見出し画像

写真の楽しみ方という苦行

さて、
note運営さんとSIGMAさんのコラボのお題、
「#カメラの楽しみ方」ではあるが・・・

俺の場合、
写真を楽しむと言うより・・・

「光画道という荒行」

と言った方が正しいのではないかw

何故かと言うと、
使ってるカメラと
自分の撮影に対する考え方が
そう言わざるを得ないという。

まず、使ってるカメラだが、

画像1

メインで使ってるのが
SONYの「α77」、

そして、

画像2

サブで使ってるのが、
RICOHのGXR(S10ユニットからA12ユニットへチェンジ)
である。

ハッキリ言って、
どちらのカメラも

メーカーに見限られたカメラだ。

α77はご存知ミノルタα直系のAマウントカメラで、
秒間12コマ撮影とか当時は凄い性能だったが、
いつしかEマウントに主役の座を奪われ、
レンズの新商品はほぼ出なくなり、
ボディ自体も、いつしか
後継のα77Ⅱとフルフレームのα99Ⅱだけになった。

一方、RICOHのGXRは、
コンパクトデジタルカメラに一眼のような汎用性を持たせるべく、
「カメラユニットを交換できる」という離れ業を成し遂げたカメラだ。
しかし、
コンパクトカメラの名機GRの影に隠れ、
あっという間に販売が打ち切られた。
時代の先を行き過ぎたカメラなのだ。

何故このカメラで写真を撮るのか?
それは、

買い換えるお金の問題と、
「こうなったら、こいつらで最新機種に勝負挑んでやるわ!!」
という意地、そして、
何より「手に馴染んでいる」からである。

どちらもちょうどいいデカさで、
指が細く長く歪で小さいカメラが握りづらい俺には
しっくりくる。

お金の面に関しては・・・
やっぱり今更マウントをごっそり替えれるだけの
資金はない。
それどころか、今ボディが壊れてしまったら、
一巻の終わりだったりする。

そこで先程の
「こいつらで最新機種に勝負してやる!」が出てくる。

まあ、頑固なだけなのだw


で、ここから俺の写真との向き合い方になるのだけど、

基本的な考え方は以下の3つ。

1.自分の「目」で感じた画角を再現する

 自分の目で見て「これいい!!」って感じた画角は
 忠実に再現したい。
 できない場合は撮らずにカメラをしまう。

2.4,096色と4,096階調を1シャッターで写しきる

 これが一番難しかったりするのだが、
 どのような状況であれ、どんなカメラであれ、
 目で見た情景を完璧に写し切れる腕こそ、
 カメラマンとしての最大の能力だと考えている。
 それはセンサーのデカさとかダイナミックレンジの問題とか
 カメラ自体の性能に大きく左右されてしまうんだけど、
 そこを言い訳にしたくない。
 最近では、ハーフNDフィルターとか便利な用品が出てきてるが、
 それであっても、全てのロケーションに使えるわけではない。
 特に俺は、森の中の線路とか岩場に落ちる夕陽とか、
 ハーフフィルターが使いづらいロケーションでの撮影が多い。
 そんな中でも、全ての色やグラデーションを完璧に写したいのだ。

3.脳みそで感じたイメージを完璧に出す

 これも、カメラ内の設定で出せれば所謂「撮って出し」でもいいのだが、
 それを完璧に出せるカメラに出会ったことがない。
 なので、俺は基本撮って出しは苦手。
 必ず帰ってからPCに取り込み、現像作業をする。
 最近は、スマホで全て完結する人が多くなってきたが、
 俺にとっては、現像は最後の「儀式」みたいなもんだから、
 スマホではなく、家のデスクトップPCでやりたい。
 (スマホ転送の術を持ってないとも言う(^^;)
 そのほうが、脳内イメージを具現化出来ると思っている。
 使ってるソフトもみんなが使ってるLr+Psではなく、
 CaptureOne9(レタッチ企画とかではAfterShotPro3併用)+PaintShopPro2018だ。
 ひねくれてると思うだろうが、
 「俺には、これしかないんだ!だから、これが一番いいんだ!!」
 (松本零士先生の戦争漫画の1セリフっぽい言い方w)

ここまで読んで頂いて、最早「苦行」だと思っている方も多いだろう。

そう、ハッキリ言えば苦行である。

それよりも、

「即身成仏するための荒行」と言ったほうが正しいのかもしれない。

しかも、目で見た情景を脳内イメージをプラスして世に出しているのだから、
「写真」というよりかは「光画」が近いかもしれない。

取り留めなく書きなぐったが、
これが俺の「カメラの楽しみ方(?)」なのだ。

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

*追記:お題タグが間違っていた為、
    修正してアップし直しております。
    ご了承ください。

最後まで読んでいただき、本当にありがとうございます。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?