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公寓 in Taiwan

世の中にはいろんなフェチを持った方がいらっしゃる。僕の場合、それは台湾のマンションなのです。台北の街ですげーかっこいいのがマンションのベランダ。やたら鉄格子が多くだいたいそこでわけわからん亜熱帯植物を育ててる。多くの家で格子からはみ出んばかりに育てて不気味さも漂っているけどそれがマンションの色合いや寂れ感とマッチしてとても良い。ちなみに台湾ではマンションのことを「公寓-Gōngyù」と呼ぶらしい。

上の堂々たる公寓に初めてお目にかかったのは僕がまだ大学一年生の冬のこと。2018年の秋くらいに、映画「台北暮色」を渋谷のユーロスペースで見てマジマンションかっけーなと思ったことから、生公寓を拝むことを決めた。

滞在中は学部の友人(台湾人のシンチャン)にローカルな店やイケてるクラブに連れて行ってもらい、5時寝9時起きのビックリスケジュールで台北ライフを若干無理して楽しんだ。その中での朝活散歩で出会ったのが冒頭のマンションで、見た瞬間に僕はこの暮色を見に来たのだと悟った。他にもシンチャンのおばあちゃん家に上がり込みマンションの内側からも観察する機会をゲットし大満足。中に入って発見したかっこいいポイントを発表しておくと、映画でもよく出てくる二重扉(玄関の扉とその外側の鉄格子)が結構頑丈でだったこと。

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映画「台北暮色」は僕がマンションに興味を持つきっかけとなったように、台北の街を綺麗に切り取っていてストーリー抜きにしても鑑賞する価値があると思います。興味ある方は新宿K'sシネマで4/17から開催されるの台湾巨匠傑作選2021をチェックしれくれい!


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