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子どもが癇癪を起こしたときに気にすべきたった1つのこと

こんにちは!いつも家事に育児、お仕事などお疲れ様です。


今日は子どもの癇癪について書いてみようと思います。


今日の我が家は、家族みんな何もない一日だったので、家でゲームしつつ、ランチは外食しようと思っていました。
昨晩気になるお店を見つけたので、そこに行こうと夫婦でワクワクしていました。
が!着替えて「さぁ出かけよう!」となった瞬間、娘が大癇癪!!
「行きたくなーーーーい!!!!!」と金切り声で叫びまくり、なにを言っても聞いてくれません。近年稀に見るレベルの強さでした。

なんとか娘を説得しようと色々試してみたのですが、全然聞いてくれず。
夫もイライラして「じゃあひとりでお留守番してる?」と言う始末。実際にはできないのに。


子どもか癇癪を起こした際に、私が意識しているひとつのことがあります。



それは…


疲れていないか?




ということ。


娘はおととい午後に夫とプールに行きました。
そして昨日は、私のお出かけ欲が爆発し、一日ドライブ&ちょっとしたテーマパークに付き合ってもらいました。
どちらも娘は大はしゃぎで、とても楽しんでいました。
充足感ある2日間だったと思います。

しかし、楽しかった反面とても疲れたのでしょう。
今日は一日ひきこもりモード。
そう、娘ってこういうところがあります。ある日突然電池が切れて、ひとりで静かに過ごしたくなるときが。
おそらく、今日もそんな日だったのでしょう。
そして、その疲れは大抵子ども自身は無自覚です。ここがとっても重要なポイント。

ランチに行きたいと思っていたお店は車で30分くらいかかる場所でした。
「30分間、車で動画見たりゲームしていればいいじゃん!」
「娘ちゃんは乗ってるだけなんだから疲れないじゃん」
「昨日のドライブよりもよっぽど短いよ」
等と、色々説得してみましたが、どれも聞き入れてもらえず。

真夏の暑さもありますし、娘の体には結構堪えたんだろうなと思います。



落ち着いたときに話そう

楽しみにしていたランチ。
私は夜まで気持ちを引きずりました。
いや、これを書きながらようやく消化できていると言っても過言ではありません。
「記事のネタができた」という収穫はありましたが、今日の大癇癪にはやはりかなり凹みました。
「育て方を間違えただろうか…」なんて考えも一瞬よぎりました。

どうにもモヤモヤが晴れない。
今日のことのせいで正直、娘のことをかわいく思えませんでした。
だから、夜寝るときに、今の気持ちを娘に伝えてみることにしました。

「今日ランチに行けなくて今もとっても凹んでいる」
「お母さんは昨晩からとっても楽しみにしていた」
「お父さんがお休みで何も予定がない日は今日くらい。だから今日行きたかった」
「疲れているならわかるけど、ただの気分なら大声で暴れて抗議するのはやめてほしい(疲れの自覚の促し)」
「娘ちゃんが食べられるものも多いお店だからここを選んだ」

伝えてるうちに涙が出てきてしまって、それに呼応するように、娘も「ごめんね」と涙を流して言ってくれました。
そして、「また今度行こうね」と言ってくれました。

これもすんなりいったわけではありません。
話があっちこっちに飛んだりしました。
けど、私が今日とても悲しかったことは伝わったと思います。
そして、娘がとにかく今日は行きたくなかったんだということも伝わりました。
今書いてみて、自分で読んでみて、ようやく「そりゃ疲れるわな」と客観視することができました。娘の疲れ具合を考慮してなかったことを反省しています。



折れても「負け」ではない

癇癪の最中に話し合いは無理です。
なので、説得と並行して、娘の様子を観察、分析することを努めました。

癇癪に対して譲歩すると負けた気分になります。
「子どものわがままを通してしまった」
「暴れれば言うことを聞くと学習してしまう」
そんな風に親なら思ってしまいますよね。

でもけっして「負け」なんかではなくて。

癇癪というのはひとつの「サイン」だと思います。
必ず理由がある。
だからこそ、観察と分析が大切です。
子どもによっては、癇癪の翌日に熱が出たりする場合もありますよね。

親としては悔しかったり、イライラしたり、気分が良くないものです。
しかしそこをぐっと堪えて「わがまま」ではない違う視点を持つことが大切だと考えています。



今日行けなかったランチ、また今度行けるといいなぁと思います。
今日のこの癇癪への対応が、娘にとって良い糧になっているといいなと思います。

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