海上要塞スオメンリンナへ｜DAY84

今日はSuomenlinna(スオメンリンナ)という、海上要塞のある島に行ってきた！ユネスコの世界遺産にも登録されているこの島は、ヘルシンキの港からフェリーに乗ること15分ほどの近場なこともあって、観光名所としても知られる場所。
この島のユニークなところは、"スウェーデン、ロシア、フィンランドという3つの国の国防を担った独特な歴史を持って(スオメンリンナ島ガイドマップより)"いること。フィンランドはスウェーデン、ロシアの支配に置かれながら最終的に独立した歴史を持っていて、この島はそれぞれの戦争が起こった時代に統治下にあった国の要塞として使われたってことだね。

だから、駐屯兵のためのこの正教会はロシアによって建てられた教会だけど、フィンランドの独立後はルター派の教会になっていたり、

島の遠くからでも見える島のランドマーク、スオメンリンナ教会。

ルートを見失ってうっかり行きそこねたけど、要塞に設置されたメインのゲートはスウェーデンによって建てられていたりと、フィンランドの歴史を凝縮させたような島でした。
あとは要塞の他に、船の修理場があるのも特徴。ここでは古い木造船の修理をしていました。

雪よけのカバー？

歴史はもちろん、雪が積もって、でもまだ岩肌が少し見えるくらいの雰囲気が、島の冬を感じさせてとても美しかった…

ひたすら続くこの景色

けど、道や建物の半分くらいは埋まっててよく見えなかったから、夏にもう一回行って別の景色を見るのが楽しみです(笑)
Moi!