しくじり先生のタイムマシーン3号の「客ウケするのになぜか売れない」話が考えさせられる。

タイムマシーン3号というお笑い芸人が「しくじり先生」というしくじった経験を話す番組に出ていて、それを見た感想と考えさせられたことを書きます。

タイムマシーン3号さんは、山本浩司さんと関太さんのコンビで、テンポの良い漫才が売りのお笑い芸人さんです。
モノマネも面白く、しゃべりも上手いので、凄く面白い芸人さんなのですが、中々爆発的に売れることができなかったと番組では話しています。

彼らは、2000年代、若い人の間で人気だった爆笑オンエアバトルで、歴代でも最高の成績を残していました。

自分も兄が当時面白い芸人として、タイムマシーン3号を挙げていたのを覚えています。

そんな彼らが、なぜ客ウケが凄いのに売れないのか...?

その原因をタイムマシーン3号さんは「客に媚びすぎていた」と語っていました。

媚びていたといっても、ただお客さんが笑うお笑いを徹底してやっていただけで、それ自体は間違っていないと思います。

しかし、そこに自分の中のこだわりがなく、客に合わせたお笑いをやりすぎてしまったため、次第に飽きられてきた時に、次が無くなっていってしまったといっていました。

これ、めちゃくちゃ確かになあと思って。

人間関係とも似てる所あると思うんですよね。


最初、相手に合わせ過ぎていくと、初対面とかはいいんですけど、時間経つ毎に話すこと無くなっていくんですよね。
本来の自分とのギャップできつくなっていって、距離が縮まらず疎遠になっちゃうみたいなことって、学生の頃とかよくあったので、あまり良くないなあと。

それよりも、あまりに尖り過ぎてもあれですけど、最初っから自分を少し出しておいて、合う人、合わない人を判断して、合う人とだけ話していく方が絶対にいいんですよね。

この方がお互いにギャップが少なく済むし、自分も相手も疲れずに済むんですよ。


自分が話したいって思う好きなタイプって、ちょっと人を寄せ付けないタイプの人何ですけど、そういう人って寄せ付けないように見えて、本当に仲良い人がちゃんといる人なんですよね。

最初はそんな友達多くないけど、時間経てばたつほど面白くなっていくタイプなんで、自分と真反対な分、憧れる部分があるし、ちょっとズルイ笑と思う所もあるんですけどね。

そういうあえて相手に合わさず、自分を出すことが、お互いに本音で話せるコツなのかもしれません。


今、芸能界でも活躍してる人って長年日の目を見なかったけど、自分の面白いということをやり続けて、自分自身もそうですが、時代がフィットしていった人が多いですよね。 
野性爆弾 川島さん、 千鳥さんとか。
自分はジャルジャルにハマっているんですが、ジャルジャルも時代が追いついた感があります。

今はyoutubeなどもあり、大衆にウケなかったけど、コアなファンには凄くハマっていた人が活躍できる場面が多くなっています。(江頭さんもそうですね。)



ただ、大衆向けの人が次はコアなファン向けにネタを変えることが良いわけでは、また無いと思います。

また、この流れもトレンドが代わり、コア向けの笑いが多くを占めるようになっていけば、次は逆に大衆向けのお笑いが求められるようになっていくと思います。

時代時代でゆりかごのようになっていくものだと思います。

なので、自分の武器は何なのか? それを理解した上で、続けることが重要だと思います。


自分は元々、博愛主義的な所と知的好奇心が豊富な面があり、色々な人と話したがりです。
上の例でいけば、本来であれば、人に話しかけるより、人に興味を持ってもらえるように動く方が、自分も楽だし得なことも多いのです。
自分の性格とかからそれができないので、やっぱりそういう人は憧れる部分があるし、羨ましいなと思う部分があります。

でも、自分の武器は逆にそこの部分にあると思うしか無いので、その上で、どう動いていって、かつ本音で話せるようにできるか?みたいな部分を突き詰めて、自分も納得し、相手も楽しんでくれるようなコミュニケーションはどうすればできるかなみたいなことをゲーム感覚でやろうと諦めました笑

こういうのは、考えないでも無意識にできる人もいるだろうし、考え過ぎって思う人もいると思うんですが、考えるのはやめられないので、楽しんで最強の方法を編み出せたらなあと思ってます。


番組を見て、感じたことを書いてみました。
タイムマシーン3号さん、応援してます!



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