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なんとかなる病

引きこもりから脱出して2年が経過しました。
発達障害と診断されたときよりも重症だったと問題意識を持つことのできたなんとかなる病について記事にしたいと思います。

なんとかなるわけがない

なんとかなると思っていたら人は変化することをやめるんだなと思いました。どんな精神疾患より重症だと教えてくれた人がいて私は感謝をしています。その人は日本人ではなくフィリピンで英語を教えてくれた先生です。

なんとかなるは無神経

なんとかなるは環境に依存している状態なのではないかと思います。そのため『なんとかならない環境』の中で生きている人からすれば無神経すぎる言葉でしかありません。
選択肢のない環境で生きていないといけない人からすれば環境を変えるためになんとかしなければならないからです。

なんとかするは変化すること

変化することは怖いことでもあります。
既にあるものにぶら下がりながら生きていられるのであれば死んでいると言い換えてもいいのではないかなと思います。変化のない世界では同じことを繰り返しているだけなので常にリスクがありました。リスクは予測に対してのずれのようなもので世界の範囲が狭くなることでもあると思います。

変化するためにとった行動

引きこもり生活をしていたとき自分が受け入れられる容量をそこに費やしていました。なにか新しいことをするには既にあるものを削除していかなければなりません。

そこで部屋にあるものをバスルームに集めて燃やすことにしたのです。本や衣類などもすべて燃やしてみると煙で前が見えなくなり警報器が作動して大変でした。

これはまずいなと思ったので分別を無視して、目の前にあるものを全てゴミ袋にまとめて捨てることにしました。粗大ゴミは持っていってくれないのでドアの前に返されました。そのため保健所の前に捨てに行くことにしました。

部屋からものが消えて

少しだけ自分の中にある容量が空いたのかなと思えたので分別を無視してゴミを捨てる作業を繰り返しました。それでもまだ足りないと感じられたので『日本語』も捨てようと思うようになり日本語で表記されたものを耳にしないように気をつけたり視界に入れないように注意しながら生活しました。すごく楽になりました。

仕事を始めた

英語学習を進めながら仕事を始めました。
私には他人の視線は恐怖でしかなかったのですが『Fuck』を伝えられるようになり恐怖がなくなりました。怖いものがなくなったので自由すぎてクビになることはあるけれど、なんとか仕事ができています。

今日はなんとかなるについて記録しました。
少し眠たくなったので寝ます。

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