ワケあり新婚のベビまちコーチングVol2
実は…旦那さんとは、まだS〇Xをしていません。
なっ、なっ、なんと!( ゚Д゚) えっ?結婚するのに?まだしてないの?(2度目のビックリ)
その時の私の顔は( ゚Д゚)← ←まさにこんな感じだったでしょう…
そう話す彼女は私のプレ講座を受けに来てくれた、ワケあり婚のMさん、42歳。
今時S〇Xせずに相手と結婚に至るなど聞いたことがない。韓流ドラマじゃあるまいし。
何か深い事情があるのかな?…等々、滅多にないパターンに困惑しながら彼女の話に耳を傾ける私。
反して、優しく、穏やかに微笑みながら話す口調の裏には、Mさんの結婚に対して考え抜いた強い決意を感じたのでした。
コロナが落ち着き始め、ようやく社会が再開し始めたとは言え、まだ人々には緊張感が残る時期。
オンラインではなく対面が良い。なるべく早く会いたいとの事で、私達はゆったりした空間の店を選び、軽い夕食を取りながら講座を進めていました。
講座と言いつつも、このようなスタイルは友人同士の時間のようで楽しく、クライアントの心の壁も素早く取り去ることが出来るので、互いに効果的なのです。
その人のふとした表情や感度。そこから本心が見えてきて、本当に何を欲っしているのかも見えてくるからです。
後に分かりますが、どんな私情も不妊治療クリニックには全く関係ないし、話をするのも場違いです。そこは医療現場だからです。
しかし、私情を解きほぐしてこそ、妊娠は早まるのです。
これに気がつかない方が多いこと!!
もはや、夫婦でも単独になりがちなのです。
彼女が私のような個人コーチングの元を訪れるのは、ココロの本音を誰かに打ち明けながら解決したいからなのです。つまりメンタル的な開放と導きが必要なのです。
先に渡した簡単な心理ワークシートを書き終えたMさんは、私にこう言いました。
「とにかくすぐに赤ちゃんが欲しいのです」
同じ言葉をよく聞くけれど、各々の生活環境もあるので実際は全てを手放して行動に移せる人は少ないです。
しかし、そこには彼女の強い意志を私は感じ取りました。
ズバリ、それは年齢です。
この時点で2020年にママになるチャンスは、残り4回…
結婚を決めた理由
聞けば、Mさんは幼い頃から代々続く家系を守る立場であるという環境であり、その点を常に意識して男性と交際してきたとの事。
故に、一族で一緒に暮らすことを承諾してくれる相手とのご縁を長らく探していたと。
ご主人になる方は結婚を前提に紹介され、全て承知の上ですぐさま、お付き合いを始めたそうです。
今まで交際した方々はこの条件が不一致で、縁が無かったと言っていました。
双方が多忙な為、ご主人とは結婚に至るまでの間、デートも恋人らしい時間も殆どなく、結婚を決意したそうです。
つまり、恋愛期間的なものや感情がないままの進行でもち論、その決心は女性として容易なことでは無かったと思います。
旦那様になる方は究極に優しい方で、その人柄で結婚を決意したとのこと。きっと、Mさん一族の構図の中に納まる感じであったのでしょう。
ご主人はMさんの気持ちを理解してくれたそうです。そして、こう言ったそうです。
『Mさんが幸せを感じて笑顔でいることが、何よりも嬉しいです』
男性は、相手の幸せな顔や笑顔を見ていられる事で自分の男性としての価値を感じると聞きますが、やはりそうなんですね。
ご主人はMさんに一目惚れですね。
しかもこのお相手、そんなことをサラリと言葉にするところはステキです(^_-)-☆
妊活にも理解を示してくれ、早々に自らクリニックで精液検査もしてくれたそうです!
凄い! 世の中には、もしかして?と思っても男性が躊躇して中々、前進しない夫婦がたくさんいますからね。
双方なぜか?敬語での会話らしく、お泊まりも何もない「白」の状態。果たして相性はいかがなものなのか?
超、気になるところです。
大正ロマンではあるまいし。と、最初は思いましたが、案外このような結婚の方が「小さな幸せ」に気が付きやすいのかもしれないと思いました。
幸せは人それぞれ。「常識」とかそんなのいらない。Mさんにとっての本気の幸せ。
それに向かって私達の2020年、残り4回のママになるチャンスをリアルにすべく作戦が始まっていきます。
続くのです。
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