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2023年の反省+ザ・ベスト映画・音楽・ホテル・食べ物・美術展・本・後悔・コスメ・風景

終わるのだ、2023年が……


2023年の反省

自分にとっての今年、「新たな自分の弱さを知る苦しみと歓びの旅」という感じでした。去年の反省はこんな感じ↓

2022年は「わからないことへの挑戦をまたしてみようかなと思えるようになった、精神を回復させながら小さく挑戦を重ねる年」とあって、今年はたぶんその結果、意識的にも無意識的にも去年より「挑戦」できた年だったのかなあと思います。

でも未知のものに突入すると楽しいだけじゃなくて苦しみも発生するのは自然の摂理なので、苦しみも味わいました。でも、楽しさや歓び、苦しみでさえ、新しい自分(もしくは自分が意図的に見ないでおこうとした本来の自分を)あばく動力になっている。自分をどんどんあばいていきたいです。

36歳、干支も3周しました。どんどん自分に嘘がつけなくなっていると感じます。見栄をはるとすぐに気持ち悪くなるというか、やんなきゃよかった〜〜全損〜〜みたいな気持ちになる。のであまりしなくなりました。人生は長いようで短いので、自分のピュアな快楽をつきつめたほうがいい。わたしはずっと自分を自立した一人を楽しめる人間だと思っていたし、そうありたいと思ってたけど、今年は自分がまったくそうではないということを認められて、楽になりました。一人で生きていけないし、一人暮らしが向かなすぎる。自分の弱さを認められるようになった、というのは今年の大きな出来事の一つです。

また、具体的な反省例として、ダイエットして8kgほど落とせたんですが今停滞してますね。というかクリスマスウィークで2kg太ったので、どうにかします。ただ、運動して食べ物気をつければ痩せるという本質的なことは理解できたのでよかった。このへんの「やりたいことリスト消化具合の記事」はまた別で書こうと思います。

というわけで、今年も「ザ・ベスト●●オブザイヤー」を書き留めていきます。

ザ・ベスト映画

RRRは昨年あげてるので、今年見た映画のなかでかなり良かったものを挙げると、「マスター 先生が来る!」か「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」かなと思います。

「マスター 先生が来る!」は、ラージャマウリ監督作品以外でインド映画を初めて見て、めちゃめちゃ感動したんでした。社会批判とエンタメってここまで両立できるんだ!という。そしてヴィジャイさんがかっこいい。↑この動画、この世で一番いい通勤シーンです。

「エブエブ」は、前評判でははちゃめちゃアクションコメディみたいな感じなのかな、と思ったら人生と家族の話で心にずっしり染みてしまって最後の方ずっと泣いてました。希望がある。優しくいたいなと思いました。キー・ホイ・クァンがかっこよすぎたな(お察しの通り、好きなタイプです)。

ザ・ベスト音楽(ハロプロ以外)

Taylor swift「Anti-Hero」です。今年はひとりで鬱々とすることも多かったので、そういうときに自分を奮い立たせることを無理にせず、この曲を聴きながら赴くままに心を沈ませてました。今年ひとりでいるときの大部分、この曲にあるように「It's me, hi I'm the problem, it's me」と思いながら生きていました。

ザ・ベスト音楽(ハロプロ)

BEYOOOOONDS「求めよ…運命の旅人算」です。曲・歌詞・ステージパフォーマンス・コール・MV・メンバー衣装のすべてがよい……。「この世界は正解の方が少ない」って歌詞でなんか……泣いちゃう。コールで「掛け算!割り算!」てオタクが叫ぶのもいいですね。

ザ・ベストホテル

今年は昨年対比でけっこういろんなところに行ったんですが、一番インテリアが好みだったのはこの「8ホテル湘南藤沢」でした。こざっぱりとおしゃれさのバランスがよくて、明るくてよかったです。駅に近いのもよかったし、そもそも藤沢のあたりの温暖さ、心がオープンになる感じも心地よかったです。

ザ・ベスト食べ物

全然絞れない。ベスト7とさせてください。

・千葉「サダフ」のインゲンとマトンのポロ
ちょこっとのかけらだけでも本当にうますぎる。何かやばいものが使われているのではと心配になるほどおいしい。都内からは遠いけど行く価値がある。

・東京・赤坂「青野」の冷やしみたらし
入手困難なのだけど、赤坂に住むお友達が買ってくれたもの。おいしすぎて箱に残ったみたらし液を妖怪あかなめのようにすべて拭い食べてしまった。

・東京・新橋「BAO」の羊の塩茹で
羊を塩で茹でただけでなぜこんなにおいしいのか?と思うほどうまい。臭みがいっさいなく、しかし羊の風味は残っていて、固さはないが食べ応えはあり、脂の部分がやわらかい。もう一皿食べたかった。

