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東北地方の古木

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東北地方の古木特集 木々たちの放つ素敵な雰囲気も伝わればいいな。。。 植物からは元気になるマイナスイオンが出ています。 あなたの街にもたたずんでいるはず・・・  人間と同じように…
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2021年5月の記事一覧

雨乞のイチョウ

推定樹齢約700年 宮城県の雨乞のイチョウ 雄株のイチョウ 雨乞のイチョウの言われと由来 名前の由来は愛宕山の山頂で、昔、人々が雨乞をしたからというところから 付けられました。 春先には花粉で空が黄色に染まるのだとか・・・ また、この木は個人所有ですので見学の際は注意が必要です。

葛岡(くずおか)のカスミ桜

推定樹齢約400年 秋田県の指定天然記念物 葛岡のカスミ桜 カスミザクラ 葛岡のカスミ桜の言われと由来 カスミザクラとしては日本一の巨樹で、樹齢400年を超えて残るのも珍しい縁起の良さそうな木です。 すぐ近くにかすみ温泉があって、湯船からもこの桜が眺められるとのこと…素敵🥰

梅内(うめない)のイチイ

推定樹齢約500年 秋田県の梅内のイチイ イチイ 梅内のイチイの言われと由来 梅内神社に登る坂道の途中にたたずんでいる木です。 地元では、金塚のオンコとか古屋敷のオンコと呼ばれてて、枝を切るとバチがあたると伝えられています。

岩舘(いわだて)のイチョウ

推定樹齢約300年以上 秋田県の天然記念物 岩舘のイチョウ 雄株のイチョウ 岩舘のイチョウの言われと由来 この木は下着(げちゃく)の際に地面に挿した乗馬のムチが根付いた・・・と伝えられてます。 由利十二党の一人だった下村氏の住居の建っていた土地にたたずんでます。      ムチからこんな木になるなんて、命って不思議。。。 ・⁅下着とは ⁆ 都から地方へくだり、その目的地に着くという意味です。 ・⁅由利十二党とは ⁆ 日本の戦国時代に出羽国由利郡の各地に存在し一揆結合

銀杏山神社のイチョウ

推定樹齢約600年 秋田県の銀杏山神社のイチョウ 銀杏山神社のイチョウの言われと由来 昔は乳の出の悪い女性が願掛けによく訪れていたそうです。 銀杏神社の敷地内にたたずんでいるこの木は、別名 本妻イチョウとも呼ばれていて、近くには夫イチョウと妾イチョウと言われている木もあります🌲

筏(いかだ)の大杉

推定樹齢約600年 秋田県の筏の大杉 スギ科 筏の大杉の言われと由来 この木は三十番神社の御神木で、毎年大晦日から元旦にかけて松明をたいて その燃え方によって新年の豊凶を占ったり、相撲をとってその年の豊作や幸せを願う行事が続いており、番神の大杉とも言われて古くから大切に保護されています。 もう1つ別名で、千年杉とも呼ばれており、一時は桜が着生していましたが大杉の幹に割れ目ができはじめたために桜は切られてしまいました🥺

三陸大王杉(さんりくだいおうすぎ)

推定樹齢1500年 岩手県大船渡市の指定天然記念物 三陸大王杉 スギ 三陸大王杉の言われと由来 地元では「越喜来(おきらい)の老杉」呼ばれています。 一時はかなり弱っていましたが老杉を守る会ができて蘇生に成功した木です。ファイト♪

猿沢(さるさわ)のホウキガヤ

推定樹齢約700年 岩手県の天然記念物 猿沢のホウキガヤ 雄株のカヤ 猿沢のホウキガヤの言われと由来 カヤとしては岩手県では最大の巨木です。 地上から約2.5メートルくらいのところで何本にも枝分かれをしていて、ほうきのような形をしているところから〝ホウキガヤ〟と言われてます。

華蔵寺の宝珠松(けぞうじのほうじゅまつ)

推定樹齢150年 日本の指定天然記念物 岩手県の華蔵寺の宝珠松 クロマツ 華蔵寺の宝珠松の言われと由来 華蔵寺(けぞうじ)の山門近くにたたずんでる木です。 普通、クロマツは枝先に1~3個の松かさがつくのですが この松は密集して松かさがつく年もあり、珍しい特徴を持っています。

北舘桜(きただてざくら)

推定樹齢約700年 岩手県の天然記念物 北舘桜 エドヒガン 北舘桜の言われと由来 南蘇坊(なんそぼう)という僧が1300年頃に植えたと伝えられています。 そして、この地は安部貞任が戦死するまで、安部一族の家があったところでもあります。

泉の一葉松(いずみのいちようまつ)

推定樹齢約400年 福島県の泉の一葉松 クロマツ 泉の一葉松の言われと由来 クロマツの針葉は2本が対になっているのが普通なのに、この松はどういうわけか1本のものが混じっていることから一葉松という名前が付けられました。  また この木には伝説があって、弁慶が長者屋敷を焼き払った時に腰掛けていた松とのこと… そういった背景があって、‘弁慶の腰掛松’という別名もあります。