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自分の力不足を思い知った日

今日はこの間PDPの最終発表会で私たちのチームのブースに来てくれて連絡先を交換した方とご飯を食べに行った!
その方は元々韓国出身の方で、サービスデザインを学んで今はフィンランドのトゥルクで研究をしているそう。今日はヘルシンキで別の用事があったとのことで、彼のおすすめの韓国料理屋さんで会うことに。
実は最終発表会で会ったときに私が日本の大学でやっているDDP(データ・デザイン・プログラム)について少し彼に紹介したらとても興味を持ってくれていたから、今後DDPと何かできないかなっていう相談もできたら良いなっていう気持ちもあった。

韓国料理屋さんだったっていうのもあって最初は韓国と日本の話とか割りと雑談だったんだけど、段々研究の話とか大学の在り方についての話になって、最初は「ようやく本題に入ってきた、望むところだぜ!」くらいに思っていた。サービスデザインやデザイン思考、フィンランドと日本の大学教育については留学中に色々勉強して自分なりに色々考えてきたつもりだったから、まさにそのフィールドでトップレベルの研究をしている人と直接意見を交換できることにワクワクしていた。
でも段々話しているうちに私のサービスデザインやデザイン思考に対する知識とか、それに関わる日本の状況とかが全然足りてない!みたいな流れになっていって(^^;)私が何か言う度に「それはそうじゃなくて○○なのよ」とか「いやいや、日本は✕✕だと思うよ」とか完璧な説明で返されて、何も言い返せず打ちのめされっぱなしの3時間だった…。

まあ考えようによっては彼はその道ですでに何年も研究をしてきて、一方の私はまだその道のペーペーで、彼に私が敵わないのは当たり前っていう風に楽観的に捉えても良いんだけど、彼と比べて云々というより、思っていた以上に自分が知らないことがたくさんあることに気付かされて悔しかったっていう方が近いのかもね。自分がDDPに新しいつながりを作ってやる!くらいのつもりだったのに、「こいつ全然分かってねえな」みたいに思われたかもなあっていうのも落ち込んだ理由の一つだと思う。

正直話してて「この人めっちゃキレる(頭がキレるってことね)なあ」って思う人って一定数いて、でも残念ながら私はたぶんそのタイプの人間ではないのだろうなというのはもうだいぶ前から自覚してるのよね。その分、がむしゃらにどうにかする馬力でどうにかする人間だと思っている。そういう意味でなんとなく自分の限界に気付いてるところはあるから余計に自分の至らなさが悔しいのだけど、まあそんなことをごだごだ言っていても仕方がないので、これを良いモチベーションにもっと勉強しよ、っていう気持ちです。頑張るっ!

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行き道で降りる駅1つ間違えてヘルシンキの真ん中で猛ダッシュかました

読んでくれてありがとう!Kiitos!

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