・東京・押上「貯水葉」の魯肉飯とカレーのあいがけ
12月だけで3回食べてしもうてた。週替わりのカレーとのあいがけが絶品で、一皿の中で20回くらい味変が発生するのが好き。もともとはインド以外のエスニックが得意ではなかったのだけど(数年前まではインドもそこまで得意じゃなかった)、目覚めてしまった感じある。

・東京・銀座「アーンドラ・ダイニング」のチーズドーサ
南インド出身のインド人に「東京で美味しいお店ある?」と聞いてよく挙げられるお店がこのアーンドラ・ダイニング。ここのドーサはチーズドーサも普通のドーサもおいしい。ビリヤニもうまい。インド人曰く「ハイデラバードのビリヤニに近い」とのこと。

・鎌倉「扉」のチキンカツサンド
鳩サブレーでおなじみの豊島屋が運営しているお店で、鎌倉駅前にあります。お店の佇まいもいいのですが、チキンカツの火入れが絶妙でよかった。肉が柔らかく衣はカリカリであっつあつ。エビカツサンドも美味しそうだったのでまた行きたいな〜

・横浜「龍鳳」の牡蠣炒飯
なんというか米のコーティングがここまで満点のチャーハンを初めて食べたかもしれない。ひとつひとつの米粒が油でコーティングされていることで米がちゃんと水分を保持していて、食感も味も何も犠牲になっていないフルパワー炒飯という感じ。白鵬のような炒飯。

ザ・ベスト美術展

アーティゾン美術館「抽象絵画の覚醒と展開 セザンヌ、フォーヴィスム、キュビスムから現代へ」です。かなりの情報量、肉厚骨太の展示でした。見て回るのにかなり時間がかかった。サンキューブリヂストン!「この作品は新しく購入したものです」という掲示がたくさんあって頼もしかった。いいぞもっとやれ。

ザ・ベスト本

「オスとは何で、メスとは何か 「性スペクトラム」という最前線」です。精神的なところでの性自認・ジェンダーやセクシュアリティががグラデーション的なのはなんとなく理解できてたけど、身体的にもスペクトラム的だとは、確かにそうなんだけどいろんな実例でもってわかりやすく理解できた。まだまだわかってないことも多い分野だけど、身体的な性別も男女二元論は遠いものになっていくのかな〜。

ザ・ベストあれ買っておけばよかった

ヤン・シュヴァンクマイエルの展示に行ったとき、氏のコラージュ作品「妖怪シリーズ」が販売されてて、ひとつ40万円ほど。日和って買えませんでした。がんばれば買えなくもないのに買えなかった! くっそ〜〜〜〜悔しい。

ザ・ベストコスメ(メイクアップ)

KATEのデザイニングアイブロウ3Dデュアルカラーです。手のひらサイズなのにアイブロウ3色とアイカラー2色が入っててブラシも付いており、移動が多い人間にはありがたすぎます。これひとつで眉毛とノーズシャドウとアイシャドウがなんとかなる。

ザ・ベストコスメ(スキンケア)

シャネルのルブランセラムHLCSです。試供品でもらって使ってみたらすごかった。夏場はアルビオンのスキコンにこれだけ使ってて、乳液使わなくても個人的には大丈夫でした(冬は乳液重ねてます)。トラネキサム酸セチル塩酸塩、シャネル独自開発なのおもしろすぎるんだよな…。

ザ・ベストバイそのほか

ジルサンダーのバッグ「カンノーロ」です。これ↑は公式画像ですが、私はカーキ色のものを買いました(服が黒いことが多いので)。こう見えて意外とものが入り、新書ぐらいなら本も入る(少し曲げるけど)、折り畳み傘とかも小さめなら入る。なによりサイリウムが入るので、ハロプロの現場で重宝しました。

若冲の象のソフビです。これはもう一目惚れ。六本木の国立新美術館の地下のミュージアムショップにいました。最初手に取って、一旦棚に戻して、お店をぐるぐるして悩み「……やっぱ買わなきゃ!」と思って買いました。とてもかわいい。買ってよかったです。

ザ・ベスト風景

長野県松本駅ちかくの「なわて通り商店街」のあたり。昔ながらの風景と「City」な感じのハイブリッドがうますぎる。カフェや雑貨屋、居酒屋などたくさんお店のあるおもしろいエリアで、歩いててとっても楽しかったです。もっと長く滞在したかったな。松本、川辺のレトロな風合いのエリアに突然Y-3の取り扱いのあるセレクトショップがあるなどするのがよかったです。

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