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我が子のお受験記:秋の合格判定テストで20%以下からの合格(偏差値54 実話)

プロローグ:有名な塾ってどんなところ???

2009年年末に、うちの近くに奇抜なCMで有名な個人塾が出来ました。
塾に頼らずに受験しようと思っていましたが、無料体験学習につられて  申し込みをしました。
クラスでは5指に入る成績でしたので、冷やかし程度に行かせてみることにしました。

面談をしてみると、『「算数」はやはり塾に通ったほうが良いですよ。』 との話になり
今なら登録料無料で、2ヶ月月謝いただきませんとのことでした。
「んー、では試しに通わせてみようかな?」
そうして、私たち親子は受験戦争という紛争地帯に足を踏み入れてしまったのです。


初期 その1:「算数」がんばろう!!

ひとりの先生が2-3人の生徒を受け持つシステムで、問題を与えて生徒に 解答させ、20分位したら○付けをして、解答につまったりした問題を説明したりする訳ですよ。(1コマ90分)

「四則計算」や「単位変換」はできるので、本人も
「カンタンだよ!! 説明も丁寧でわかりやすいよ。」
とのことで気に入った様子。

「じゃあ塾に通ってみる?」この判断が間違っていた事に、家族の誰も  気づきませんでした。。。
その時は「算数は塾に任せて、ほかの教科はウチでやればいいよね。」  と考えていたのです。


初期 その2:「算数」以外もやらないとね。。。

1-2月は「算数(週2、無料)」だけの授業でしたが、        3月からは「理科と算数」になりました。

『理科は、範囲が広いので覚えることが沢山あります。学校の授業以外からも出題しますので、今から受講されたほうがいいですよ。』
『では「週に算数2、理科1」の割合でやりましょう。』

「んー、過去問 + 問題集でイケそうだけれどまあ、様子見で。。。」
ということで、「算数と理科のテキスト」をMK塾から購入することに  なりました。
「なんか、ヤバそうな感じがする。。。」 と思いましたがテキストを見てそれは確信に変わりました。
テキストの例題に「開成とか桜蔭とかの問題が載ってルー???」
確認のため電話してみました。

「うちの子が受験するのは偏差値50くらいの学校なのですが?     間違いですか???」
『私学を受験される生徒さんは皆、このテキストでやりますよー』
『解説はしっかりやりますからお任せください』とのこと、

実際にやってみると「特殊算」や「化学実験」については学校で習わない ので良い感じがしました。この「良い感じ」が危うさをはらんで居る   なんて。。。

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