無敵の殺戮マシーンか!? 「い゛ぇぁああ~~~ッ!!」 ―――ズダダダダダダ!!☆← 腐った死体に向けて、雄叫びを上げながら集中砲火を浴びせる 特殊部隊!!(笑)

『コマンドー者』(1988)【この映画に注目!】

『ランボー者』は観たか…? ―――じゃあ次は、コレだッ!!(笑) 引退したヒゲ男が依頼を受け、キューバのテロリストと戦う。 開始数分でコマンドなヤツら3人が集まり、 武器商人の娘を加えたチームで暴れる。 んで、話が半分を過ぎた辺り、 ヒゲが爆発でサクッと死ぬ。☆ ←←←えっ? 主人公とちゃうのん!?(笑) ミサイルはまだかまだかと催促しながら 結局利用されただけの感で最期を迎える敵ボス。 メンバーで一番イケてる男が娘とデキる。♪ ―――そう!主人公は、彼だったの

『ランボー者』(1987)【この映画に注目!】

邦題は、正しく表記すると… 「『ランボー2』に出ていた者」 「ランボーにシバキ倒された者」 ですな。☆(笑) マーティン・コーヴ。 『ベスト・キッド』シリーズにおいて、コブラ会道場主として 恐怖の邪拳と悪魔の囁きで、その危険な存在感を 我々に篤と見せ付けてくれた名優だ。 そしてドラマ『コブラ会』にて、同役で30年の時を経て再登場! 齢を重ね、更に研ぎ澄まされた毒牙の拳を血塗れに染め上げ、 圧倒的な悪の健在ぶりを、強くアピールした。 その彼が主演を果たした本作が、にわ

『恐怖のワニ人間』(1959)【この映画に注目!】

―――ワニ人間 vs 狼男!!☆(違)新婚旅行中に失踪した夫。…一体、なぜ? 妻は消息を追って、ルイジアナに。 この夫、以前に大火傷を負った際、ワニホルモンから抽出した 怪しげな新薬の投与を受け、奇跡の治癒を遂げていたのだった。 そして、お約束の(笑)恐ろしい副作用が…! 『蝿男の恐怖』(1958)の亜流作品。 だが本作の怪物は、ワニ人間よりも、 『狼男』(1941)のロン・チェイニー・Jr演じる使用人・マノンなのだ! 左手を喰ったワニに恨みを持つ彼は、ワニと見れば

『電子頭脳おばあさん』(1962)【この映画に注目!】

チェコの巨匠、イジー・トルンカが描いたSFホラー。 私はてっきり、序盤に出て来た本当のおばあちゃんを “電子頭脳おばあさん”だとばかり思っていて(笑)、 「おぉ…、実に精巧に造られたロボットだな! これが未来世紀におけるディストピアの科学力というヤツか…。 危険な吊り橋を渡らせたり、女の子の大事なボールを傘で打ち飛ばしたり、 あげくは不気味な無機質空間へ送り込んだり…。 なるほど、冷徹な機械人間の為せる業だな。恐ろしや…!」 と勝手に勘違いをして、後半に本物の“電子頭脳

『4Dマン』(1956)【この映画に注目!】

兄・スコットが、弟・トニーの研究を利用して4Dマンと化し、 壁をすり抜け、人の生命を吸い取る、狂気の怪物となる。 ―――お嬢ちゃん、ダメだ! そのおじちゃんと、遊んじゃイケないんだよ…!☆(笑) 弟とは違い、堅実だったはずのスコットが、 基地GUYへの道を着実に歩んでゆく。 ↓ ▼新金属の研究で被曝 ▼脳波が異常に増幅 ▼所長に研究を搾取される ▼弟に恋人をNTRれる ▼(←実は過去にも同じ事が…) 研究室にワザとらしく設置してある斧が、 ずっと気になって仕方なかった。

『美女と野獣』(2017)【この映画に注目!】

『美女と野獣』実写版、その7。 2017年・アメリカ。 エンタメ度、ダントツNo.1!☆ 原作から少々逸脱した、悪名高き(笑)1991年の ディズニーアニメ版を実写化。 あの劇中曲もそのまま使われている、華やかなミュージカル仕立て。 登場人物も多く、派手なビジュアル。 過去の映像化作品を何作と観てきた身としては、 ここまでの豪華さだと、もはや冗長に感じる。 本国フランスが、レア・セドゥ主演版で 本家の意地を見せたくなるのも解る様な気がするね。 エマ・ワトソン演じるベル

『美女と野獣』(2014)【この映画に注目!】

『美女と野獣』実写版、その6。 2014年・フランス。 さすが本国フランス製だけあって、原作のダークファンタジー感満載。 1946年版に近いモノを感じる。 本作を観るまで、レア・セドゥ出演作といえば 『アデル~』と『ロブスター』しか観てないので、 かなりイメージが偏ってた。☆ …え?野獣がヴァンサン・カッセル?! この二人が揃った時点でもう、 変態的な何かに期待せざるを得なかった。(笑) 今作のベルもなかなか気丈で、姉達が逆にケツを叩かれる程! 家が破産した経緯、野

『美女と野獣』(2012)【この映画に注目!】

『美女と野獣』実写版、その5。 2012年・ドイツ。 今回観た中では、一番クセの無いスッキリとした仕上がりで、 ダークな面もあまり強調されることなく、子供でも観やすい作品。 “図書室”と聞いて目を輝かせるも、本作のヒロインは 字が読めない設定。 で、野獣に「もっと読んで♪」とおねだりする。 ここは良いシーンだったね。 本作の給仕は男女二人の人型で、コメディリリーフを担当している。 ガサツになりがちな城側の対応も、彼らのおかげで幾分ソフトに。(笑) 野獣の人、デカイなぁ