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R6S概論 導入 ~シージを理解する~

こんにちは。
今回の投稿から本格的に、レインボーシックスシージというゲームをどうやって上達するかについて述べていこうと思います。
ではさっそく、本日紹介する最強ムーブは・・・ということではなく、
今回の目標は「シージを理解する」です。

理解といっても仰々しい話やテクニカルなデータについての内容ではありません。
ただ、個人的にこれだけは押さえておくべきというポイントをいくつか
紹介しようと思います。
※⬇⬇⬇前回の記事をまだ見てない方は是非!⬇⬇⬇

・「シージ」、説明できる?

突然ですが、FPSを知っているけれどもR6Sを知らない友達がいたとして、その子にシージはどういうゲームかを説明できますか?

「シージは5on5ノーリスポーンのゲームで、爆弾・エリア確保・人質の3モードからなるオブジェクトを攻守に分かれて目標とするタクティカル一人称シューターなんだよ!」
・・・なるほど、ファミ通かどこかに書いてありそうですね。

「CoDやBFみたいにミニマップはないんだけど、代わりに攻撃側はドローン、防衛側はカメラや固有ガジェットを使って索敵しながら撃ち合うよ!」
・・・なるほど、ざっくりしてますね。

どれも間違いではありません。しかし、これを聞いたその友達はこんなことを思うのではないでしょうか。
「この人、シージのことちゃんとわかってるのかな??」

私がここで何が述べたいのかを申し上げます。それは

シージを他人に説明した内容 = 自分のシージに対する理解度

だということです。自分でこのゲームをどうやって説明するか、その内容によって相対的に自らの理解度を計ることができるというわけです。
暇だったら自分でどうやって説明するか、考えてみてください。

・シージの本質とは

では、レインボーシックスシージとは一体なんなのでしょうか。
一流プレイヤーの方々がしばしば、将棋やチェスのようなものと例えています。これは非常に分かりやすい例えです。
将棋やチェスは2次元的な動きしか出来ません。なぜそのようなものと同じように例えられるのでしょうか?

ところで皆さん、Rainbow Six Siegeのsiegeの意味、知っていますか?
知らない人はせっかくの機会ですから、調べてみましょう。

siege・・・包囲攻撃、包囲作戦 という意味でした。

そうです。シージは包囲戦なんです。
シージの基本であり本質は、敵を包囲しながら有利な状況を作り出し、目標エリアの制圧や目標オブジェクトの確保を行うことです。
そしてこの過程で発生するプロセスが、索敵や敵のガジェットの破壊、射線・マップの再構築、撃ち合い、キルなのです。
これはもちろん、攻撃側にも防衛側にも共通しているものです。

シージは包囲戦であることを前提としたとき、「将棋やチェス」という例え方が腑に落ちてくるのではないでしょうか。

・駒の動き = オペレーターが持つ行動範囲や射線
・王、キング = 攻撃・防衛目標
・盤面 = オペレーターの数、所有(残存)リソース

といった具合です。将棋やチェスにはもちろん定石があり、ある駒があるマスを取ると強い(有利)という状態を作り出すことができます。
これはシージにおいて、目標ポイントへのアクセス性を高めるために特定の拠点を確保することと似ています。(例:国境武器庫攻め時のセキュリティルーム制圧、銀行地下攻め時のサーバールーム制圧など)
ゆえにシージでは、目標ポイント以外の特定の拠点で激しい戦闘が起きます。攻撃側としてはそこを制圧できれば戦況が有利に傾くし、防衛側としてはそこを守り切るor時間とリソースを消費させることが出来れば防衛成功の可能性は大きく高まるわけです。
まさに地の利の奪い合いです。これがシージの醍醐味でもあります。

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・まとめ

今回は「シージを理解する」というお題目に沿って、ゲームへの理解を深めるポイントを紹介しました。

・シージは包囲戦である
敵への包囲網を敷き、特定拠点の確保などで有利を生み出し、目標エリアの制圧や目標オブジェクトの確保を行うことがシージの本質や醍醐味である

相手より多く有利を積み重ねる、または相手に多く不利を背負わせることで初めて戦略的な、「シージらしい戦い方」ができます。
次回以降はこの「シージらしい戦い方」を要素ごとにかみ砕いていこうと思います。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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