⑦注射からインスリンポンプと自己血糖測定機器に変更
インスリンポンプに出会ってから、食べ歩きが出来るようになりました。出張がおおいので新幹線内でご飯が食べられるようになりました。
インスリンポンプを導入するにあたり、導入入院を推奨され時間の確保・金銭面でポンプを付ける事を躊躇する方がいらっしゃるそうです。
快適ライフが待ち受けているので、導入までのお話を書きたいと思います。
2014年2月からインスリンポンプを装着しています。普段はクリニックに定期検診を受けに行っており、主治医から進められて紹介をしてもらう。入院先は主治医の先輩(Ⅰ型糖尿病患者でもあり)が勤める国立の医療センターでした。
入院前に1度診察に行き、インスリンポンプの説明・入院期間のスケジュールや費用について説明をしてもらい、その後入院となります。
①入院費用
費用は5日で12,3万でしたが高額医療制度をつかったので、その場で支払うのは5万ぐらい。会社の保険?から月額3万円を超える医療費については戻ってくるので実質2万円。入院保険も入っているため保険代が戻ってきて±でいうと+になりました。
②入院期間
初診1回 入院期間は5日 退院後も1回診察してもらいます。
この入院の目的は、インスリンポンプの使い方を理解する。ではなくベーサル設定が目的なんです。ご飯を食べていない時にどれぐらいのインスリンが必要なのかを知る。という事はご飯抜きが2日間もあるんです!!!!!!
搬送された時は様々な検査、そして自分自身も動けないぐらいのコンディションなので沢山眠る事ができるんですが、健康体そのものの状態で5日間入院って地獄なんです。
日中は1時間に1回血糖値を測定、2日・3日は18時~翌朝6時まで2時間に1回血糖測定がある。空腹で眠れないってまぁまぁつらい入院でございました。
初日 身体検査、リブレ装着 ごはんは糖尿病食。←致し方ないそうです
2日 朝ごはん・昼ご飯は通常通りで、夜ご飯はなし(18時以降2時間おきに血糖測定)
3日 朝ご飯はなし、昼ご飯・夜ご飯は通常どおり(18時以降2時間おきに血糖測定)
4日 朝ご飯あり・昼ご飯・夜ご飯なし
5日 朝ご飯あり お昼頃には退院
退院前にはポンプの設置について先生が教えてくださり1人で自宅出来るかどうか不安いっぱいでしたが説明書もあるので慣れてきたら簡単にポンプを設置できるようになりました。
インスリンポンプを付けて半年後にリブレを導入。
1日2回は実測が必要なんですが、腕にセンサーをピッとつけるだけで今の血糖値が把握できるなんて、その当時の私からすると生活が一変。カーボカウントで食事制限がなくなっても人の前で血を出す行為はなかなか勇気が必要でトイレで血糖測定をしていました。
ポンプやリブレを装着するか検討中の方。個人的にはとても快適な生活を送れるようになりました。リブレは数値の誤差があるのでやはり不安はあります。ポンプは電池の持ち歩きが必要なのでそこの不便さはあります。
そして以前にも記載しましたが、お腹を見せるシーンでの抵抗。
一長一短です。生活のどの部分を改善するか。難しい判断かもしれませんが私はポンプを導入したことに1ミリの後悔もありません。
次は⑧医療費(医療費控除)
年間の医療費と控除について記載していきます。障碍者認定を申請しようと思いましたがまだ悩んでいる点についても書いていきます。
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