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④主治医探し

10話完結!って簡単に言ってみたけど道のりなっがいですね。。

私は今再び東京に住んでいますが、大阪の病院へ通院しています。こんなに頼りになる主治医になかなかめぐり逢えないから大阪に通っています。

・主治医を紹介して頂くまでの流れ

広告の仕事をしており、とあるお酢の企業とプロモーションを実施していてエビデンス・コメントをもらう為に低糖質を推奨していらっしゃる糖尿病専門医のドクターに取材協力を頂いていました。低糖質がまだまだ世の中で認知されていない時期でしたのでとても参考になりちょっとした話題にもなって、しかしそのころは自分が糖尿病患者になるとは1ミリも思わず。

退院後、東京から大阪に転勤するため、引継ぎを行うために「1型糖尿病になり、糖尿病神経障害の後遺症もあります。大阪に転勤します」的なメールを1本送ってみた。その頃メディアにも多数出ていらっしゃり、プロモーションも一旦終了していた為、連絡もこないだろうなぁと思っていたが、即日メールの返信が。「僕は大学時代Ⅰ型を選考していた。一度診察する事も可能だ」神様ですか!?と思う内容が帰ってきた。

救急搬送された病院で書いてもらった紹介状を握りしめ、藁にも縋る思いで病院へ行ってみたら、紹介状を見て完全にⅠ型ですね。カロリーコントロールの必要はありません。Ⅰ型専門医は数が少ないので、先生自身がⅠ型糖尿病の人を紹介します。と仰ってくださり紹介状まで書いてくれました。

ただご紹介頂いた先生は徳島で勤務されていたため、その先生の後輩をご紹介頂き出会ったのが今の主治医です。

私はツテがあってたまたまご紹介頂けましたが、素晴らしい検索サイトがあるんです。

■糖尿病専門医検索サイトhttps://japan-iddm.net/life-info/links/medical-facilities-and-doctors/

Ⅰ型患者向けのサイトで、ご紹介頂いた先生方の病院もばっちり存在します。

このサイトはカーボカウントや新しい機器についても発信しているので不定期ですが閲覧しています。

もし、今Ⅰ型糖尿病でカロリーコントロールの治療に不満がある場合、是非検索をして最寄りの病院へまず電話相談されてみてはいかがでしょうか?

私は人生が劇的に変わりました。まずはカーボカウント。

食べる糖質量に合わせてインスリンを投入します。a1cは標準値ちょい上ぐらいの状況ですが、低血糖で倒れるより良いと指導されている。大好きなビールも飲める。搬送された病院で言われた「一生コース料理なんて食べられないから」を見事に覆し、レストランハジメで76,000円のコースを食べた。

栄養成分が明記されていない食べ物は全て目分量と勘です。なので失敗する事も沢山あります。小さなお子さんだと自分で計算する事ができず、保護者がご飯の時間に学校へ出向いて注射(もしくはポンプ)を打つという話もききました。

血糖値はリアルタイムで可視化されるので一喜一憂もするでしょう。トライアンドエラー。これをひたすらポジティブにとらえ、カーボカウントを推奨するドクターと共に日本の素晴らしい食文化を思う存分楽しめる生活にすすにませんか?という選択肢を発信していきたいです。

様々な考え・治療方針があるので、個人の実体験のひとつとしてとらえて頂けると幸いです。

次は⑤仕事復帰と合併症の不安

重たい話です・・・




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