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episode4 最終構成とは人類が進化するための準備期間

このマガジンでは、「ヌーソロジーの面白さ」いついて書いています。

前回は、「ヌーソロジー」の提唱者である半田広宣さんの著書「人類が神を見る日」の中で紹介されている「ハーベストプログラム」の2025年に起こることについての解説をしました。

そこで今回は、前回の記事でちゃんと説明できていなかった「最終構成」について解説していくことにします。

また、この最終構成の意味を理解できるようになると、なぜ半田さんが、「ヌーソロジー」という思想体系をまとめたか理解できるようになると思います。

ハーベスト・プログラム

この表が、前回も紹介した「ハーベスト・プログラム」になりますが、「ハーベスト」とは「収穫」を意味することから、「ハーベスト・プログラム」を直訳すると「収穫のための計画表」になると思います。

この「ハーベストプログラム」をあらためて説明すると、ヌーソロジーという思想体系を作った半田広宣さんが、その思想体系を作るきっかけとなったシリウス由来の冥王星のオコツトという知性体から得たチャネリング情報の一つであり、人類がこの先、進んでいくであろうプログラムになります。

そして、この年表にある1989年が半田さんがオコツトからチャネリング情報を得ることとなった年でもあるため、半田さんは1989年に、この先の人類がどのような意識進化を果たしていくかということを、オコツトから聞いていたということになります。

また、天体を回遊している冥王星の動きとこの年表に関係もあるので、今回の年表には最終構成と冥王星の動きとの関係を加えています。この最終構成と冥王星の動きについては、またいずれ解説していきたいと思っています。

最終構成とは人類の意識進化のプログラムのこと

まずは、半田さんの最初の著作である「2013:人類が神を見る日」から最終構成についてどのように書かれているかを見ていきます。

最終構成について、半田さんがチャネリングを受けた1989年にオコツトは次のように語っています。

現在のあなたがたには受け入れがたい内容かもしれませんが、もうすぐ、この太陽系に大きな変動が起こり始めます。シリウスではこの変動のことを最終構成と呼びますが、最終構成に入ると、今までの太陽系は働きを終え、新しい太陽系が作り出されていくのです、この太陽系自体の創成は、実はあなたがた人間の意識進化と対応しています。しかし、地球人の意識は、その方向性まだ同調することができていません。地球人に意識進化の方向性を与えなければ、新しい太陽系活動にも支障が出てしまうかもしれないのです

「2013:人類が神を見る日」アドバンスト・エディション35p

続いて、半田さんの第2作目である「2013:シリウス革命」から最終構成についての記述を見ていきます。

オコツトは冥王星が海王星軌道の内側に入っている期間(1979年~1999年)のことを「最終構成期」とよび太陽系がグランドクロスを作る一九九九年年七月か八月ごろに、そのプログラムは終了すると予定だと伝えてきた。最終構成とは、現在、プレアデス領域に生み出されている人間の意識の働きを、シリウス領域へとシフトさせていくための最終プロセスのことをいう。最終構成によってシリウス領域へと遷移させられた人間の意識は、またたく間に変容を起こし、「変換人」という新しい生命体と生まれ変わる。そして、今度は、シリウス領域によりさらに上位に存在するオリオン領域への意識を上昇させるための作業に移る。

「2013:シリウス革命」19p

この二つの引用から読み取れることは人類は最終構成というプロセスを受けることで、今後、人間の意識が進化し「変換人」という新しい生命体へと生まれ変わるということになります。

そこで、この二つの引用の情報を、現在のスピリチュアルの情報に当てはめてみるならば、私たち人類は、今後、次元上昇を果たし、新しい人間に生まれ変わるといえるでしょう。

とはいえ、新しい人間になるからといって、身体機能が変わるというわけではなく、現段階では、人間が持つ意識の幅が広がるというような意味でとらえた方がいいと思います(もし、この解釈が間違ったいたらコメントをください)。

