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SIWA マスク開発秘話

山梨県の和紙メーカー大直の一瀬です。私は毎日使える和紙ブランドをテーマにしたブランド「SIWA | 紙和」を運営しています。
本日は新作の和紙マスクについてお話しいたします。

新型コロナウィルスが発生してから世界が一変し、新しいライフスタイルが生まれつつあります。
その1つがマスクの存在です。
日本では比較的風邪の予防や、花粉症対策などで諸外国と比べるとマスクは日常的に使うことがありましたが、それにもまして毎日手放せないアイテムとなりました。
洋服を着るようにマスクも着ける。
腕時計をはめるように、マスクも着ける。
マスクはいつも目に見える場所に忘れない様に置いておく。
そんなアイテムとなりました。

我々のブランドSIWAは、「日常使う和紙製品」をテーマに和紙を身近に使っていただくためのブランドとして2008年からスタートしました。
バッグや小物、帽子やスリッパなど様々なアイテムを開発し、日常にそっと存在するようなアイテムを日々作っています。

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マスクが日常的になった今、我々としてはマスクも作りたいと思いました。
開発を進めてみると、思った以上に難しく開発に3ヶ月以上かかり、やっと製品として販売できるようになりました。

不織布マスクとSIWAマスクの違い
そもそも使い捨てマスクは不織布でできていますので、SIWAの素材であるナオロンは紙なので、近い素材ではあります。
(ナオロンの説明記事については記事最下部にリンクを貼っています。)
不織布とナオロンを比較して圧倒的に違うのは強度です。
不織布はあくまでも使い捨てですが、ナオロンは何度も洗うことができる強度があります。また見た目や手触りも大きく違います。

不織布マスクとSIWAマスクの違い
・不織布は使い捨て、SIWAマスクは何度も洗って使える
・SIWAマスクは手触りやよく、肌あたりがスムース
・SIWAマスクは見た目がすっきりしている

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布マスクとSIWAマスクの違い
一時期不織布マスクが世の中から消え、どこを探しても買えませんでした。
そんな中、布のマスクが販売されはじめ、国からも支給がありました。
布のマスクは洗えますが、洗うことで目が広がりフィルター機能が落ちてしまいます。その点ナオロンは洗うことで目が広がることはありませんので、
安心して何度も洗ってお使いいただけます。
さらに、乾きも早く一般的な布マスクと比べると圧倒的に乾くのが早いです。ちなみに、同時に洗って陰干しにて乾き時間を比べてみたところ、
SIWAマスクは50分、ガーゼマスクは4時間で乾きました。
SIWAマスクの素材であるナオロンはエタノール耐性がありますのでエタノール消毒なども可能です。

布マスクとSIWAマスクとの違い
・布マスクは洗うと目が広がる、SIWAマスクは洗っても目が広がらない
・SIWAマスクは乾きが早い
・SIWAマスクは比較的、呼吸が楽

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マスクの形の難しさ
素材としては十分マスクに向いているナオロンですが、マスクという顔に添わせて着用するという用途には少し難題がありました。
ナオロンは生地自体が伸びないため、なかなか顔にぴったりと合う形にするのが非常に難しいことがわかりました。

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数ヶ月かけて様々な形を研究。顔の形が人それぞれ本当に様々なんだと改めて実感しつつ、なんども試作を繰り返しました。プリーツタイプも何度も試作しましたが、素材の機密性が高いためプリーツにして重ねが多くなると呼吸が苦しく断念。たどり着いたのが、立体型のマスクでした。
立体マスク型にすることで、口の前に空間ができ呼吸も楽にできます。
サイズの課題としてはアウトラインのカットは何度も試作をして、様々な人で試した結果比較的番人の人にフィットしやすい形状ができました。
MとLとサイズは2種類ありますが、さらに細かいサイズに対応するため、紙ならではのカットできるという点を活かして、自由に顔の大きさ等に合わせて上下をカットできる仕様にしました。
パッケージ内にある台紙に印刷してあるサイズ変更用のガイドをマスクに当ててカットいただくことで、サイズ調整が可能です。
そうすることでかなりの人の顔にフィットするものになりました。
ゴムの長さはゴムを結んで調整してください。

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ファッションアイテムとしてのマスク
毎日の着用が欠かせなくなったマスク。洋服に合わせてマスクもコーディネートしていきたいですよね。
SIWAのマスクはの色展開は5色。
白に加え、ブラウン、ブラック、グレー、ダークピンクを揃えました。
すっきりとしたデザインなので、スマートにつけていただけます。

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SIWAブランドの製品ラインナップとしてマスクも他のアイテム同様に、継続的に開発を進めていきます。
現在、開発しているのは、マスクスプレー。
夏に向けてインナーにスプレーすることで涼しさや、抗菌、香りを楽しめる
オリジナルのスプレーを開発中です。
また今後、マスクの新色も増やしていく予定でいます。

日常で使うマスク。あなたのスタイルに合わせてSIWAマスクは
いかがでしょうか?

SIWAマスクの販売ページはこちら

ナオロンについてはこちらの記事をご覧ください。
マスクケースの開発秘話はこちら。



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千年続く和紙の産地、山梨県市川三郷町にある和紙メーカー大直と工業デザイナー深澤直人さんと一緒に作った毎日使える和紙製品ブランドSIWAの公式noteページです。 https://siwa.jp https://www.instagram.com/siwacollection/

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製品開発の現場でのリアルなストーリーを記事にしています。

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