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ドイツ旅行day3🇧🇪|旅の最終目的地、ベルリンへ

楽しかったフランクフルト滞在もあっという間に終わり、今日はついに今回の旅の最終目的地、ベルリンへ向け出発!
フランスからドイツへの移動もTGV(フランス国鉄SNCFが運営する高速列車)を使ったから、ICE(ドイツ国鉄DBが運行する高速列車)に乗るのは今回が初めて。どうやらICEは座席指定がないらしく、私は二等車の座席で空いている席を見つけて無事確保。

長期間一人旅をしていると無意識のうちに休憩も取らずに一日歩き回っていたり、どこかでずっと緊張感があったりして普段以上に疲れが溜まってしまうから、旅の真ん中で久しぶりに高校時代の先生に会ってリラックスできる時間を過ごせて良かった(リラックスしすぎて発熱したけど())。
改めて、充実した2日間をありがとうございました。

別れの名残惜しさと共に列車はフランクフルトをほぼ定刻通りに(←ここ重要)出発。同じドイツの中だけど、フランクフルトとベルリンは離れた場所にあるから4時間の旅!国を超えてパリからフランクフルトに移動したときよりも長旅とは、やっぱりドイツって大きいなあって改めて感じる。車窓の風景は相変わらずずーっとなだらかな牧草地で、いくら車窓を眺めるのが好きな私も4時間見続けたら思わず叫び出しそうだ!と思ってしまうほど。日本の山あり谷あり町あり…の変化に富んだ風景とは対照的で、ああ大陸にいるんだなあっていう実感が湧いてくる。

なんて考えながら久しぶりにパソコンをカタカタしていたら4時間は案外あっという間で、列車は無事ベルリンに到着!
まだ体調が本調子ではなかったから、「今日はホテルでのんびりしよう〜」と思って、チェックインの時間までベルリン中央駅で時間を潰すことに。駅構内にはレストラン、スーパー、お土産屋、雑貨屋…中央駅だからかきっとドイツで有名なんだろうな、というお店がたくさんあって、これから回るベルリンの下見にはうってつけだった!

この写真に看板が写っているお店はどこもドイツで有名なお店たち

お昼ごはんはこのボックスに入った謎の焼きそばのようなものを食べてみることに。どうやらドイツはいわゆるB級グルメ的な、手軽・安い・うまい!みたいなメニューが充実しているそうで、これもその一つとして紹介されていたもの。

めちゃくちゃ鶏肉がたくさん入って7€。
確かに早くて安くてうまくて満足〜

お昼を食べて駅構内や周辺を散策していたらチェックインの時間になったのでホテルに向かい、ひと休憩。なんだかご飯を食べて休憩したら元気になったので、元々の予定通り出かけてみることに。

というわけで向かったのは、イーストサイドギャラリー。
ここはシュプレー川というベルリンの真ん中を流れる川沿いにベルリンの壁が残るエリアで、その西側の壁にはアートが描かれている。なぜ絵が描かれているのが西側だけなのかというと、東側には他にも鉄条網とか別の壁が作られていて、そもそもこの壁まで近づくことすらできなかったからなのだそう。
このギャラリーは1.3kmに渡って続いているそうだけど、その中でもこの絵はきっと有名かも?

東ドイツとロシアのつながりを描いた絵
キスはロシアの挨拶の表現方法なんだって。

どうやらこのエリアの壁は、東側から空港に向かう重役の通り道になる可能性が高いとかいう理由で他の場所よりも一層頑丈に作られたそう。なのだけど、生で見てみると思ったより全然壁は薄くて、高さもどうにか頑張れば登れそう、と思ってしまうほどだった。でも当時は物理的に登れるかどうか以前に、そもそも逃亡しようとしていることがバレたらその瞬間に捕まってしまっていたんだよね。家族や友達と突然引き離されてこの壁を見上げた人はどんな気持ちだったんだろう、と当時に思いを馳せた時間でした。

思ったより薄くて低かった壁

【おまけ】
作品ごとにQRコードで飛べる解説が置かれていたりいなかったりだったんだけど、ここから全部見られるみたいです。現地でいちいち読み込むのが煩わしい方はどうぞ。
https://www.eastsidegalleryexhibition.com/artworks/

その後はこの壁の近くにあるThe wall museumに寄って、夜ご飯の買い物をしてホテルへ向かうことに。

長旅のお決まり、ずっと外食続きで野菜が恋しくなってきたのでホテルで簡単な調理をしようということで、スーパーへ。相変わらず地元のスーパー大好き人間です。
今回はREWE(レーヴェ)というスーパーへ。駅中の店舗なのに、それでもデカイ!!

バケット・クロワッサンのフランスと違って黒いパンがズラリ

ホテルの出発が遅くなったのと、バス停を見つけられなくて帰りのバスを逃してしまったせいで結構周りが暗くなってきて帰路はやや焦り気味。
ベルリンはパリに比べて治安が良い、って聞いていたけど、少なくとも私の感覚ではベルリンの方が怖かったかも。パリは確かにスリは多いと言われているものの気をつけてれば被害に遭うことはなかったけど、ベルリンはビール片手に酔っ払っていたり薬を吸ってそうな人が急に話しかけてきたり、別の意味での怖さがあった。
最後バスで終始独り言を言ってる酔っ払った雰囲気のおじさんと2人きりになってしまって、一刻も早くバスが着いて欲しいと祈る気持ちでした…。

と、ちょっとしたヒヤヒヤもありつつ無事にホテルに到着。
フィンランドを発って以来久しぶりのライ麦パンに、フムス(豆のペースト)と野菜をたっぷりのせてプチ贅沢気分の夜ご飯。

果物のおかげで彩りが綺麗!!

ホテルのキッチンでイタリア人の子が料理をしていたのだけど、それがまた凝っていていい匂いで…さすがイタリア人、やっぱりご飯美味しいんだろうな〜とか勝手に想像してしまった(笑)
少し話をしていたら飲んでいたビールを分けてくれて、一緒に夜ご飯を食べた!これまでホステルで人と交流することはそんなになかったから、一人旅の楽しさをまた一つ味わえた気がして嬉しかったな。

長いと感じていた旅ももう終盤。
明日も引き続きベルリンを探検するのが楽しみだ!

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8人相部屋のトイレ/シャワー争奪戦は壮絶

読んでくれてありがとう!Danke!







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