「設計」
社史づくりのキーワード01
本の設計といえば、ハード的な意味合いでのサイズとページ数が一番わかりやすい。もちろん誌面デザインも、細かく見ていけばしっかりとした設計が必要でもある。いやいや、コンテンツ自体も、どんな文章、写真で設計するか…などなど決めていくことが多くて、気が遠くなる
まっさらな状態から何を残していくか、
どう残していくかを決めていくのが本づくりの設計
・判型、ページ数、製本仕様、用紙、部数、分解点数
(=印刷・製本設計)
・組方向、段組み、本文、キャプション、柱、ノンブル、インデックス
(=誌面デザイン設計)
・構成、文章記述形式、文字数、写真点数、イラスト点数、図表点数
(=構成要素設計)
・取材件数、原稿作成文字数、リライト文字数、撮影カット数、イラスト作成数、表組作成数(=素材設計)
・掲載基準、本文文体、表記・校閲基準
(=凡例で掲載するような内容の詳細版)
・工程設計、進行管理
(=制作プロジェクト設計)
・プロジェクト管理
(=予算設計)
さてさて、これらの設計をどこまで積み上げて「決めて」いくのか、どの順番で考えていけばいいのか、どんな内容が適切なのか…とまぁ、小面倒なことを少しずつ作っていくのが、社史づくりの編集作業にはなりますね。