そして、この意識の次元上昇を果たした人をヌーソロジー用語でいうなら「変換人」になるといっていいでしょう。

では、この変換人とは何なのか。

そこで、この変換人について書かれているところを引用してみます。

次元変換をしていくために、現出してくる新しい力を持った人間たちのこと

「2013:人類が神を見る日」アドバンスト・エディション35p

この引用から推測すると、私たちは今後、新しい力を身に付けられるようになるようです。

では、新しい力を身に付けて行う次元変換とはなんなのか。

こちらも「人類が神を見る日」から引用してみます。

「次元変換?」」
「そうです、次元変換です。次元変換とは新たな太陽系を作り出すことを意味します」

「2013:人類が神を見る日」アドバンスト・エディション35p

実をいうと、この「新たな太陽系を作り出すこと」は「次元の交替化」のことを指していて、私の「ヌーソロジーが面白い」というマガジンの初回と2回目に解説したことになります(記事の最後にリンク張っておきます)。

あらためて、次元の交替化について説明すると、この地球には約2万6千年で一周するという大きなサイクルが存在していて、このサイクルを6500年ごとに4分割し、覚醒期と調整期が交互に訪れるという仕組みが存在しているということであり、実をいうと2013年に新たな覚醒期に入っていたりします。

つまり、2022年の現時点では、もう覚醒期に入っていて新しい太陽系を作る段階に入っていますが、全覚醒期の6500年のまだ10年でしかなので、今は、新しい太陽系を作り出すというよりも、その準備段階であると考えたほうがいいでしょう。

では、ここで、もう一度「ハーベスト・プログラム」の表を見ていきます。

2013年の位置の変換開始が、新しい覚醒期の始まりを意味しています。

この位置の転換についての記述を「人類が神を見る日」から引用します。

位置の変換作用とは、新しく生み出された人間次元を交差するためのシリウスの最終調整のことをいいます。位置の転換が起こると、太陽系は再びオリオンとプレアデスによる二元化された働きを持つように活動を始めるのです。

「2013:人類が神を見る日」アドバンスト・エディション74p

およそ10年前の2013年に調整期から覚醒期に変わっていて、この引用からオリオンとプレアデスの二元化がもうすでに始まっていということがわかります。

この二元化とは、いわゆるスピリチュアルの世界でいわれている二極化に相応すると考えられます。

オリオンとプレアデスによる二元化やシリウスの存在については、別枠で説明した方がいいと思っているので、このことについては、次回、解説していきたいと思っています。

また、2013年の位置の変換について、説明している別な記述もあるので、それも引用しておきます。

人間の意識に時空として認識される場所を作り出すこと。

「2013:人類が神を見る日」アドバンスト・エディション 74p

自己と他者の意識が一体化すること。オコツトの話では、2013年に始まるという。

「2013:シリウス革命」75p

ここまでのことをまとめると、2013年より人類の意識は二元化されることになります。この二元化はオリオンに向かう者とプレアデスに向かう者と二手に分かれることになり、変換人となるのがオリオンに向かう者となります。

このあたりの二元化については、前回の記事であるepisode3の「ムーとアトランティスは存在した」を見て貰えると理解できるかと思います(こちらも記事の最後にリンクを張っておきます)。

そして、この位置の変換が行われるようになると、自己と他者の意識の一体化が起こるといってよく、いずれそういった現象が起こってくるのではないかと思います。

とはいえ、この変換人には誰もがなれるわけではないようなのです。

半田さんとオコツトの会話を見てみましょう。

「でも、その最終構成とやらが自然に起こるものなら、人間の意識も自然に進化していくのではないでしょうか」
「残念ながら、進化は必然的に生気するわけではありません。実際には、地球人の意識進化を阻止する背景が存在しています。そのような背景を除去するために、シリウスのこのような関与が必要となっていると考えてください」

「2013:人類が神を見る日」アドバンスト・エディション 35p

では、この会話でオコツトが語っているシリウスの関与とはなんなのかというと、それが人類が意識進化を図るために必要な意識進化のプログラムということになります。

「ハーベスト・プログラム」の1989年は新しい定質の発振の年であり、半田さんがオコツトからのチャネリングを開始した年でもあり、ヌーソロジーが生まれたのも、オコツトからこの最終構成の説明を受けたことから始まっています。

