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⑧医療費(医療費控除)

2か月に1度通院しています。1回の診察代はおおよそ3万円。インスリン代が4,000円ぐらい。月によって変動しますがだいたい15,000円~20,000円です。(尿検査するとか実測用の付属品を貰う量により変動)

インスリンを注射、血糖値を実測している時は診察代が約5,000円、インスリン代は変わらず3,000円~4,000円でした。月額にすると約8,000円近く上がってしまいます。

年間で20万円近くの医療費が必要となります。(20歳以下は別)

そして毎年2月15日頃から医療費控除の申請が出来るのですが、10万をこえた金額の一部が控除として数万円戻ってきます。年収によって戻ってくる金額が異なりますので厚生労働省の申請サイトをみて入力後に確認をしてみてください。なお忘れがちなのが、通院に掛かる電車代(タクシーはOK、ガソリン代はNG)も医療費控除に含まれます!

確定申告https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/shinkoku/tokushu/iryouhikoujo.htm

控除された金額を差し引いても月最低1万円は必要で、障碍者認定もなかなか受けられないⅠ型糖尿病。難病指定もなく・・しかも故意でかかった病気ではありません。

医療費だけでハワイいけたなぁと毎年2月に切なくなってしまいます。災害時やポンプがトラブった時に困るのでペンも常に持っています。この病気になり快適な生活を送ろうと思うととてつもないお金が必要です。

本当に残酷です。

国に助けてほしい!補助してほしい!という気持ちもありますが、生きていくためにはこの医療費を支払う必要がある。なので自分で稼いでいくしかないのです。

今相談を受けているお子さんがⅠ型糖尿病になった人は、スイミングをやめさせたそうです。インスリンポンプだと30分以上外してしまうと血糖値に変化が出る為、注射での生活をすすめてみたが、頑なでした。これが悪い判断というわけではなく何かを諦める事がベストな判断なのか。何かを諦めるってとてつもなくもったいないので、やりたいか・やりたくないかでの基準も視野にいれると子供の世界は広がるなぁという思いです。

やりたい事は出来る手段すべてを使い突き進んでほしいです!!

障碍者認定について

社労士の先生に一度相談した事があります。理由はIPS細胞のニュースが流れた時に障碍者認定を取得していると早めに依頼する事ができるのでは?という考えでした。主治医や家族・友人のおかげで合併症も発症していないため申請するに値しないと判断しました。しかし一度話を聞いてみる事はとても重要だと思っているのでネット等で検索して社労士の先生にご相談されることをお勧めします。行動せずに諦めるより、行動して納得して取りやめる方が良いという考えからです。

※補足 社労士の先生に聞いた話だと血清Cペプチド値0.3未満の場合申請できる可能性があるそうです。

次は⑨東京再進出1人暮らしと災害時対策 地震がおおい日本。インスリンポンプのストックがとても重要だと思います。このあたりを書いていきたいと思います。

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