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21)悦びを軸として大きな宇宙を描いて生きる

自身を極めた分だけ
人は存在を掌握する

タオの法則 十九

宇宙は円
その中心はTao

この中心となるゼロ点から
すべての幸せと、悦びと、美は、
生れる

タオの法則 二十一

宇宙のリズムが体に流れると
楽しくてしかたがなくなる
新しい物事や
新しい自分
新しい出会いが
自ずと生まれてくる

本当の自分が目をさますからだ

タオの法則 四十四

この3つの引用は千賀一生さんの「タオの法則」からのものである。

今日たまたま、この本を眺めていたら、この3つの文章にひとつの流れを見出すことができた。

それはこういうことだ。

自分自身の特徴を把握し、何をすれば自分が自分が悦ぶのかを知り、その悦びを自分という存在の中心に置くことができると、幸せと悦びと美が生まれ、その幸せと悦びと美を使って円を描いて広げていくと、本当の自分が目覚め、新しい物事や、新しい自分、新しい出会いが自然と生まれてくる。

人生を楽しいものにする方法は、自分の悦びを自分という存在の円の中心に置くことだ。それさえできれば、人生がスムーズに流れていくことだろう。

そのためにも、自分を知ることが最初の入り口なのだと思う。

自分を知るということは、何も自分自身のすべてを知る必要はないと思う。むしろ、自分は何に悦びを感じるかを知るだけでよいと思う。

なぜかというと、悦びが楽しい人生のメインの軸になるからであり、それが一番重要だからだ。

したがって、自分が何に悦びを感じるかを徹底的に知る必要があるだろう。

そして、その悦び知ることができたなら、それを軸にして自分の宇宙を広げていきさえすればいいのだ。

それだけで、間違いなく人生が楽しくなるし、そうやって楽しんでいると、その楽しさに共感する人々が集まってきて、新しい出会いが生まれ、さらに楽しみが増えていくことだろう。

こういった楽しみと悦びに満ちた宇宙を作り出すことができると、やがて本当の自分が目覚めることになる。





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