つまり、半田さんがオコツトからチャネリングを受けることになったのは、人類の意識進化をプログラムを受け取ることが目的だったということになります。

そして、そのプログラムが変換人型ゲシュタルトになるのです。

変換人型ゲシュタルトとは、あなたがた地球人が21世紀以降に持つ空間認識のプログラムです。現在の地球人の空間認識は歪曲しています。その歪曲が正しい宇宙的理解からあなたがたを遠ざけてしまっているのです。その歪曲を正常な状態に戻す働きが変換人型ゲシュタルトの役割です。この送信の目的は、私自身、つまり変換人型ゲシュタルトをあなたにプログラムすることにあります。

「2013:人類が神を見る日」アドバンスト・エディション25p

この「変換人型ゲシュタルト」は、いわばヌーソロジーの根幹にあたるものであり、私がヌーソロジーにはまっている理由でもあります。

なので、この「変換人型ゲシュタルト」については今後詳しく説明していこうと思います。

では、「ハーベストプログラム」にある1989年の「新しい定質発振」とは何かを見ていきます。

発振は「振動を発生すること」を意味するので、「定質」の意味を引用してみます。

オリオンが作り出した進化の力そのもの

「2013:人類が神を見る日」アドバンスト・エディション97p

これらのことから、1989年の「定質の発振」より人類の具体的な進化の働きが始まったと考えてもいいかもしれません。

ここまで書いてきたことを、「ハーベスト・プログラム」の年表に沿う形で時系列に沿ってまとめてみたいと思います。

私たちの存在している太陽系は、2万6000年周期を4分割した6500年ごとに調整期と覚醒期という2つの時期を交互に迎えていて、2013年が調整期から覚醒期への切り替えの年となっています。

この2013年を迎えるにあたって、1930年から覚醒期に移行する準備として最終構成の調整が始まっていて、1979年より最終構成が始まっています。

そして1989年に人類が意識進化をするためのプログラムを半田さんが受け取り、その情報をもとに「人類が神を見る日」と「シリウス革命」という2冊の本が出版され、その中に人類が進化するためのプログラムが書かれていて、それが新しい定質の発振の要素の一つとなっています。

この新しい定質の発振は、半田さんがオコツトから情報を受け取るだけではなく、実は私たちも気づかないうちにそういった情報を受けているということだそうです。1989年といえば、ベルリンの壁の崩壊などがあり、世界的にも大きな変化があった年であり、こういった事変も何かしらの影響を受けているのかもしれません。

さらに1989年以降、多くの人が何かしらの気づきを得て、それまでの生き方そのものを大きく変えてしまったりしていて、そういったことも定質の発振が原因なのかもしれません。

他にも、インターネット等の発達によって、これまで知ることのできなかったこの世界の裏の仕組みというべき情報を得られるようになったことも定質の発振の影響の可能性のひとつといってもいいでしょう。

その後、1999年で最終構成は終わりますが、この年は、ミレニアムへの移行の前年でもあり、いわゆるノストラダムスの大予言が騒がれたり、太陽系の惑星の配置が互いに90度の関係に並ぶというグランドクロスがあった年でもありました。

それから、2013年に覚醒期に入ることになり、現在に至るわけですが、2012の位置の中和の年にいわゆるマヤの暦の終焉があり、このことが原因で様々なことが騒がれたりもしました。

ちなみに、位置の中和の意味を解説すると、「位置」とは「意識」を意味し、「中和」とは「偏りが無くなる」という意味なので、2012年はフラットな状態になった年といってもいいでしょう。

以降、2013年から現在に至るまで、私たちは少しづつ本格的な覚醒期に突入していくわけですが、私たち人類の二元化はすでに始まっていて、その分岐が大きくなる何かが、前回の記事に書いた2025年ということになります。

下の図は、前にも紹介した「次元の交替化」の図になりますが、私たちの意識は今後、二つに分岐しながら覚醒期という時代を過ごしていくことになるといっていいでしょう。

次回はこれから起こるであろう人類の意識進化の理解を深めるたもめに、プレアデスやシリウス、オリオンという言葉にはどういった意味が含まれているのかを説明していきます。

さらに、2037年の入神の解説も可能ならば行っていきたいと思います。


*こちらは次元の交替化について解説している記事のリンクになります。


*こちらのリンクは「人類が神を見る日」と「シリウス革命」になります。


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